疋田 学 ピアノ調律師です。

ピアノの調律 修理 消音装置取付 販売 など 自分の仕事について

センターピンのトルク

2024-04-17 00:03:48 | 日記

 ようこそ いらっしゃいました

センターピンを 交換する場合が あります

国産のピアノですと 教えられた通りに 

入れ替えれば 完了です

ところが その常識が 通用しないピアノが ありました

そのピアノは 少し トルクを 緩めにしませんと

アクションが 可動してくれません

今までの 設置場所の 問題かもしれません

湿度が 高い訳で無く 過去は 少し 高湿度だったようです

これまでに 数本直してきましたが

始めは いつもの トルクでなおしましたので 

アクションの 動きが 渋滞しました

緩くても センターピンは 抜ける事が ありません

他のピアノでも 体験したことがあります

そういえば 有名調律師の 本に 

そのような 記事が 掲載されていたのを 思い出しました

正常に 可動している アクション部分を

取り外して 観察したことが あるのです

極端に 使われない 箇所で 外しましたので

工場出荷時の 現状であると 推測されます

考え方を 決めつけますと 受け入れられません

昔 先輩に センターピンの修理方法を 注意された事があります

いろいろ 確かめたかった時期の話です

センターピンの トルクを どこまで 強くできるか?

あとは 逆で 弱くできるか? 

やって そのままに してしまったのです

それでは タッチが 均一に なりません

今なら そんな事は 常識と 考えたでしょう

今回は 全体に 緩いのです

ピアノの個性の 一つですね!

 ピアノは 調律と各種調整・点検が 必要です

  部品の消耗・摩耗・劣化・破損等で 修理が行われます

 📱 090-8779-3496

 ピアノが 楽しく弾けますように!

ピアノ調律師 疋田 学(ひきだ まなぶ)♩」

 

 

 

 

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