あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

イースターホリデー

2016-03-28 | 日記
実に久しぶりの更新である。
ブログの更新もままならぬぐらいに忙しかったのである。
夏の間はクィーンズタウンがベースで月に二回か三回ぐらいクライストチャーチに帰る。
クライストチャーチで終わる仕事、もしくは始まる仕事の時に2,3日休みをもらい、家族と過ごし庭の面倒を見る。
今年はクライストチャーチで終わっても、仕事の都合で次の日にとんぼ返りでクィーンズタウンへ戻らなくてはならないという事が続いた。
唯一の例外だったのがクリスマスホリデーだ。
クリスマス明けに終わる仕事があり、ボスが気を利かせて休みをくれて、十年ぶりぐらいにゆっくりと家でクリスマスを過ごした。
と言っても、にんにくの収穫やら畑の手入れなどで別の忙しさだったのだが。
その後も連休はほとんどなく、夏の間を駆け抜けた。
ついこの間、年が明けたと思ったのだが、一月は行き二月は逃げ、気がついてみたら三月ももうすぐ去ろうとしている。
ふう、なんで時間の経つのはこんなに早いんだろう。
年を取るのに比例して時間が経つのも早くなるという話を聞いたことがある。
子供の頃には時間はゆっくり流れているのだが、大人になるに連れどんどん早くなり、そのうちに毎日が飛ぶように過ぎていく。
自分自身を見ていても確かにそうだな。
これで爺になったらどうなるのだろう。
恐ろしくもなるが楽しみでもある



そんな忙しい夏も終わりかけに一段落。
仕事もパラパラになってきたのでスケジュールを調整してイースターに連休を取り、クライストチャーチの家に戻ってきた。
イースターホリデーというのはクリスマスホリデーに次いでの大型連休。
日本で言えばゴールデンウィークみたいなものだ。
行楽地はどこも人があふれ、山小屋は満杯。
町でもレストランなんぞは普段より割り増し料金となる。
連休の前日に仕事を終えて、その足でクライストチャーチに戻ってきたのだが、これがすごかった。
都会から行楽地へ向かう車は数珠繋ぎであり、規模の大小はあれど人々が同じ時期に移動するということでは日本のゴールデンウィークの混雑と同じである。
仕事を終えて町から出るキャンパーバンやボートを牽引した車の列は延々と続く。
幸いなことに僕は車の列とは反対方向なのだが、あの列の中にいたらストレスを感じるだろうなあ。
無理な追い越しをする車を見て、対向車のイライラが伝わってくる。
考えてみればこのタイミングで町に戻るのは初めてであり、観光地に居たら感じないニュージーランドの一面を見た。



家に帰り、連休初日の日は友達のマサトの新居を訪ねた。
以前住んでいた家を売り、新しく買った家は庭も広く、果物の木が多い。
畑も順調、ニワトリも2羽飼っている。
その途中でボスから連絡が入った。
仕事がキャンセルになったので長く休みを取ってもいいぞと。
最初の予定では休みは3日でクィーンズタウンに帰りそのまま仕事に戻るというものだったのだが、その後がそれほど忙しくないので1週間の休みになった。
僕の気分は一気にホリデーモードになった。
三連休でも家でやらなければならないことはたくさんあり、友達の家を訪れても落ち着かないが1週間も時間があれば話は別だ。
昼間からビールを飲むし、普段会えない友との話も弾む。
こうやって落ち着いてブログを書く時間もできるというものだ。
4月に入れば、またツアーの仕事などが詰まっていて忙しくなりそうなので、その前のほっと一息。
天気が良かったら娘と近くの浜まで犬の散歩。
遠浅の浜辺は歩いていて気持ちよく、犬も思いっきり泳いで幸せそうだ。
たまりに溜まっていた庭仕事もはかどる。
雑草を抜き畑を耕し、秋撒き大根の種をまく。
マサトが見学をしたいと言うので、卵を産まなくなっていたニワトリも絞めた。
やることはたくさんあれど、嫌々やっていたらだめだろう。
自分の心の中が原動力になり、そして行動。
あーだこーだ言っても結局は行動。
行動あるのみ。
僕の夏休みはまだ続く。









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