さっそく、Optimus LTE L-01Dでマクドナルド公式アプリを起動しFUNのカテゴリを開いてみると、「スマイルストア」というコンテンツが用意されている。
「スマイル」といえばマクドナルドの一部メニュー表に記載されている「スマイル 0円」が有名だが、PC向けのWebサイトで印刷して利用するクーポンを提供するコーナーの名称は「スマイルプラス」であり、「スマイル」というワードにはマクドナルドならではこだわりがありそうだ。
今回プリペイドクーポンとして販売されているのは、「Big America」シリーズとして2012年1月から提供される4つの商品(「グランドキャニオンバーガー」、「ラスベガスバーガー」、「ブロードウェイバーガー」、「ビバリーヒルズバーガー」)にマックフライポテト(M)とドリンク(M)が付いたセットだ。
さっそく購入してみた。
クーポンの代金支払いに、月々のドコモ携帯電話料金と合算して請求されるドコモケータイ払いを利用することから、購入手続の中でドコモIDとパスワードによるドコモログインを要求される。
加えて、最終的な決済内容の承諾時にはspモードパスワード(iモード携帯電話の場合はiモードパスワード)の入力が必要だ。
以前からマクドナルドはドコモのケータイクレジットサービス「iD」と連携した様々なキャンペーンを実施してきているが、今回の決済方法は(一義的には)iDではないので、iD利用者向けのキャンペーンの対象にはならない点には注意が必要だ。そもそも、現時点でスマートフォン向けのiDはインターネットショッピングに対応していない機能制限がある。ただし、かざすクーポンが対象のキャンペーンには参加できる。
また、クーポン自体に購入数制限はないようだが、ドコモケータイ払いに10,000円という1ヶ月の利用限度額があり、決済が可能なのはその範囲の枚数と言うことになる。
決済完了したクーポンは直ちにアプリに配信されるので、店頭で直前に購入することも可能だ。ただ、画面遷移等のため手続きには数分の時間がかかるので購入列に並ぶ前に操作は終えておくべきだろう。
実際にこのプリペイドクーポンを利用して、販売中の「グランドキャニオンバーガー」のセットの提供を受けた。たしかにレシートには支払額が0円であることが示されている。
ちなみに、このグランドキャニオンバーガーのセットの販売価格は720円~740円(地域によって異なる)、通常のかざすクーポンでは710円の価格のクーポンが配信されている。これに対して、2011/12/20~2011/12/31に販売されたのプリペイドクーポンの価格は500円で割引率に直すと30%を超える大幅なバーゲン価格が設定されていた。その後、2012/1/1~2012/2/29は100円値上がりして600円になっていて、割引率は16%~19%といったところ。このあたりの価格設定は見事だと思う。
【2012/01/24追記】
配信されるクーポンの内容と価格は時期によって異なる、今日時点では「グランドキャニオンバーガーセット」としてポテトM+ドリンクMとの同内容のセットが通常のかざすクーポンでも640円で配信されている。この場合600円のプリペイドクーポンとの差額は40円(割引率6.25%)となり、それほどの旨みはない印象を受ける。販売開始直後に多めに購入しておくのが吉か。
ドコモ限定かつおサイフケータイ対応端末限定という縛りはあるが、リーズナブルな価格設定であることから期間限定メニューを試してみるきっかけになるキャンペーンだと感じている。レギュラーメニューにも拡大されていくことを期待したい。
【参考】
- マクドナルドでモバイルオーダーを使って「順番抜かし」する (2019/12/24)
- マクドナルド公式アプリが「かざす会員証」に対応 (2011/5/28)