なお、2010/2/10のエントリ「ご当地マチキャラを新幹線で集める」で、名古屋-東京間で収集できるご当地マチキャラについて紹介しているので、あわせてご参照願いたい。
平城遷都1300年祭のマスコット、せんとくん。
大阪府枚方市の観光大使、くわらんこ。
兵庫県のマスコット、はばタン。
なかでも「せんとくん」のインパクトはすごい。筋肉質な姿で待受画面を走り回る様子は迫力を感じる。
さて、「ご当地マチキャラパスポート」のサイトを確認すると、出会ったキャラクターから手紙が届く「ポスト」のコーナーや、「ご当地キャランド」と題した企画コーナーが用意されているが、これらはサービス開始から3か月経っても動きがない。
想像するに、ポストは旅先で出会ったキャラクターから最新の観光情報や地域の情報が送られてくるコンテンツであろう。「東京では梅が咲きました。また、お越しください」というような地域の便りが届くなら楽しいと思うのだが、これはご当地マチキャラパスポートのサイト上で楽しむ形になるのだろうか。
一方、ご当地キャランドでComing soon!の状態が続いている「東西対抗マチキャラダウンロード合戦」はダウンロード数を競う企画のようだが、ご当地マチキャラパスポートの登録枚数やご当地マチキャラのダウンロード数が想定より伸びないことから、企画が凍結されているのではないかと勘ぐってしまう。そもそも、対応端末が限られている中、こうした企画が成立するのか疑問を感じないでもない。
前回のエントリーでも触れたが、ご当地マチキャラと出会える場所はそれほど厳密ではないことも改めて実感した。私は今回、枚方市にも兵庫県にも行っていないが、大阪難波駅で、「くらわんこ」と「はばタン」をゲットできてしまった。ご当地マチキャラの収集は難しくなるが、もう少し位置判定が厳密であっても良いだろう。さすがに、県境をまたいでしまっては「ご当地」の意味がなく、興ざめしてしまう。
ご当地マチキャラは現実の移動を伴うだけに、参加できる利用者が限られてしまう側面があるが、そのことがまたプレミア感を演出していて、非常に扱いの難しいコンテンツである。
こうした意味からも、今後どのようにサービスが展開されていくのか注目している。
【参考】
- 京都府のご当地マチキャラ「まゆまろ」と出会う (2014/7/19)
- ご当地マチキャラを新幹線で集める(西日本編) (2011/9/12)
- ご当地マチキャラを新幹線で集める (2010/2/10)