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P-01Bのイルミネーション

 前機種SH-01Aで日常的に不便を感じていたのが背面の着信/充電ランプである。
 P-01Bの着信/充電ランプは、SH-01Aに較べると明るくて見やすい。ランプの周囲がほんのり円形に光り、視認性を高めることに成功している。

背面の着信/充電ランプの比較。左がSH-01A、右がP-01B


 このランプの色や点灯状態を設定するのが、「イルミネーション」の設定画面である。P-01Bでは、「MENU」→「設定/サービス」の中に、サウンドやディスプレイと並んで破格の待遇で配置されている。
 設定対象となる動作は、電話やメールの着信の他、端末を閉じる時や時報、ICカードの認識時など多岐にわたっている。

「設定/サービス」メニューにあるイルミネーション設定 イルミネーション設定画面


 あらかじめ色が決められていて、基本的にはONとOFFを選択するのが不在未読、Music&VideoCh、クローズ、ミュージック、Bluetooth、ICカードの6つ。このうち、不在未読イルミネーションの色は固定で、電話とiアプリコールの不在着信は青、未読のメールやiコンシェルなどがある場合はピンクでそれぞれ5秒間隔で点滅するが、手動で確認するまで点滅し続ける設定と、24時間後に消灯する設定とOFFを選択できる。
 未読メールのイルミネーションのピンクは、下の写真のようにかなりインパクトのある色なので、好き嫌いが分かれるかもしれない。

未読メール等がある場合はピンク色で点滅


 時報は、毎時0分に音とランプの点滅で時間を知らせるもので、固定の音とランプ色(白)で知らせるか、それとも時刻ごとに音とランプの色を変化させるかの2種類のパターンとOFFが選べる。
 また、着信イルミネーションは、電話やメール等が着信している瞬間のイルミネーションを設定するものだ。「着信イルミネーション選択」を選ぶと、「A-Signal」から始まる43種類のパターンの一覧が表示される
 大まかな色の傾向としては、Aは青、Bはピンク、Cは水色、Dは黄色、EとFはそれぞれの組み合わせがセットされていて、「Signal」や「HOTARU」など点滅のパターンが各5種類ずつ用意されている。

着信イルミネーション画面 着信イルミネーション選択画面


 これに加えて「色1」から「色12」として、好みの色を12種類自作することが出来るうえに、順々に色が変わるグラデーションのパターンが1種類ある。

「カラー調整」でRGBを調整して色を自作 「カラー名編集」で自作の色に名前をつけられる


 さらに、通話中イルミネーションでは、次々と色が変わるグラデーションが2種類加えた40種類の中から選ぶことができる。

 正直言って、カラー調整の設定は凝りすぎと思えるくらいだ。
 ただ、点滅パターンの自作は出来ないし、せっかくの自由度の高いカラー調整の結果を着信関係の動作にしか反映できない、ちぐはぐさも気になる。

P-01Bのイルミネーションはカラー調整の自由度が高い

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