さて、一連の総選挙・大阪13選挙区(東大阪)情勢分析の検証となります。
大阪13区の投票率は、全国平均59.32%を下回り、55.51%(小選挙区)で、当初第一次の予測値50-55%、第二次の予測値55%~60%と、第一次の上限値、第二次の下限値となりました。有効投票総数は、213,280人(小選挙区)となりました。
西野弘一氏 維新 109,756票 (51.5%) 当
神谷宗幣氏 自民 58,465票 (27.4%) 落 惜敗率53.26%
寺山初代氏 共産 25,538票 (12.0%) 落
樋口俊一氏 民主 16,389票 (7.7%) 落
皿田幸市氏 無所属 3,131票 (1.5%) 落
第一次予想・公示前・11/24
投票率50-55%ほどとして、
日本維新の会 西野弘一氏 8万5千~9万5千票
自民党 神谷宗幣氏 3~3万5千票
民主党 樋口俊一氏 3~3万5千票
共産党 寺山初代氏 3万5千票
一応、他で候補があったとして 5千~1万票
第二次予想・公示後・12/6
総選挙・大阪13選挙区(東大阪)
投票率55%~60% 有権者数40万
投票者数22万~24万人 比は重複
皿田幸市氏(無) 3千~5千
樋口俊一氏(民)比 3万~3万5千
寺山初代氏(共) 3万5千
西野弘一氏(維)比 8万5千~9万5千
神谷宗幣氏(自)比 5万5千~7万
補足追記
12/10 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52110876.html
12/14 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52111267.html
結果を受けての総評としては、父・西野陽氏の地盤を一応引き継いだ形となり、橋下人気の下、大阪で政党支持率がある程度高くある日本維新の会からの立候補となった西野弘一氏優勢は当初より変わらずであり、他候補は非常に厳しい戦いとなるのは当然のことであった。注目は、西野陽氏引退後、選挙直前に落下傘として自民党公認を受けた神谷宗幣氏がどれだけ不利な状況を挽回して得票できるかであったが、やはり劣勢を跳ね返すことができなかった。
NHK出口調査・大阪13区・政党支持別
http://t.co/Sq25Xokh
当方の読みと大きく異なった点は、支持なし層(無党派層)の投票動向で、50%が西野氏へと投票し、神谷氏は25%と西野氏の半分しか取れずであり、全国に吹き荒れた自民党候補有利への風は、ここではあまり大きくはならず、維新の風が依然として有利であったことと、候補者の圧倒的な知名度の差、選挙組織体制の差も大きく影響したものと思われます。
結局、公明党・学会票については、半自主投票気味になったようですが、それよりも協力関係を結ぶ維新と自民双方に配慮した結果の現れではないかと思われるように、見事に西野氏と神谷氏で二分されているのが分かります。
自民党支部の混乱・分裂著しい状況を反映するように自民党支持層の40%を西野氏が取ったのは神谷氏にとって大きな痛手となり、大差がついた最大の要因になったと言えるのではないかと思われます。
また、民主党支持層の30%を西野氏が取ったのも、西野氏の票が大きく伸びた要因であると言えます。これは民主党への猛烈な逆風と、落下傘候補者である樋口俊一氏の知名度の無さも響いた結果ではないかと思われます。前回府議選・平成23年4月における大阪13区の民主党候補の得票が、11,477票しか取れずに落選したことを鑑みれば、それから5千票程度しか増えておらず、逆風の中で全く戦いにならなかったのと、民主党支部が停滞・低迷したままで、市議・府議も壊滅的な状態であり、組織選挙の体を成さなかった結果であると考えることもできます。
あと、日本共産党は吉井英勝氏の引退に伴って今回は新人候補として寺山初代氏を立てたものの、前回府議選・平成23年4月における大阪13区の日本共産党候補の得票21,410票からあまり得票が伸びない結果となり、知名度も不足気味の中で、それほど支持を広げることができなかったと言えるでしょう。(以上)
・・
2012.12.16 21:30
総選挙・大阪13区、自民党の神谷宗幣氏は小選挙区落選…
NHK出口調査・大阪13区・候補者別
http://t.co/VqUfZwM8
無党派層に支持広がらずで、自民党票もまとめきれず…どうやら公明党は自主投票だったようですね。
NHK出口調査・大阪13区・政党支持別
http://t.co/Sq25Xokh
選挙前の拙生の「総選挙・大阪13選挙区(東大阪)情勢分析・予測」についてはまた精査検証したいと存じております
・・2012.12.16 13:30投稿内容・・
午前中に投票へと行ってきました。熟慮を重ねた末、やはり白票は避けることとし、消去法的選択ながら、小選挙区は、「神谷宗幣」氏に、比例区も消去法的選択ながら、「みんなの党」に投票しました。
まだの方は、必ず投票へ行きましょう。
投票率、やはり低いですね・・大阪13区・東大阪は55%~58%程度となりそうで、潜在票・浮動票は予想以上に動かなさそうであります・・
・・
皆さん投票には必ず行きましょう。自民圧勝の流れは変わってはいませんが、これから日本は対米従属に右傾化と借金1000兆円超えによる弊害も併せて亡国への道をいよいよ歩むことになるであろうと誠に危惧します。もはや何をか言わんやであります・・
総選挙・大阪13選挙区(東大阪)情勢分析(最終・補足)
http://hide-1.jugem.jp/?eid=514
総選挙・大阪13選挙区(東大阪)情勢分析(最終)
http://hide-1.jugem.jp/?eid=513
【総選挙関連の一連の拙考察のまとめ】
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/a806909216857d8daee05840bb112405
大阪13区の投票率は、全国平均59.32%を下回り、55.51%(小選挙区)で、当初第一次の予測値50-55%、第二次の予測値55%~60%と、第一次の上限値、第二次の下限値となりました。有効投票総数は、213,280人(小選挙区)となりました。
西野弘一氏 維新 109,756票 (51.5%) 当
神谷宗幣氏 自民 58,465票 (27.4%) 落 惜敗率53.26%
寺山初代氏 共産 25,538票 (12.0%) 落
樋口俊一氏 民主 16,389票 (7.7%) 落
皿田幸市氏 無所属 3,131票 (1.5%) 落
第一次予想・公示前・11/24
投票率50-55%ほどとして、
日本維新の会 西野弘一氏 8万5千~9万5千票
自民党 神谷宗幣氏 3~3万5千票
民主党 樋口俊一氏 3~3万5千票
共産党 寺山初代氏 3万5千票
一応、他で候補があったとして 5千~1万票
第二次予想・公示後・12/6
総選挙・大阪13選挙区(東大阪)
投票率55%~60% 有権者数40万
投票者数22万~24万人 比は重複
皿田幸市氏(無) 3千~5千
樋口俊一氏(民)比 3万~3万5千
寺山初代氏(共) 3万5千
西野弘一氏(維)比 8万5千~9万5千
神谷宗幣氏(自)比 5万5千~7万
補足追記
12/10 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52110876.html
12/14 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52111267.html
結果を受けての総評としては、父・西野陽氏の地盤を一応引き継いだ形となり、橋下人気の下、大阪で政党支持率がある程度高くある日本維新の会からの立候補となった西野弘一氏優勢は当初より変わらずであり、他候補は非常に厳しい戦いとなるのは当然のことであった。注目は、西野陽氏引退後、選挙直前に落下傘として自民党公認を受けた神谷宗幣氏がどれだけ不利な状況を挽回して得票できるかであったが、やはり劣勢を跳ね返すことができなかった。
NHK出口調査・大阪13区・政党支持別
http://t.co/Sq25Xokh
当方の読みと大きく異なった点は、支持なし層(無党派層)の投票動向で、50%が西野氏へと投票し、神谷氏は25%と西野氏の半分しか取れずであり、全国に吹き荒れた自民党候補有利への風は、ここではあまり大きくはならず、維新の風が依然として有利であったことと、候補者の圧倒的な知名度の差、選挙組織体制の差も大きく影響したものと思われます。
結局、公明党・学会票については、半自主投票気味になったようですが、それよりも協力関係を結ぶ維新と自民双方に配慮した結果の現れではないかと思われるように、見事に西野氏と神谷氏で二分されているのが分かります。
自民党支部の混乱・分裂著しい状況を反映するように自民党支持層の40%を西野氏が取ったのは神谷氏にとって大きな痛手となり、大差がついた最大の要因になったと言えるのではないかと思われます。
また、民主党支持層の30%を西野氏が取ったのも、西野氏の票が大きく伸びた要因であると言えます。これは民主党への猛烈な逆風と、落下傘候補者である樋口俊一氏の知名度の無さも響いた結果ではないかと思われます。前回府議選・平成23年4月における大阪13区の民主党候補の得票が、11,477票しか取れずに落選したことを鑑みれば、それから5千票程度しか増えておらず、逆風の中で全く戦いにならなかったのと、民主党支部が停滞・低迷したままで、市議・府議も壊滅的な状態であり、組織選挙の体を成さなかった結果であると考えることもできます。
あと、日本共産党は吉井英勝氏の引退に伴って今回は新人候補として寺山初代氏を立てたものの、前回府議選・平成23年4月における大阪13区の日本共産党候補の得票21,410票からあまり得票が伸びない結果となり、知名度も不足気味の中で、それほど支持を広げることができなかったと言えるでしょう。(以上)
・・
2012.12.16 21:30
総選挙・大阪13区、自民党の神谷宗幣氏は小選挙区落選…
NHK出口調査・大阪13区・候補者別
http://t.co/VqUfZwM8
無党派層に支持広がらずで、自民党票もまとめきれず…どうやら公明党は自主投票だったようですね。
NHK出口調査・大阪13区・政党支持別
http://t.co/Sq25Xokh
選挙前の拙生の「総選挙・大阪13選挙区(東大阪)情勢分析・予測」についてはまた精査検証したいと存じております
・・2012.12.16 13:30投稿内容・・
午前中に投票へと行ってきました。熟慮を重ねた末、やはり白票は避けることとし、消去法的選択ながら、小選挙区は、「神谷宗幣」氏に、比例区も消去法的選択ながら、「みんなの党」に投票しました。
まだの方は、必ず投票へ行きましょう。
投票率、やはり低いですね・・大阪13区・東大阪は55%~58%程度となりそうで、潜在票・浮動票は予想以上に動かなさそうであります・・
・・
皆さん投票には必ず行きましょう。自民圧勝の流れは変わってはいませんが、これから日本は対米従属に右傾化と借金1000兆円超えによる弊害も併せて亡国への道をいよいよ歩むことになるであろうと誠に危惧します。もはや何をか言わんやであります・・
総選挙・大阪13選挙区(東大阪)情勢分析(最終・補足)
http://hide-1.jugem.jp/?eid=514
総選挙・大阪13選挙区(東大阪)情勢分析(最終)
http://hide-1.jugem.jp/?eid=513
【総選挙関連の一連の拙考察のまとめ】
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/a806909216857d8daee05840bb112405