今年の歩き初め第2弾は、以前、ぷにょさんのブログ”まちかど逍遙”で「おとなりどうしの円形校舎」として紹介されていた八尾市の2つの円形校舎(曙川中学校と南山本小学校)です。ぷにょさん、色々参考にさせて頂き、ありがとうございました。
河内山本駅界隈は昨年(? 一昨年?)駅の北側を歩きましたが、その際はこちらの方まで足を伸ばす時間がありませんでした。今回もあまり時間がなかったため、2つの円形校舎だけを目標にして、ぷにょさんとは逆に高安駅から山本駅に向けて歩くことにしました。
曙川中学校の円形校舎です。1958年に建てられたそうです。私と同世代ですね。4階建てでなかなか立派です。2階部からは廊下で他の校舎とつながっています。
この日は学校は休みでしたが、サッカー部などがクラブ活動をしていて門が開いていたので、ちょこっとだけ敷地内に入って校舎の写真を撮らせて頂きました。練習を終えて帰るサッカー部の生徒さんが元気な声で「(こんに)ちはー!」と挨拶してくれました。
現在はコンピュータ室や生徒会室などに使われているようでしたが、美しく素晴らしいですね。
円形校舎の出入り口はシャッターが閉まっていましたが、そのすき間から階段を見ることができました。螺旋階段のようですね。以前、清風学園の円形校舎でも見たことがあり、なかなか優美です。内も外も造形美・構造美と言えます。
この日は風が強くとても寒かったのですが、曙川中学校の立派な円形校舎を見て嬉しくなり、次にお隣の南山本小学校に向かいました。
こちらは2階建てで、形も円形より多角形校舎に近いと言えます。
門扉も優美で、透かし彫りの桜が美しい影を映しだしていました。
南側はフェンスとネットでうまく写真を撮ることができませんが、何とか斜め方向からパチリ。明るい光を浴びて伸びやかに輝いていました。
2つの円形校舎を見て満足して山本駅に向かうと、途中に大きな給水塔らしき構造物が見えてきました。古い団地などでよく見かけますが、かなりの大きさ/高さで迫力があります。
公団山本団地の給水塔のようです。
この団地のことは全くマークしていなかったのですが、帰宅後にネットで調べてみると公団初期の昭和31年頃に建てられたようで、かなり古い部類に入ると思われます。
見上げるとこの迫力です。
この日の探訪も実質約1時間と駆け足でした。ですが、収穫は大です。
ただ、山本団地についてはサーッと通り抜けて眺めただけなので、要再訪ですね。