子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

漬物三切れ

2015年03月13日 | 平成
テレビを見ていたツレが変だあと言いました。
なんでと聞くと「高校生が弁当を作っているのに、漬物を三切れ入れているのよ。おかしいでしょう」

確かにわれわれ世代は三切れは入れなかったです。
おっかさんにしぼしぼ(強く強く)言われていました。

「三切れは身切れ、縁起が悪い。漬物は二切れ」

弁当はもちろん、ふだんの食事のときでも、漬物は二切れに決まっていました。
一切れも人切れに通じるのでダメでした。

平成になって27年です。いまどきの高校生は親からそんな話は聞かないのかもしれません。

そうそう、出針も禁止でした。出針は出がけに針を使うことです。
よくわかりませんが、縁起が悪いかららしいです。

前夜に言っとけばいいのですが、学生ボタンが外れているのを朝付けてもらうときもあります。
そんなとき「ああ、忙し忙し」と言いながら、ボタンを付けていました。