子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

ノコくずかまど

2014年12月01日 | 中、高時代
戦後の中学生のころ、ノコくずかまどがありました。
ノコくずというのは木をのこぎりで切るときにでるくずのことです。家庭用の燃料は薪、木炭などがありました。後では石炭、コークス、豆炭などもありました。

燃料が少ないころ、ノコくずも燃料として使われていました。

ツレの家ではノコくずかまどがあったそうです。上に鍋をかけてお湯を沸かしていたと言います。
円筒形のかまどで真ん中に木の棒を立て、周りにノコくずを詰め込んでいきます。それを固めて、下の焚口に火をつけます。ノコくずが燃えて熱源になります。

わたしの家でははこんな炊事用のかまどは使っていませんでした。
戦後としおじさんところでもらい風呂していました。この風呂を沸かすのがノコくずでした。
かまどの詳しいことはわかりません。
ただ、円筒形のかまどで真ん中に木の棒を立て、その周りにノコくずを詰め込んで固め、下の焚口から燃やしていくのは同じです。

平成の今は製材で出るノコくずは減っているでしょう。ノコくずかまどが残っていればぜひ見たいです。

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