あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

謹賀新年

2019-01-02 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
読者の皆様、毒にも薬にもならないこのブログ、いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
気が付けば、12月があっという間に去ってしまい、年が明けてしまいました。
ブログに書くネタは数あれど、更新もしないまま、はや1か月。
最後の話は飲んだくれて酒の講習を受けた話か。
時が経つのって速いんだなぁ、などと遠い目をしてつぶやくのです。
まるで爺さんみたいだね、こりゃこりゃと。

近況報告ですが、最近ギターを買いまして、好いギターを買っちゃった。
前々から好い音のギターが欲しかったんですよ。
今まで使っていたのは20年ぐらい前に買った安物のギターで。
こいつも悪くはないのですが、もっとちゃんとした楽器としてのギターが欲しかった。
そんでもって楽器屋に通い詰めて、試し弾きをしまくって。
フェンダーの700ドルぐらいのギターがなかなかいいな、これにしようかな、なんて思っていたのよ。
だけどその脇にあったもっと高い、1000ドルを超えるギターを弾いてみたら、これが音がいい。
今までいいなと思っていた700ドルのギターの音が安っぽく聞こえてしまう。
100ドルのギターは100ドルの音がして1000ドルのギターは1000ドルの音がする。
誰かが言っていたけど、こういうことかって思ったね。
ついでにその横にあったマーティンの3000ドルのギターをポロンと鳴らしたら、これまたすごい。
危ねえ危ねえ、こんなの聴いたら欲しくなっちゃう、とあわてて戻したりして。
そうやって、知ってる楽器屋にあちこち行って、結局はクィーンズタウンの馴染みの楽器屋のギターを買ってしまったわけである。
色々なギターを試したり、ネットで調べて、木の材質で音が変わるということを知った。
新しいギター(名前はまだ無い)はブラジリアンローズウッドという素材。
法律が変わったとかなんとかで、今後この木の物は輸入できないらしい。
まあ、とにもかくにもそのギターに惚れ込んでしまったわけだ。
安い買い物じゃないから、買う前にちゃんと奥さんの了解を得ましたよ。
できた女房でね、二つ返事でOKを出してくれました。
女房と漬物は古い方が良いっていうけどホントだよ、ありがたやありがたや。
ギターを買って、家に戻って弾いたら、やっぱりいい。
もう音だけでいっちゃうぐらい。
ポロンポロンと鳴らして良し、ジャーンとコードで鳴らして良し、もう大満足の一品なのだよ。
さあこれから弾くぞ~、という時にやっちまった。

クリスマスの日に家に友達を呼んでパーチーパーチー。
飲むぞ食うぞ歌うぞ、というその時、指先をざっくり切ってしまった。
左手の親指の先端、5ミリぐらいだが削ぎ落してしまったのである。
もう、バカバカバカバカ 俺のバカ!!
痛いし、気分はブルーになるし、酒も飲めないし、ギターも満足に弾けない。
トホホのクリスマスを送ったのだ。
幸い仕事に支障はなく、今はもう痛みもなくなったのだが、ガーゼでくるんだ状態なので水仕事がままならない。
たかが5ミリぐらい体の一部が欠けたぐらいで、いろいろと支障が出るもんだと思ったよ。

そんなこんなでバタバタの年末で大晦日も元日も仕事をし、今日はお休み、そしてまた明日からツアーが始まる。
人が遊ぶときに働くのがサービス業なので特にどうということもなし。
今年はどんな年になるのかなあ、などとぼんやり考えるニュージーランドの正月なのです。

コメント
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