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FOMA補助充電アダプタ01を入手

 ドコモプレミアムクラブ「電池パック安心サポート」で、FOMA補助充電アダプタ01の提供を受けた。
 総合カタログによると販売価格は税込2,100円。ドコモオンラインショップのお知らせを見ると、2009/8/31までは税込3,150円だったが値下げされたようだ。

FOMA補助充電アダプタ01


 FOMA補助充電アダプタ01は、いわゆる補助バッテリーで、事前に充電しておいた補助充電アダプタをFOMA端末に接続して端末を充電することができる。

 本体にはCHECKボタンだけがあり、押すと補助充電アダプタのバッテリーの残量をバッテリーインフォメーションのランプの点灯/点滅状態で知らせてくれる。具体的には、CHECKボタンを押して、緑のランプが点灯すればバッテリー残量は15%以上あるという意味で、5%~15%以下だと点滅し、さらには5%以下の場合は消灯するという、少々アバウトな表示だ。バッテリー表示の細分化が始まった2009年夏秋モデルより前の端末と同じ感じか。
 また、ランプは補助充電アダプタ自身への充電中も点灯する。

補助充電アダプタのバッテリーの充電中はランプが点灯


 取扱説明書によれば、補助充電アダプタの充電にかかる時間は4時間程度。
 右側面のINPUTと書かれた外部接続端子のキャップを開けてACアダプタを接続する。充電に使うのは、FOMA端末用のACアダプタであるが、さすがにこれは同梱されていないので手持ちのものを使うことになる。
 バッテリーとして1800mAhのリチウムイオン充電池を内蔵していて、たとえば800mAhのP-01B用電池パックP20であれば2回分の充電ができる計算だ。

本体側面の外部接続端子 FOMA補助充電アダプタ01の裏側ラベル


 補助充電アダプタに、ACアダプタとFOMA端末を同時に接続することで、バッテリー自身の充電と端末への充電を連続して行う機能もある。
 この場合、補助充電アダプタのバッテリー残量が10%以上あれば、先にFOMA端末の充電が行われ、FOMA端末の充電が完了したあとで自動的に補助充電アダプタの充電に移行する。もし、補助充電アダプタのバッテリー残量が10%以下の場合には、先に補助充電アダプタの充電を開始し、残量が10%になった時点で、FOMA端末の充電に移行する仕掛けだ。
 ただ、補助充電アダプタのバッテリー残量が10%であるかを確認しようにも、バッテリーランプは5%以下、5%~15%、15%以上という区切りでの残量表示しかできないという、ちぐはぐさが感じられる。

 ケーブルを除いた大きさは縦横が69mm×56mmで横幅は端末より少し大きいが長さは3分の2程度、厚さは14mm、重さも71gなのでいずれも端末のほぼ半分程度だ。
 ドコモ契約者でドコモプレミアクラブにさえ入会しておけば、同一端末を1年間利用するという条件だけでドコモポイント500ポイント(プレミアステージ会員なら無料)と交換が出来る。もっとも、電池パック安心サポートのサービスを利用して提供を受けるためには、ドコモショップの店頭に出向く必要はあるが、かなり便利なオプション品だ。

P-01BとFOMA補助充電アダプタ01を接続


【2010/3/21追記】
 補助充電アダプタ01は、ドコモのWebサイトに取扱説明書が掲載されていないようなので、機能などについて説明を追加した。

【参考】

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