日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

思惑ばかりで先が見えない

2008-03-18 21:58:27 | 徒然
日銀総裁が、決まっていない。
政府与党が、新たな人物の起用を提案しているのだが、野党から反発が続いている。
今のグローバル経済において、中央銀行総裁がなかなか決まらないと言うのは、世界的には「日本は、一体何をやっているんだ??!!!」と呆れられているというか、無責任さを露呈させているようだ。
「日本経済の不信を招いている」と言う、指摘もされている。

与野党それぞれ言い分があるのだが、不思議なのは野党が先の武藤さん起用に反発した理由と同じ背景を持っている人物を、起用しようとする与党の考えだ。
議論する以前に、野党から反対されることが分かりきっているのではないだろうか?
それとも、今の日本には中央銀行総裁と言う職が負かされる人材が、財務省事務次官経験者以外にはいない、と言うコトなのだろうか?
むしろ政府与党には、これまでの「たすき掛け人事」と言う枠内で、人材起用をしようとしているだけのように思える。
野党が反対する理由がわかっているのだから、「たすき掛け人事」枠以外からの人材起用の提案をすることのほうが、先なのではないだろうか。
この状況は、日本経済の問題ではなく、日本の政治の問題ということになる。

与野党の思惑が、政治の混乱を招き、それが日本経済に悪影響を与えているとすれば、政治家が日本経済の邪魔をしていると言うことになる。
問題なのは、政治家のみなさんがそこまでの意識をもって、日銀総裁人事を考えているのか?と言うことだ。
傍から見る限り、思惑ばかりで日本経済だとか、世界から日本がどのように見られているのか?と言う意識も視点も無いように思えてしかたない。

もう一つ、政治とは無関係なのだが、日本バスケットボール協会の人事もまた、協会やJOCの思惑で、選手たちが迷惑をしている。
特に女子バスケットは、北京オリンピック出場をかけた試合が6月に予定されているのに、試合などは無期延期状態となってしまった。
これでは、選手は不安で仕方ないだろうし、いざ予選となっても実力が発揮できないまま、敗退=オリンピック出場の夢が絶たれてしまうように思えるのだ。
元々、バスケットボール協会と言う組織そのものに問題があるらしいのだが、選手にとっては関係の無い話だ。
このような組織団体の偉い人たちの多くは、かつて選手として活躍し、指導者となった人が中心だと聞く。
とすれば、選手たちの気持ちもわかると思うのだが、役職がついてしまうと選手や現場で指導する人たちのことをすっかり忘れてしまうようだ。

今の日本は、政治もスポーツも思惑ばかりで、先が見えないように感じる。