くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

これからのブログ人へ ブログにも歴史あり♪

2005-08-24 14:04:36 | 連載もの これからのブログ人へ
come1400
新宿エール・ブラン・サービスにて 店長の佐々木さん

 集合時間の十分前。カウンターでコーヒーを飲んでいると、店の入り口に背の高い男性が現れた。頭にきりっとバンダナを巻き、胸元にはキャノンIXYが光っている。come2400 

 其の一





come3400

 其の二





come4400

 其の三 みなさん無事集合

 このメンバーは、OCNブログではわりあい古参組と言えます。一年以上の時間が掛かって、ようやく実現した顔合わせでした。

 ところで、僕がブログを始めようとしたキッカケは、ヤフーニュースで『井上和香、ブログ人始める』という記事を目にしたからでした。
「ブログ人って、なんだ?」から入って、OCNブログのことを知り、しかしいくらネットで調べても、“ブログ”というメディアに対する満足な説明はなくて、
「まあ、よく分かんねぇけどやってみっか!」と取りあえず始めてしまった次第。
 今回集合した古参メンバーたちも、だいたい同じような理由でブログを始めたらしいです。つまり、
「何だか分からないが面白そうだ」
という興味。それが今ではすっかり“No Blog,No Life”状態となり、これまで持っていたホームページは、すっかりアーカイブ的存在になってしまっております。

come5400
二次会は伊勢丹向かいのイル・バーカロにて
みんなでバシバシと写真を撮って




come6400

 
今回の政変についても鋭く語り合い(え?)





come7400 
 
結局バカ話しで「ひゃははは!」と笑いあって





come9400
おおーい、もう閉店だってさ

 
 

 

 さて、今回の飲み会で話題の中心となったのは“コメント”のこと。
 ホームページを持っている人なら分かると思うのだけれど、このコメントというダイレクトな反応は、ブログならではのものです。この反応があるからこそ、記事を書くためのモチベーションが保たれるのですね。
 あるいは執筆が停滞していても、お気に入りのブログに遊びに行ってコメントを書き込み、その返事を読むというコミュニケーションだけを楽しむことも可能です。これなどは、まさにコミュニケーションツールの証と言える部分。
 
 ブログを始めようか、どうしようかと躊躇しているお方。これは実にお気楽なツールです。まずは“取りあえずやってみっか”的な気分で始めてみてくださいね。

come10400
店を追われ、夜の新宿を徘徊するメンバーたち

「次回は温泉ツアーなどどうでしょう?」
「伊香保なんかいいっすね。そしたら群馬のphase2さんに幹事をば」
「伊豆だったらやっぱりMike*mic.さんだな」
 いつまでも話し足りない夜なのであった。
 リアルとバーチャルの交差する、今の時代の光景。

ほどよいカンケイへもどる
ブログと検索エンジンへもどる
出来た♪へもどる
コメント編2へもどる
バックナンバーの誘惑へもどる
番外編へもどる
サイト内検索へもどる
コメント編へもどる
初回へもどる


これからのブログ人へ ほどよいカンケイ

2005-07-07 15:08:47 | 連載もの これからのブログ人へ

 僕は生来、人なつこい性格であります。
 わずかな関わりが出来た人が、自分の好みの人であれば、自分から親交を進めていくのが常です。このブログのタイトルを『くらぶアミーゴ』と名付けたのも、そういう「俺、取りあえずウエルカムだけんね」という意識が働いたからですね。ここを一種の社交倶楽部にしたいと思ったわけです。

 さて、そうして始めたブログ上でのお付き合い~言い換えればネット上でのお付き合い~というもの、なかなか悪くない。ほどよい距離感が楽しめるのです。
 たとえば『がんばらないで、やせよぉ』作者の“そうですか”さん(面白いwebネームだ)とは、一度もお会いしたことはありません。しかし記事やコメントで、何度かニアミスをしていることが分かっています。
 最初に咲いた一本の桜を「都内でついに開花!」と記事にすれば、「わたしも同日、まったく同じ桜を見ていました」とコメントで判明したり、滅多に行かないようなところで食事をしようとしたら、ちゃんとそこでのルポが先にエントリーしてあったり。
「同じ沿線か知らん...」なんて想像するのが、何となくアナログ的な面白さがあっていいものなのです。

operacity300

 今よりもずっと若い頃であったら、こんな楽しみ方はしていなかったに違いない。それこそ、どこに住んでいるお方でも、ブログ仲間だったら実際にお会いして遊ばないと気が済まなかったかも。まあ、その頃はこうしたネット上のお付き合いというもの自体、存在しなかったわけですが。
 上記のような“ほどよい距離”を楽しめるようになったのは、ようやく大人になれたような気がして、なかなかいい気分です。

ブログと検索エンジンへもどる
出来た♪へもどる
コメント編2へもどる
バックナンバーの誘惑へもどる
番外編へもどる
サイト内検索へもどる
コメント編へもどる
初回へもどる


これからのブログ人へ ブログと検索エンジン

2005-06-08 14:58:58 | 連載もの これからのブログ人へ

 一年前くらいだったと思うのですが。
 ネット上で「検索エンジンにブログの記事ばかり出てきてウザい」という意見が台頭してきたことがありました。
「調べものをしているのに、くだらない記事ばかりヒットするから迷惑だ」ということですね。その後この話題は、カンカンガクガクと議論された記憶があります。僕もブログのエバンジェリストとして、少なからぬ興味を持って議論に参加しました。

 近頃では、僕はブログの記事をあてにして検索することが多くなりました。例えば、ある飲食店に行きたいのだけど、正確な場所が分からない。店名も半分しか分かってない。そこではホームページを持っていなくて、おまけに○○ウォーカーやYahooグルメにも出ていない。そういうときには
「きっと誰かブログに書いてるな...」
と予想してGoogle検索するわけです。すると、やっぱり誰かがブログの記事にしている。記事の内容はどうあれ、場所や電話番号などを知ることが出来る。これはずっと無意識にやっていたことだけど、一年前のあの議論を思い出すと、ずいぶん感慨深いものがあります。

 知りたいことは、誰かが知っていることが多い。だから誰かに訊くのが一番なのですね。それを検索エンジンを通じてブログで訊く(探す)というのも、新しいコミュニケーションの一つのカタチだなあと思います。

出来た♪へもどる
コメント編2へもどる
バックナンバーの誘惑へもどる
番外編へもどる
サイト内検索へもどる
コメント編へもどる
初回へもどる


これからのブログ人へ 出来た♪

2004-10-28 16:00:20 | 連載もの これからのブログ人へ

 また一つ、ブログの新しい可能性。『Blog 形式で新潟県中越地震情報を――goo ブログ、レスキュー・ナウ』
 都の災害対策委員会みたいなところでもブログを作って実験を始めてほしいな。きたるべき東海大地震のために。
「こちらではガス漏れです!」
「水が足りません」
「食料が余っております」
「○○番地にて○人が孤立状態」
 通信環境さえあれば被災地各地からリアルな情報が伝えられる。政府や自治体としても管理がしやすいのだ。

 この記事は『J'sてんてんてまり』“仮住まいの情報”~にトラックバック。絶え間なく災害情報を伝えております。こんな人こそ真の活動家ですね。
『いい感じ』“新潟中越地震とブログ、モブログ”
『*BoardwalK*』“新潟中越地震”
『CHANGE&STEADY』“新潟中越地震”
『電脳秘書執務日誌』“新潟県中越地震”
『おでかけ』“新潟県中越地震”
『東京人の東京観光・諸国漫遊記』“よかった・・・”←いいタイトルだなあ
『婆修行』“天災”
『HAPPY AMILE』“ドラえもん募金”
『のほほん日記』“救出”
『和散歩日記』“地震かいじゅう”
『★lonestar Blog★』“義援金を送金してきました。”
『Dress You Up』“会議中に地震が・・・”
『にしかはのつれづれなるままに』“地震キタ━━(((;゜Д゜)))━━!!”
『時空を越えてネットで旅する』“中越地震でメール84通来た”
『りんぐりんく』“偶然?”
『catpaw.info』“どうすれば生き残れるか”
『和ちゃんブログ』“新潟の地震”
『No Blog,No Life!』“新潟県中越地震発生から7日目。”
『日本沈没地図』“被災地の皆さんへ、応援メッセージをお願いします!”
~にもトラックバック。これだけのブロガーが心から心配しているのだ(もれた方ごめんなさい)。嫌なニュースもあるけど、まだまだ捨てたもんじゃない。こんなときにこそ思う人の心の美しさ。


コメント編2へもどる
バックナンバーの誘惑へもどる
番外編へもどる
サイト内検索へもどる
コメント編へもどる
初回へもどる


これからのブログ人へ コメント編・2

2004-09-28 16:56:07 | 連載もの これからのブログ人へ
 自分のブログを開くときに一番楽しみなのは“コメント”だ。誰が来たかな、どんなコメントかな、と期待するのだ。
 しょっちゅうやりとりのある人だと、記事とはあまりカンケーないコメントを残していることも多い。「デザイン変わったね」とか「台風はどうですか」とか。それを読んでも決して「なんだよ記事に触れてくれよ」とはならないのですねえ。ここが面白い。
 訪問先のブログでも同じことが言える。新しい記事と同程度に、自分が残したコメントに対する返事を楽しみにして開く。お互い同じ時間にやりとりしてるとチャットのようになることもある。「あっ今そちらに訪問してました」「おや今夜は夜更かしだね」等々...。

 そして一番不思議で面白いのは、コメントや記事の向こう側にいる人物を(殆どの場合)直には知らないことだ。いつの間にか自分なりにイメージが出来ていて、それを確かめながらコメントするのだ。この人ならもうちょっと突っ込んでも大丈夫、とか。この一言で通じるはずだ、とか。それらが積み重なって、お互いだいぶ遠慮のないことが言い合えるようになる。これはうんと価値のあるものだ。

 こういったコメントでのやりとりがなかったら、ブログを続けていくのはかなり難しいと思う。ホームページを思い起こせば分かりやすい。BBSを設けていても、見知らぬ人からの書き込みはなかなか集まらない。あげく友人知人にメールを出して無理矢理書かせたりする。自分からの一方的な配信ではつまらないものである。
 なんとなれば、凝った記事を書こうとウンウン唸っているよりも、いろんなところに出掛けてコメントを楽しんだほうがいいようだ。そのやりとりがある限り、みんなは決してあなたを忘れないものだ。たとえ何日も新しい投稿がなくても。

追:この記事は『ブログ神に聞け!』“vol.05”~にトラックバック。

バックナンバーの誘惑へもどる
番外編へもどる
サイト内検索へもどる
コメント編へもどる
初回へもどる