さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ヤマトシジミ(蝶)

2018-07-28 22:45:13 | 昆虫

*2018年7月28日撮影

 台風12号がやってきて、昨日今日は猛暑から解放されています。
 西日本の豪雨被害の地域にまたも激しい風雨が襲うというのを聞いて、胸が痛みます。
 どうか無事に過ごせますように。

 こちらは、曇り、時々雨、時々晴れと言った具合の天気でした。
 鶴ヶ城公園では、ヤマトシジミという蝶を撮影できました。
 シジミチョウというのは、形や大きさががシジミ貝のような蝶を言います。
 たくさんの種類があるのですが、鶴ヶ城公園で今の時期によく見るのは、美しいベニシジミとツバメシジミです。
 例年たくさん見るルリシジミは今の所あまり見ません。





*2018年7月26日撮影

 ヤマトシジミは黒い点々模様がくっきりはっきりしているのが特徴です。
 この写真の個体は、色合いが少し褐色を帯びているので、雌ではないかと思います。





*2018年7月3日撮影

 これは表側(背側)から撮った写真。
 美しい紫青色をしているので、雄のようです。雌の場合はもっと暗い色をしています。
 
 ヤマトシジミの幼虫はカタバミを食草とするのだそうです。
 したがってカタバミの生えているところには、ヤマトシジミが生息する可能性があるのだとか。
 都市部とか山地とかを問わず、カタバミが生えているかどうかなのだというのは、なんとなくほっとする話に聞こえます。
 カタバミは今の所どこにでもあると思うので。