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第34回マイルチャンピオンシップ

2017-11-19 16:53:25 | 競馬回顧
ミルコやべーな、神懸かり過ぎワロタ。ペルシアンナイトは正直無理だと思ってました。
サングレーザー3着、レーヌミノルも4着で「3歳馬不振」を掲げたデータ派の皆さん、合掌。

ペルシアンナイトは好スタートから下げていって、後ろから数えたほうが早い位置取り。
脚を溜めていく作戦も、馬はやはり行きたがっていた。道中はとにかく抑えることに専念。
直線に向いてから若干もたついたが、ラスト200Mを切ったところでグンと加速。
前で抜け出したエアスピネルをゴール寸前で捉えた。これを神懸かりと言わずに何と言うのか。
ミルコはオークスからGIで3着以内を継続中。ミルコを外すと3連系の馬券が紙くずになる。

エアスピネルは手綱を適度に押しながら中団馬群の中。
ゼッケン下が泡立っていたが掛かるところは無く、鞍上の指示に従っていた。
内を意識した立ち回りから、直線に向いてすぐに外へ持ち出してスパート。
残り200Mを切ったところで僅かながら先頭、内で食い下がるレーヌミノルは抑え切ったが…。
結果的にムーアの仕掛けが早かったのか?武豊ならどう乗っただろうか。

サングレーザーは馬なりのまま出していって、中団後方の内で折り合い重視の追走。
エアスピネルの直後で完全に折り合い、勝負どころに差し掛かっても動かず静観。
直線に向いて外に進路を取ったエアスピネルを追って外へ持ち出し、ほぼ同時にスパート。
ラスト100M付近で内からペルシアンナイトに捕まりながらもこれに喰らい付いていった。
クラスが上がっても格負けしなかったし、ペルシアンナイト共々先々楽しみな一頭。

イスラボニータはスタートを決めながら前に行けず、相対的に中団の外という位置取り。
直線に向くところでもまだ中団後方で、後手を踏んでいる感が否めず。
直線で外に持ち出すところですぐ前にいたウインガニオンに接触、外に膨らむロス。
結局サングレーザーらの後を付いて行っただけで存在感を示せないまま終わった。
安田記念の時もそうだったが、年齢を重ねてズブさが出てきたのかもしれない。

クルーガーはスタート直後の行きっぷりが今一つで、自然と後方寄りの位置取り。
鞍上が少しずつ促してポジションを上げていき、4コーナーで手綱を動かして進出開始。
大外一気の作戦は悪くなく、直線それなりに伸びたが、前で動いた馬には届かなかった。
このクラスで勝ち負けするにはもう少し機動力が必要。

レッドファルクスは馬なりに任せた結果後ろに下がっていって中団の内。
しかしどこか追っ付け気味で流れに乗れていない様子。
内を意識しての立ち回りでポジションを上げて直線に向くも、既に全力追い。
いつもならラスト200Mで火が付く末脚もジワジワとした感じで伸び切れず。
他馬が坂で止まったところを相対的に追い抜く馬で、こうなるのは事前に想定済み。

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