はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

スカーレット乗り歩きの旅その16:ふりだしに戻る前に…

2008年04月30日 23時45分03秒 | たびろぐ東海。

11番目の完乗路線、「広見線」に乗って終点の「御嵩」駅に到着。
夕焼け空に浮かぶ、三角屋根の木造駅舎が、
まるで映画のセットみたいで、とってもかわいかったです♪

いやぁ、それにしても寒かった~(^^;;
山の麓、といった場所なんでしょうか、日が落ちてきた途端に急に寒くなってきて、
折り返しの電車を待つ間、駅前をちょっと歩いてみたけどとにかく寒かった。
それに、さすがに2日間乗りっぱなしで、疲れも見えてきてたのでね、
発車まで車内で休もうと、もいちど駅の中へ。


この味のある佇まいのベンチ、たまらなく好きです。



御嵩までやってきた普通電車は、折り返し普通電車の「中部国際空港」行き。
って、「普通」でセントレアまで行くの?!いやぁ、これまた長い距離走るなぁ。
(よろしければこちらの路線図参照)
今回は、乗車済みの「常滑線」「空港線」方面へは行かなかったけど、
ここからセントレアまでそのまま乗ってったら、いったいどのくらいかかるんだ??
と、夕陽に向かって黄昏る赤い電車を見ながら、余計な心配をしてみました(笑)。
あ、これも「各務原線」みたいに、途中から「急行」に変身したりするのかな??


さて、最後の路線、犬山線の旅の続きをするために、早く戻らなくちゃ。
途中、スイッチバック駅の「新可児」で、行灯式の行先案内板を発見。
これ、なかなかおもしろいタイプだよなぁ。貴重な存在ですね。
乗務員さんが前後入れ替わるおかげで、撮ることができた1枚です。

そして、セントレア行きの普通電車は、「犬山」駅へと戻ってきました。
さあ、これで犬山線に乗り換えて「ふりだし」の名古屋駅を目指します!!
やっとゴールが見えてきた!と思いきや??


以前、「ピーチライナー」にお別れしに行ったときに乗りこぼしてた、
小牧線を忘れるわけにはいきません!(え??)
せっかくここまで来たんだから乗っちゃうぞ!って、帰りの新幹線大丈夫??(笑)
ドキドキしながらも、「上飯田」と「犬山」を結ぶこの小牧線のうちの、


未乗だった「小牧」までを乗車して、これで小牧線、完乗です!
そして、わずか5分ほどで犬山へ折り返し。やー、なんて慌しいのだ。
ほんとは、廃止になった「ピーチライナー」のその後がどうなってるかとか、
気になったんですけど、帰りの新幹線に間に合わないと困るので即折り。
チラッと見えた「ピーチバス」って文字、それが代替バスとして運行されてるのかなぁ。


というわけで、12番目の完乗路線、「小牧線」にて犬山へまたまた戻り、
(この時点で3度目の到着(笑))
今度こそ3度目の正直、犬山線で枇杷島分岐点から名古屋本線へと入り、
今回の旅のふりだし、「名鉄名古屋」駅に到着!
ずいぶん細切れになっちゃいましたが犬山線、完乗です!

そんなわけで、今回の名鉄乗り歩きの旅、
2DAYフリーきっぷを利用して、乗車した路線が全部で13路線!
「モノレール」に乗りに行ったはずなのに??といった感じの旅となりました(笑)。
ところで、実はこれでも乗りこぼしちゃった路線があるんです。
豊橋寄りの支線、「豊田線」「三河線」「西尾線」「蒲郡線」の4線。
ほら、ちょっと残しておけば、また行く口実も作れるし(?)ってことで、
次回の宿題に残しておこうと思います(笑)。

慌しく晩ごはんをいただき(笑)、
無事に帰りの新幹線に間に合った、今回の名鉄旅レポもこれでおしまい。
長々と続いたレポにお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました♪
次の旅レポは、順番が逆になっちゃったけど、
あの寝台列車で出かけた、九州の旅レポを書いていきたいと思います!

でもその前に、最後にちょっとだけ、おまけの晩ごはんネタが登場予定~。
合わせてこちらもお付き合いいただけたらうれしいです♪

スカーレット乗り歩きの旅その15:ようやくゴール??

2008年04月29日 14時10分19秒 | たびろぐ東海。

さて、それでは「名鉄乗り歩き」の旅レポに戻りま~す!

10番目の完乗路線、おサルの絵がかわいらしい「モノレール線」を楽しんだ後、
「犬山遊園」駅から最後の路線を目指して、
「新鵜沼」と「枇杷島分岐点」とを結ぶ犬山線の旅の続きのスタートです!


駅を出るとすぐ、つい何分か前に乗ったモノレールの軌道と併走~♪
タイミングよくやってくるといいなぁ、と見てたけど、やっぱそう甘くはないか(笑)。
そんな、そこにあるのが当たり前の光景も、来年にはなくなっちゃうのが寂しい。

ところで、ホームにすべりこんできて乗り込んだ赤い電車は、急行「内海」行き。
内海っていったら…、初日の序盤に親切な車掌さんと出会った、あの知多新線の終点
いやぁ、この路線長いですよ~。(よろしければこちらの路線図参照)
岐阜から本線を通らず、犬山線経由で名古屋方面へ向かう路線もあるのよね。
その巨大な路線網を生かし、かなりの長距離運用があるのも名鉄の魅力。
通しで乗ってみたい気持ちを抑えつつ…、


お隣の「犬山」駅で途中下車!犬山線完乗はしばしオアズケ!(えっ??)
ここ犬山から、岐阜県の「御嵩」駅へ向かって走る広見線にちょっと浮気します(笑)。
って、帰りの新幹線大丈夫?と、この辺りから不安に…(^^;;


ホームで待っていたのは、こちらの手前の普通電車。
もうそろそろ、この「スカーレット色」の電車ともお別れかぁ、と思うと、
これだけ「おなかいっぱい!」ってくらい乗ってきたのに寂しくなるから不思議(笑)。
でも実は、犬山遊園から乗った車両(1枚目の写真)がお気に入りなわたし。
たったひと駅しか乗れなかったもんなぁ。好きだとなかなか会えないもんなのねぇ(笑)。


そんなわたしの気持ちなんてお構いナシに、広見線は終点へ向けて走り出し、
ここ「新可児」駅でスイッチバック。進行方向を変えていきます。
その時間がちょっとだけあったのでね、現地からこんなくだらない投稿を(笑)。


お隣の「明智」駅。ここから以前「八百津線」というのが走ってたんですけど、
先日紹介した、「竹鼻線」の江吉良-大須間や他数本とともに廃止になった路線。
終盤はレールバスが走ってたんですよね。使われなくなったホームはちょっと寂しげ。


すっかり日も暮れてきた頃、電車は終点「御嵩」駅に到着。広見線、完乗です!
4月の初めだったとはいえ、日が落ちてくるとやっぱり肌寒かったなぁ。

というわけで、なかなかゴールの名古屋へたどり着けないわたしたち(笑)。
結局今回も長編となった旅レポ、いよいよ次回が最終回??

「その16」へつづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その14:おサルの電車

2008年04月26日 12時06分35秒 | たびろぐ東海。

9つ目の完乗路線、いつの間にか完乗していた「各務原線」に乗って、
「名鉄岐阜」駅から「犬山遊園」駅へとやってきました~。
(そういや前回の記事に、「完乗!」って書くの忘れた…(笑))

ちなみに、前の記事の最後に「遊ぶぞ~♪」なんて書きましたが、
「犬山遊園」というのは現存していないんですね。
現在の名鉄犬山ホテルのあたりに、以前存在していた遊園地らしいです。
駅名は、その名残なんだとか。

そんな犬山遊園駅の改札を出ると、なんだかちょっとかわいらしい、

電車・モノレールのりば

の文字。そう、今回の旅のいちばんのお目当てはこちら!
ここ「犬山遊園」駅から「動物園(日本モンキーパーク)」駅を結ぶ、
名鉄唯一のモノレール路線、その名もモノレール線!(そのまんまだ…)
(よろしければ、こちらの路線図参照)

実はこのモノレール線、残念ながら今年の12月27日をもって廃止となるのです。
以前から、名古屋や岐阜を訪れるたびに、乗る機会を窺ってたんですけど、
せっかくだからいい季節に乗っておこう!と、今回の旅を計画したというわけ。
なぜか、いつのまにか「乗りつぶし」がメインになっちゃいましたけど(笑)、
きれいな桜が見れたのも、素敵な人たちやウマいものに会えたのも、
ここのモノレールがきっかけとなったのです♪


こちらが改札。ずっと昔から変わらない、といった姿がたまらなくいいです。
流行り?のICカード系なんて、こちらでは通用しません(笑)。
犬山遊園駅の出札で、きっぷを買って乗るシステム。
もちろん、今回使った2DAYフリーきっぷも使えます。


階段を上り、モノレール線のホームにたどり着くと、
「パン!」と汽笛を鳴らして、ちょうど車両が入ってきました~♪
おお、けっこうイカツイというか(笑)、精悍な顔をしてるのね~。
「スノープロウ(雪よけ)」がね、なんとも男らしい感じです(?)。

こちらのモノレール、
出かける前に時刻表で調べていったら、30分おきの運行となってたんですが、
いざ現地へ行ってみたら、15分おきに走ってるー!
ちょうど春休みだったからなのかな?
本数が多いってのは、「時間との戦い」な旅人にとってはうれしい限り(笑)。


では早速車内へ♪
3両編成のこちらの車両、モーター部の箱がけっこうデカいですけど、
意外と広い車内。でも、夕方が近かったせいか、
動物園へ向かって乗る人はほとんどいませんでした(^^;;


車内にあった銘板。昭和37年製のベテランさんです。
国内にあるモノレールとしては、現存する最古の車両。
跨って走るタイプの初期のものとして、とても貴重な存在なのです。
それも今年いっぱいで見納め。寂しいけど、ここまでよくがんばってくれたよね。


ほぼ貸切状態(笑)で、動物園を目指して出発~!
モノレールって、どれ乗ってもスリル満点で楽しいもんですけど、
ここも、山あり谷あり桜ありで、かなり楽しめる車窓です。
勾配もけっこうあったりして、ゴンゴン一生懸命上ってく感じがよかったなぁ。


そして、5分ほどで終点「動物園」駅に到着~!モノレール線、完乗です!
区切りのいい、今回の名鉄10本目の路線となりました~♪
しかしここって、始発と終点、どちらも「駅名板」がないのねぇ。

さあ、ここで問題発生。
改札を出るには、このモンキーパークの「入場券」を買わないといけないんですね。
(というか、普通はセットになってるのかな??よくわかんないけど)
しかし、この時点で閉園までわずか1時間半ほど。
しかも実はこの後、まだまだ乗りたい路線があったんですね~。(まだあんのっ??)
というわけで、今回は入園を断念。改札の中で次の電車をボケッと待つことに(^^;;


そんな改札の中で、1枚の貼り紙を発見。廃止のお知らせが貼られていました。
いままで名鉄で、何度か見てきたこの種の貼り紙。やっぱりいつ見ても寂しい。


子供たちの笑い声をバックに佇む、のりば案内の看板。
こちらに描かれてる車両も、なかなかに精悍。忠実に再現されてます(笑)。


このモノレール線、途中にこちらの「成田山」駅というのがあるんです。
せっかくだからここでも降りてみたくて、すぐ折り返したというわけ。
で、帰りもそれほど乗らないのかな??と思ってたら、
ちょうど帰りの時間帯の始まりくらいだったかで、家族連れで超満員!
廃止にしないで季節運行に…、できないのかなやっぱ。維持費かかるだろうし。


こちらが「成田山」駅の駅舎。
廃止になったらなくなっちゃうんだろうな、と思って記念に撮影。


駅のすぐ目の前にある、大きくて真っ赤な門をくぐると、
満開の桜と、犬山成田山が出迎えてくれました~。
ほんのり薄いピンクと鮮やかな赤のコントラスト。きれいだった~♪


振り返ると、ちょうど犬山遊園から折り返してきたモノレールがやってきました!
顔はイカツイ精悍だけど、側面に描かれたおサルの絵がかわいい~♪
そのギャップにちょっとヤラれつつ(笑)、
最終日までたくさんの子供たちを乗せて無事に走りきってほしいなぁ、
と、笑顔でその場を後にしたのでした。

「その15」へつづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その13:懐かしの駅は

2008年04月25日 20時00分11秒 | たびろぐ東海。

7つ目&8つ目の完乗路線、「竹鼻線」&「羽島線」の旅を終え、
名古屋本線直通電車でやってきたのが、ここ「名鉄岐阜」駅。

…って、
すげーきれーになってるしー!!

新羽島から岐阜へ向かう途中、気持ちよくなって眠っちゃったもんだから、
ボケーッとしながら電車を降り、改札が近付くにつれ、

「前に来たときとなんか全然違う雰囲気…。」

久しぶりに降り立った名鉄岐阜駅。
まだ夢見てるのかと思ったくらい(笑)、その変貌ぶりにオドロキ(^^;;

以前は、「新岐阜百貨店」ってのが駅と直結していたんです。
でも、路面の「岐阜市内線」が3年前に廃止された後、同じ年の年末に閉店。
その閉店の1ヶ月ほどあとに、偶然にも岐阜を訪れていて、

「なんだか寂しいねぇ。」

と時代の流れを感じてはいたんですが、
あの、いい意味で古臭かった駅は一新され、
とっても近代的で素敵な駅舎に生まれ変わってたのにはビックリ。
そんな「新岐阜百貨店」は、いまではすっかり更地になっていたようでした。


こちら、成田から名古屋へ飛んだときに撮った、在りし日の「新岐阜百貨店」。(奥の建物)



駅前に敷かれていた路面電車のレールも、すっかり撤去されていて、
鉄道が走っていたという面影は、そこにはまったくなくなっていました。


廃止されてしばらくは、こんな風に架線も線路も残ってたんですけどね。



ずいぶん変わっちゃったなぁ、とボーゼンとしながら、
次の路線、犬山方面へと向かう各務原線の改札へと向かいます。
ああ、こっちに来るのは久しぶり、と思って駅に入ると、


やっぱり同じ時期に廃止になった「美濃町線」へ直通していたホームも、
すっかりなくなっていて、留置線になってました。
いまとなっては、窓越しのこの場所で乗り降りしたのもいい思い出。


ちょっとだけ切ない気分になりながらも、次の目的地、犬山方面へと向かいます。
これまた窓の大きな赤い電車!気分を変えて行きますよ~♪


この普通電車、2両編成だけに発車間際にはお客さんでいっぱい。
名鉄岐阜駅のお隣、田神駅から分岐していた、
「田神線」の廃線跡はどうなってるのかな?と見ていると、
ここはまだそのまま線路が残っていました。(後ろから撮ってます)


ここから専用軌道区間とさよならして、
路面区間へと続いていた田神線。(その先は美濃町線)
その名残の橋も、そのまま残ってるー!とちょっと感動の一瞬。

と、いつもそっちへ行く、ちっちゃな車両ばっかりに乗ってたので、
この「各務原線」に乗るのは初めて。
「名鉄岐阜」と「新鵜沼」を結ぶこの線の沿線で、
これまたとってもきれいな桜をたくさん見ることができました。
乗ってばっかいますけど、基本的には写真撮るのがメインなわたし(笑)。
来年はこの沿線のどこかで、赤い電車と桜が撮れたらいいなぁ~♪


新鵜沼を過ぎ、こちらもいつの間にか犬山線へと入ってきた「急行電車」は、
(よろしければこちらの路線図参照)
…って、岐阜で乗ったときは「普通電車」だったんですけどね、
途中の「新那加」駅から急行電車に変身~。
路線だけでなく、運用もおもしろいなぁ、名鉄って。
で、以前は鉄道と道路が併用だった「犬山橋」(いまでは鉄道専用)を渡り、


またまた愛知県へと戻ってきたわたしたちは、こちらの「犬山遊園」駅にて途中下車!
やっと、今回の旅のメインの場所までたどり着きました~!!長かった~(笑)。
さあ、思いっきり遊ぶぞ~♪(?)

「その14」へつづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その12:おとなりは新幹線

2008年04月24日 13時37分32秒 | たびろぐ東海。

競馬場でお腹いっぱいになった後は、またまた名鉄の旅の再開ですっ!
笠松駅へ戻ってきたわたしたちは、名古屋本線には乗らず、
ここから枝分かれしている竹鼻線・羽島線に乗ることに。
えーっと、今回の旅で7番目の路線になります。いやぁ、乗ってるなぁ。
写真の、向かって左手の線路が本線、右手が竹鼻線。


いままで乗った電車とは、違うお顔の赤い電車がやってきました。
この普通電車で、終点「新羽島」まで向かいます。
しかし、この段違い?な大きな窓がいいなぁ~。
展望しやすい、っていうのはパノラマカーを筆頭に名鉄共通なのかしら??


終点のひとつ手前「江吉良(えぎら)」までは単線ののんびりとした車窓が続き、
江吉良を過ぎると一瞬、こんな線路が見えます。
これ、以前「大須」まで延びていた竹鼻線の廃線跡。
江吉良を出てすぐ、ほんの少しだけまだレールが残っていました。
線路が途切れちゃったのは寂しいけど、こうして今でも痕跡が残ってるのはうれしい。


そして、江吉良から高架区間を走った電車は、終点「新羽島」駅に到着。
竹鼻線&羽島線、完乗です!

って、いつの間に2つの路線に乗ったの??という感じなんですけど、
ここの路線も、ちょっとおもしろい。
なんと、お隣の江吉良からこの新羽島までの、たった1区間が「羽島線」。
元々は「羽島新線」という名で開業したこの路線、
竹鼻線の江吉良から先があった頃は、こっちが枝分かれしてた形なんですね。
(よろしかったらこちらの路線図参照)
いや、路線図見ても1本の線にしかなってないんだけど、2路線通しで走ってるのね。
というわけで、この時点で8本の路線に乗ったことに。いやぁ、乗ってるなぁ(^^;;
さすがに、このあたりから疲れが見え始めます(笑)。

そんな新羽島駅のホームにお隣に見えるのが、


新幹線~♪

東海道新幹線の「岐阜羽島」駅との乗り換え駅なんですね~。
といっても、乗り換える人ってそれほどいないんじゃ…、といった感じですけど。
「こだま」利用が多いわたし、ここに止まるたび、
「『羽島線』、乗ってないねぇ」なんて言ってたんですけど、ついに来ちゃったよ(笑)。


せっかくなので、駅の外へ出てみました。
しかし、新幹線と同じ高さのホームなので、階段、長かったです。
もちろんノンバリアフリー。またあれを上がるんだ、と思うとかなりブルー(笑)。
そして、そんな名鉄の駅から後ろを振り返ると、








うわぉぉっっっ!!

やー、ビックリした!!!心臓止まるかと思った!!(笑)
あー、おもちゃね。かぶりものね。なんかの屍骸かと…(^^;;
無事、持ち主に戻ってるといいねぇ。(いらぬ心配)


えー、気を取り直して(笑)、名鉄の駅から後ろを振り返ると、
そこは立派な東海道新幹線「岐阜羽島」駅。
とりあえず、なんかおもしろいみやげモノがあるかしら?と探検するものの、
あまりピンとこなかったので、そそくさと撤退。名鉄の駅へと戻ります。


しかし、高い位置のホームへの上り下りってのは、意外とキツイもんです(笑)。
ここまで、乗ってばっかなようでいて、降りりゃぁウロウロ歩き回ってますからね。
ああ、あっちに乗れば楽に東京まで帰れるん…(以下略)


ちょっと弱気になってるところへ(笑)、本線直通の「岐阜」行きがやってきました。
2日目のこの日も、けっこう朝早くから始動してたせいもあってか、
羽島線の高架区間を終え、竹鼻線の廃線跡を見送ったあと記憶を失い、


気が付いたらそこは終点、「名鉄岐阜」駅。
一時期「また来ちゃった」ってくらいなぜか縁のある岐阜。(当時駅名は「新岐阜」)
とっても懐かしい気持ちで改札へ向かうと、
えーーーっっ!!!と声を上げたくなるくらいの光景が待ってたのでした~。

「その13」へつづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その11:競馬場グルメ

2008年04月23日 11時46分46秒 | たびろぐ東海。

満開の桜に迎えられ、やってきました東海公営の雄「笠松競馬場」
入場料の100円を支払い正門を抜けると、
すぐ脇に笠松が生んだスターホース、「オグリキャップ」の像がありました。

そういえば、わたしが初めて「競馬」を意識したのが、
お友だちの家のテレビで、たまたま流れてた有馬記念。
4番人気だったオグリキャップが、武豊を鞍上に1着でゴールするシーンを見て、
よくわからないけど、その必死に走る姿にものすごく感動したんですよね。
「オグリコール」に鳥肌が立ったのを、今でも憶えてます。
それが引退レースだった、ってことを後から知って、
ああ、もっと早くに競馬見とけばよかった~!なんて思ったものです。
なんかこう、「ギャンブル」ってより「感動」を教えてくれたのがオグリキャップ。
だから、「馬券デビュー」してからも、買う金額は微々たるもの(笑)。


スタンドからは、名鉄名古屋本線の木曽川橋梁や赤い電車が見えます♪
函館や熊本の荒尾などは、スタンドから海が見えて、
いままで行った中でもお気に入りの競馬場なんですけど、
電車が走っていく姿が見える競馬場、ってのもなかなかいいものです(笑)。


せっかく来たからには早速一勝負しますよ~!
と言いたいとこですが、腹が減っては戦はできぬ(笑)。
オシャレーなイタリアンレストランなんかもあってビックリしたんですけど、
やっぱこういうとこに来たなら、
店先でウマそうな匂いがプンプン漂ってるお店に惹かれちゃうわけです(笑)。
こんな感じのお店がたくさん並んでて、もー迷う迷う♪
目移りしながらさんざん迷った挙句、向かった先が、


笠松競馬場喫茶部。

「喫茶部」ってネーミングがいいなぁ、と一目惚れ。
いったいどんなお店なのか??ちょっと薄暗い、スタンドの2階にあるお店へ。
ドキドキしながら入ってみます。


喫茶部、ってだけあって、店内はちょっと昔の喫茶店そのものな感じ。
賭博場の喧騒から離れ(大ゲサ)、静かに予想しながら腹ごしらえするにはピッタリです。


というわけで、お昼ごはんに選んだのが、「味噌カツ定食」。
いかにも「競馬場グルメ」な、カレーや牛丼ってメニューにも惹かれたけど、
名古屋入りしたくせに、ほとんど名古屋に寄り付いてない今回の旅、
ここいらで「名古屋めし」らしいものを食べておきたかったのです(笑)。
(といっても、ここは「岐阜」なんだけどね(^^;;)


このカツがね、意外や意外(失礼!)とにかくウマかったんですよ!
揚げたてサクサクの衣にやわらかいお肉。かかってる味噌タレの甘さ加減も絶妙。
小振りに見えて、意外なボリューム。いやもう大満足でした!
さあ、カツ喰ったことだし、馬券も勝つぞ~!


この笠松競馬場って、パドック(下見所)がコースの中にあるんですね。
スタンドの外側にあるのが一般的な中で、内馬場にあるってのはめずらしい。
いちいち、あっちだーこっちだー、と動かなくていいのがいいですね。(ものぐさ)

あれ?でもどうやって騎手のみなさんがやってくるんだろ??
まさか、歩いてコースを横断してくるわけないよね??
地下馬道があるようにも思えんし…、と不思議に思ってたところで、




バスで登場~!



いやぁ、まさかバスに乗ってやってくるとは思わなかった~(笑)。
初めて見る光景だけに、この時点でかなり楽しい気分なわたし。(バカ)

時間的に1レースくらいしかできそうになかったので、競馬新聞も買わず、
パドックで一目惚れした黒鹿毛のお馬ちゃんから3点流してみたんですけど、

「そのままーーーーっっっ!!!!」

だとか、

「差せーーーーーーっっっ!!!!」

だとかいう、定番のセリフをまったく発することなく撃沈(笑)。
まあ、新聞も買わずに勝負するなんて、失礼なハナシですもんなぁ(^^;;
そばにいたオッチャンと、「いやぁ、ダメだねぇ」なんて言葉を交わしたあと、
ちょっとだけ悔しかったので、


また食べちゃった(笑)。

「ハズレ記念」に同居人と1本ずつ、「キモ」と「モツ」をいただきました(笑)。
これがまた、味が染み染みでウマかった~。馬券は負けたけど(苦笑)。


さて、次の名鉄の乗りつぶし路線が待ってるので、(?)
まだまだのんびり過ごしたい気持ちを抑えつつ競馬場を後にすると、
見事なくらいの満開の桜が、わたしたちを見送ってくれました。
また来るよ、って気持ちにさせてくれた桜。春に旅してよかったと思える瞬間でした

「その12」につづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その10:桜並木の向こうには

2008年04月21日 12時00分05秒 | たびろぐ東海。

5つ目&6つ目の完乗路線、
ちょっと複雑な形態の「津島線」&「尾西線」の旅を終え、
玉ノ井からまた、名鉄一宮へと戻ってきました。
ここから名古屋本線の普通電車に揺られ、「名鉄岐阜」方面へ。
(よろしかったら路線図参照)

そういや、岐阜にしても一宮にしても、正式な駅名は頭に「名鉄」ってつくけど、
方向幕見てると、「名鉄」って端折ってるんですよね。長すぎるから?
京急の「新町」(正式には神奈川新町)とか「文庫」(金沢文庫)みたいなもの??
(↑この幕、まだ残ってるかな??)
そんな「岐阜」も「一宮」も、そして「名古屋」だって、
以前は「新」がついてたんだもんなぁ。(どうもこっちのがしっくり来る)


普通電車しか止まらない「木曽川堤」駅を出ると、
幾何学的な形状が美しい、トラス橋の「木曽川橋梁」を渡ります。
この橋、パノラマカーの展望席から見ると、すごく迫力があって大好きなんですよね~。
唯一残念なのは、そんな特等席に座ったときは、いつも雨だったってこと(笑)。


木曽川橋梁を渡り切ったカーブの、ちょうどこの辺りに、
「東笠松」という小さな駅があったんですが、3年くらい前に廃止になっちゃった。
いまではそこに駅があったことすらわからないくらい。
前方に広がる桜並木が、変わらず見事に咲いてたのが印象的でした。


そんな桜につられて(?)、橋を渡って最初の駅「笠松」で下車。
木曽川を境に、愛知から岐阜県へと入ってきました。
ここで降りたということは…???


お花見~♪

と言いたくなるくらい、見事に満開だった桜に迎えられ、思わず絶句!
しばらく見惚れてたかったんですが、先を急がなければなりません。
階段を上りきり、道を隔てて見えてきたのが、


笠松競馬場。

あの「オグリキャップ」や「ライデンリーダー」を輩出した、
東海公営競馬の雄、笠松競馬場がこの日の最初の「目的地」!
昔々、全国競馬場巡りの旅(笑)をしていた頃からの、アコガレの競馬場です。
(そんな頃のちょっとしたエピソードは、こちらの記事でチラッと書いてます)
いままで名鉄乗るたび、「ここで降りてお馬見たいー。」って言ってたわたし。
いよいよ実現する瞬間がやってきました~!

で、この日のお目当ては、お昼ごはん
って、馬券じゃないのかっっ??(いや腹減ってたんだよねぇ)
というわけで、次回競馬場レポをお送りします!
(ああ、この旅レポ長くなりそう~(^^;;)

「その11」へつづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その9:日本一の駅と時間旅行

2008年04月19日 22時26分00秒 | たびろぐ東海。

初日の晩、岡崎の老舗駅ビルで晩ごはんをモリモリと食べ
元気になったところで、翌日も朝も早よから「名鉄乗り歩きの旅」開始~♪
(って「その8」までで初日分。いつもながらのボリューム(^^;;)

名古屋本線の「須ヶ口」駅から分岐して、「津島」駅までを結ぶ津島線を通り、
そのまま直通電車で、尾西線へと入り、終点「弥富」駅に到着~!
というわけで、まったく実感はなかったですけど…津島線、完乗です!
(よろしかったら、こちらの路線図参照)
ここまでたどり着くまでに、尾西線の一部もすでに乗っちゃってるんですけどね(^^;;
(この時点で微妙にややこしい気分)

実はこの弥富駅、先日の「一筆書きで「日本海」」の旅のときにも通ってるんです。


名鉄のスカーレット色の車両をバックに、なぜかJRの駅名板。
そう、JR関西本線との接続駅なんですね~。そして、


現地からもアップしたけど、「地上で日本一低いJRの駅」なんだそうですよ。
名鉄に乗ってきたのに、なんだかちょっと得した気分(笑)。
前回通った時は、お隣の線路だったんでよく見れなかったけど、
とりあえず今回は、その低さを実感。(ってわかるわけないんだけど(笑))


というわけで、改めて6つ目の路線、尾西線の旅のはじまりはじまり。
尾西線って、ここ弥富と「玉ノ井」という駅を結ぶ路線なんですけど、
直通で向かう電車がないんですね。途中、「名鉄一宮」駅でいったん区切られます。
路線図を見ていただけるとわかるんですけど、
いったん本線にくっついて、違う方向へ走ってくって感じ?
同じ路線なのに通しで乗れないなんて、なんかちょっと不思議な感覚。


途中、津島線の完乗記念に「津島」駅でいったん下車して(笑)、
「名鉄一宮」駅までやってきました。
ここでこちらの「玉ノ井」行きに乗り換えです。


最初に乗った「築港線」と同じく、板式の行先板が素敵~。
この、名鉄一宮-玉ノ井間は、
尾西線ではあるけど、「玉ノ井線」とも呼ばれてるそうです。
こうやって乗り換えもあるし、確かに別の路線みたいだもんなぁ。妙に納得。


そして、単線の線路を進み、終点「玉ノ井」駅に到着。尾西線、完乗です!
って、この駅名板、柵の外にあったんだけど、なぜ??(^^;;
お隣の駅が表示されているものは、ちゃんとホームにあったけど(笑)。


そんな玉ノ井駅で、古い木の架線柱に貼られた、木製の「駅名板」を発見!!
よーく見てみると、ひらがなで「たまのい」と書かれてます!
その下には、地元のお店らしき広告もかすかに見える。いやぁ、ちょっと感動。
はるか昔には、すぐそばを流れる木曽川沿いまで繋がっていたという尾西線。

もしかしてその頃の名残??うーん、さすがにそれはないかなぁ??

歴史を感じさせてくれた駅名板を見ながら、
プチタイムトリップしちゃったわたしなのでした~。

「その10」へつづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その8:老舗駅ビルで晩ごはん

2008年04月18日 00時50分07秒 | たびろぐ東海。

味噌蔵見学&「岡崎公園前」駅ホームでのお花見を楽しんだ後、
やってきた普通電車に乗って、またもや「東岡崎」駅に逆戻り。
豊橋方面側のホームにいたからね、そのまま素直に電車に乗っちゃった(笑)。
何を行ったり来たりしているのやら(^^;;


ここ東岡崎駅で降りるのは、初めてのわたし。
改札を出て呼ばれた方向へ歩いてみると、なんともレトロな雰囲気のネオンに遭遇。
おお~、「岡ビル百貨店」ってネーミングがいいなぁ。
北海道や高知で出会った「ステーションデパート」を彷彿とさせるような雰囲気。
こういう感じ、個人的に大好きです(笑)。
あ、そういえば!


実はここもやっぱり豊橋へ向かう車内から見て、ものすごく気になってた建物。
もうね、見た瞬間に、「いつできたんだ??」と聞きたくなるような外観だったんです。
いやぁ、明るい時間にホームから撮っておきたかったなぁ、と後悔するくらい。
駅の外へ出て見てみたけど、なかなか歴史を感じさせる駅ビルじゃないですか。
せっかくなので、そんな「岡ビル百貨店」の中を散策してみることに。

思ったとおり、前述のステーションデパートのような雰囲気がプンプン漂う店内。
定番のおみやげ屋さんや雑貨屋さんもあれば、本屋や歯医者さんもあり??
そこだけちょっと時間が止まっているかのような錯覚に陥ったわたし。

そんな中で、和食のお店の店先に貼られた、

「本日のサービス品」

のメニューに惹かれ、「ここへ来たのもなにかの縁!」と晩ごはん即決。
ガラッと扉を開けちゃいました。やー、我ながらドキドキ(笑)。


そのまんま、本日のサービス品の「エビフライ定食」「からあげ定食」を注文。
赤だしのお味噌汁が出てくるとこが、岡崎らしくてよかったです。
エビフライはちょっと小ぶりではあったけど、
身がしっかりした、プリプリなのが3本付いてきたのがうれしい♪これで800円。
からあげも、下味がしっかり染みこんでてウマかったです。これで730円。

で、食べてる最中、どこからともなく、
「パシャーン!!」という音が聞こえてくるんです。
うん??どっかで聞いたことのある音のような。
そう、電車がホームに停まったときの非常ブレーキ音。さすが駅ビル!!(笑)
特に名物料理をいただいた、ってわけではなかったけど、
そんなBGM(?)が調味料になったりしちゃうのが楽しい(笑)。

さて、お腹もいっぱいになったとこでお会計~、とレジへ行き、
お財布を取り出したところで、ただならぬ気配を察知。
何の気なしに横を見ると、なんと!お店の窓の外に「赤い電車」が!!!
もうね、手を伸ばせば届くくらいの位置に、名鉄の車両が止まってるわけです。
ビルのすぐ脇が線路なんですね。なるほど、それでブレーキ音。さすが駅ビル!!(笑)

ちょっと気になったので、お店のご主人に伺ってみると、
この「岡ビル百貨店」、昭和33年築!!50歳の建物なんですよ!
いやぁ、どーりで歴史を感じるわけです。
思わず、「また来ます」と言ってしまったわたし。
ちゃんと明るい時間帯に、ホームからその外観を見てみたくなりました。
そのときは、また「本日のサービス品」をいただこうっと(笑)。


なんともレトロな雰囲気の看板に見送られ、「岡崎最古」の百貨店を後にしたのでした。
お食事処のご主人、とっても貴重なお話をありがとう♪

「その9」へつづく~♪

スカーレット乗り歩きの旅その7:味噌と桜とパノラマと

2008年04月16日 23時19分54秒 | たびろぐ東海。

さてさて、それでは名鉄乗り歩きの旅レポに戻りまして。

「豊川稲荷」駅から、念願の再会となった「パノラマカー」に乗り
終点岐阜まで行っちゃいたい気持ちを抑え(笑)、「東岡崎」駅にてさよならした後、
普通電車でお隣の駅、「岡崎公園前」駅までやってきました。
次なる目的地は、こちら!


八丁味噌の「カクキュー」さん。
愛知環状鉄道の旅のときに「中岡崎」駅から訪れて以来、2度目の訪問となりました。

そのときの記事→万博のはずが…その6:味噌蔵見学

漆黒の木造の建物に、淡いピンクの桜の花がとってもきれいでしたよ~♪
この黒い壁、お酢や味噌・醤油など、菌を扱う建物につきものなんだそうです。
建物が傷まないよう、コールタールを塗ってるんですね。


もちろん、ここまで行ったからには味噌蔵見学!
あいかわらず、すごい迫力の巨大な桶。間近で見るとほんとに圧巻。
積み上げられた3トンの石の下で、2年もの間ジーッとガマンして、
旨みをギューッと貯めこむ八丁味噌たち。
美味しくならないはずがないですよね~。
蔵の中は、そこらじゅう豆のいい薫りが漂ってて、ちょっとしたアロマテラピー?(笑)


できあがったお味噌を出したあと、2年ぶりに日を浴びてる桶たちに混じって、
新しく生まれてきた桶に出会いました!
日付を見てみると、ほんとにできたてホヤホヤ。デビュー直前??
先輩の桶たちとともに、お味噌を優しく包み込んで、
おいしい八丁味噌を作るためにがんばってほしいものです♪


工場見学のおみやげに、「赤だし」をいただけるんですが(これ目当て??(笑))、
それとは別に、今回はこちらの「復刻版八丁味噌」を購入。
関東に住んでると、なかなか八丁味噌って手に入れる機会がないですからね、
いま使ってるお味噌(実は偶然赤だし)がもうすぐ終わりそうなので、
早速次に使ってみたいと思います。赤味噌のお味噌汁、大好きなんだもん♪


そういえば、「カクキュー」さんって、
2006年上期の、NHKの朝の連続テレビ小説「純情きらり」の舞台となった場所。
それにちなんで、工場の前の通りに「きらり通り」と名前が付いていたり、
通りのあちこちに、出演された役者さんたちの手形がありました。
こちらは愛環の「中岡崎」駅前にあった、女優の室井滋さんのもの。
カクキューさんの目の前には、戸田恵子さんの手形がありましたよ~。
蔵の中にも、ロケ中の写真がたくさん展示されていました。


すっかり味噌蔵で楽しんだ後、駅のホームへと戻ってきました。
実はこの駅で降りたのには、お味噌だけが目当てじゃなかったんです。
豊橋方面のホーム側に咲く「桜」。これが見たかったんですね~。
旅に出るまではずっと忙しくて、じっくり桜を見る時間もなかったわたし。
豊橋へ向かう車内からこのホームの桜を見て、絶対ここへ来ようって決めてたんです♪


ちょうど時期がよかったのか、見事なくらいにホームに沿って咲く満開の桜。
別に、ビニールシート広げて酒呑んだりするだけが「お花見」じゃないもんね(笑)。
静かに駅のホームで美しい花を愛でる。今年もいい「お花見」ができたなぁ。


普通電車しか停まらないこの駅、
「パノラマ来るといいなぁ」なんて言いながら通過電車を待っていると、
やってきたのは、パノラマはパノラマでも「パノラマスーパー」。
うーん、今回はやたら縁があるなぁ(笑)。
駆け抜ける列車の風が、のんびり佇む桜の枝を揺らす光景がなんとも素敵でした。
忘れられない、旅先での「お花見」となりました♪

「その8」へつづく~♪