私もBOSSを押しながらマル被たちを見ようとしたのですが、海の中からでは中々見る事が出来ません。海に浮いているブイが邪魔をしているのです。
「おっあいつらドラゴンボードに乗っとるぞ俺も乗ってこかなぁ・・・」
「見えるんですか?」
BOSSは浮輪の上から顔が出ているのです。
<もっと浅い所やったら見えるのに・・・届かんやん・・・>
「おいもっと早よ押せ~っ」
「はぁ~あ・・・」
「何や?その溜息は?こんなに素晴らしくて、気持ちがええ海やのに・・・溜息か」
「・・・・・・」
「あのドラゴンボートに負けんくらい早く押せ」
「そんなアホな・・・」
しばらくの間BOSSに、「あっちへ行けこっちへ押せ」と引っ張り回されました。
「おう・・・もう、そろそろ上がろか?」
「そうですね・・・」
「そんなら、浜辺までレッツ・ゴー」
「レッ・・・ツ・・・ゴー・・・?」
「早く戻れ」
「BOSS・・・馬やないんですから・・・」
「アホ馬やったらもっと仕事するわい一緒にするな馬が聞いたら、気悪するやないか・・・」
「えっ・・・」
<無茶苦茶や・・・>
浜辺に上がると、私はヘトヘトになっていました。
「N君、この浮輪返しといてな」
そう言ってBOSSは私に浮輪をかぶせ、デッキの方へ走って行ってしまいました。
「・・・・・・」
私はマリン・スポーツ・クラブのビーチフロントに行き、浮輪を返しました。そして、SさんとKさんが居る所に行きました。
「お疲れ様です」
「お疲れさんん?何か疲れてるなぁ・・・BOSSの子守か?」
「はい・・・もう・・・無茶苦茶で・・・」
「あっそんな事言うてもええんか~ぁ?」
「Kさんが言うからやないですか・・・それよりマル被は?」
「また・・・話題を変えようとして・・・マル被は次から次へと乗り物に乗ってるわ・・・さっき乗ってたヤツなんか、バンバン跳ねとったで~」
「そうなんですか」
「今日はこのまま、海遊びみたいやなぁ・・・おっ噂をしたら帰って来た」
マル被たちが水上バイクに引っ張られて、浜辺に帰って来ました。
その後、マル被たちはフローティングベストを脱ぎ、自分たちのビーチパラソルへと戻って行きました。
「Sさんは泳がへんのですか?」
「今日はええわ・・・何か疲れてるし・・・」
「今日はって・・・もう、今日しか無いですよ?」
「ええねん」
しばらくはマル被たちもデッキベッドで寝ていたのですが、14:00前になると、2人でビーチフロントへ向いました。
そして、スタッフに案内されて桟橋の方へと・・・。その桟橋からボートに乗って沖の方へ行ってしまいました。
マル被たちが向った先には、船が浮かべてあります。
「あれって、何でしょうかね?」
「何やろなぁ・・・お前、フロント行って訊いて来い」
「分りました」
私はビーチフロントに行き、さっきの船は何かを尋ねました。
「あれは、シーウォークの船です。あそこに、船が見えてるでしょ?あの船に乗り移ってから潜るんです」
「シーウォーク?」
「ヘルメットみたいなのをスッポリ頭から被って、海の中を歩くんですよ。おもしろいですよ」
「えっ?大阪の人?」
「はいここで夏の間仕事をしてるんです」
「へぇ~っ・・・そうなんや・・・ありがとうございました」
とっても可愛らしいスタッフの女の子でした。
<可愛いなぁ・・・でも、大阪から仕事かぁ・・・楽しそうやなぁ・・・海は綺麗し・・・>
「おっあいつらドラゴンボードに乗っとるぞ俺も乗ってこかなぁ・・・」
「見えるんですか?」
BOSSは浮輪の上から顔が出ているのです。
<もっと浅い所やったら見えるのに・・・届かんやん・・・>
「おいもっと早よ押せ~っ」
「はぁ~あ・・・」
「何や?その溜息は?こんなに素晴らしくて、気持ちがええ海やのに・・・溜息か」
「・・・・・・」
「あのドラゴンボートに負けんくらい早く押せ」
「そんなアホな・・・」
しばらくの間BOSSに、「あっちへ行けこっちへ押せ」と引っ張り回されました。
「おう・・・もう、そろそろ上がろか?」
「そうですね・・・」
「そんなら、浜辺までレッツ・ゴー」
「レッ・・・ツ・・・ゴー・・・?」
「早く戻れ」
「BOSS・・・馬やないんですから・・・」
「アホ馬やったらもっと仕事するわい一緒にするな馬が聞いたら、気悪するやないか・・・」
「えっ・・・」
<無茶苦茶や・・・>
浜辺に上がると、私はヘトヘトになっていました。
「N君、この浮輪返しといてな」
そう言ってBOSSは私に浮輪をかぶせ、デッキの方へ走って行ってしまいました。
「・・・・・・」
私はマリン・スポーツ・クラブのビーチフロントに行き、浮輪を返しました。そして、SさんとKさんが居る所に行きました。
「お疲れ様です」
「お疲れさんん?何か疲れてるなぁ・・・BOSSの子守か?」
「はい・・・もう・・・無茶苦茶で・・・」
「あっそんな事言うてもええんか~ぁ?」
「Kさんが言うからやないですか・・・それよりマル被は?」
「また・・・話題を変えようとして・・・マル被は次から次へと乗り物に乗ってるわ・・・さっき乗ってたヤツなんか、バンバン跳ねとったで~」
「そうなんですか」
「今日はこのまま、海遊びみたいやなぁ・・・おっ噂をしたら帰って来た」
マル被たちが水上バイクに引っ張られて、浜辺に帰って来ました。
その後、マル被たちはフローティングベストを脱ぎ、自分たちのビーチパラソルへと戻って行きました。
「Sさんは泳がへんのですか?」
「今日はええわ・・・何か疲れてるし・・・」
「今日はって・・・もう、今日しか無いですよ?」
「ええねん」
しばらくはマル被たちもデッキベッドで寝ていたのですが、14:00前になると、2人でビーチフロントへ向いました。
そして、スタッフに案内されて桟橋の方へと・・・。その桟橋からボートに乗って沖の方へ行ってしまいました。
マル被たちが向った先には、船が浮かべてあります。
「あれって、何でしょうかね?」
「何やろなぁ・・・お前、フロント行って訊いて来い」
「分りました」
私はビーチフロントに行き、さっきの船は何かを尋ねました。
「あれは、シーウォークの船です。あそこに、船が見えてるでしょ?あの船に乗り移ってから潜るんです」
「シーウォーク?」
「ヘルメットみたいなのをスッポリ頭から被って、海の中を歩くんですよ。おもしろいですよ」
「えっ?大阪の人?」
「はいここで夏の間仕事をしてるんです」
「へぇ~っ・・・そうなんや・・・ありがとうございました」
とっても可愛らしいスタッフの女の子でした。
<可愛いなぁ・・・でも、大阪から仕事かぁ・・・楽しそうやなぁ・・・海は綺麗し・・・>