はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(401)     国民酒場   「じいえんとるまん」  上大岡

2015-12-25 01:27:12 | 日記
先日、
立み仲間から上大岡に渋い立飲み屋がある
なぁんて話を聞いた
名前は「じいえんとるまん」

はげまるが一番好きな立飲み屋さん
て言うと、
昭和の古い酒屋さんの横あたりに
ハゲた木のカウンターなんかがある
立飲み屋である

仲間に聞いてみたら
酒屋さんがやっているわけではないが
店内はかなり広く
味のあるおじさん世代もかなり出入りしている、
との事であった

調べてみたら
国民酒場

げほ、
国民酒場
いい響きではないかいな~
はげまるが横浜の現存する市民酒場を
徘徊した事はブログでも書いたが
今回は、ぬぁんと、ぬぁんと、
(最近よく使うな)

国民酒場である

立飲み大好きな日本国民としては
行かなくてはお国に顔向け出来ない
非国民の烙印を押されしまうではないかいなぁ








テナ事で国民酒場へと上大岡駅に降り立った


はげまるは40年ほど前、
ここ上大岡に住んでいてた
その当時の上大岡は駅ビルなんて出来てなく
駅のホームから
鎌倉街道がよく見わたせたものである


立飲みの前に軽く
上大岡駅周辺を散策する事にした





すっげー高層マンションだなぁ






この道はその当時はもっと狭くて、
両側には写真屋、キャバレー、模型屋、食堂、
エロ本屋、なんていろんな店が軒を連ねていた、
もうその頃の昭和のお店なんか無いんだろうなぁ~

なんて歩いていた






お~~~~~~~~~~~~~~ 
昔の店構えの店を見つけ~






閉店セールの張り紙が貼ってあった





のんびりしていた昭和の時代の商店
まるとよさん  さようなら





隣の横路地横の店舗の裏には昭和の姿がまだ残っている






こんな感じ






その先の橋は40年ほど前には毎日
渡っていた橋であるが
まだ昔のままの姿で残っていてくれて
うれしくなってしまうなぁ





改装工事中みたいでありきっと来年あたりには
新しい橋へと変わって行くのであろう












くぼはし(橋)

はじめて名前を知った






くぼはしを渡りきった角のお店にはよく入ったものである
いつもTDKの90分カセットテープ580円を買っていた
(ここが一番安かった)
まだカセットテープが全盛の時代で
ソニーのウオークマンが出た時は
その素晴らしい音に驚いたものである






その先も歩いてみたい気もしたが
今日のメインは国民酒場である

テナ事で戻る事にした






この建物も昔のままであるな





いい味だしているなぁ





表の姿
なんのお店だったかは記憶に残ってない





はい国民酒場「じいえんとるまん」  





国民酒場の文字がたまらない





店内はかなり広い
入って左側の写真
おじさんの密度が高いのがいい





注文する狭いカウンターの下には
手作りの酒のツマニがどっさりこんと見える

いいぞ~いいぞ~





はげまるは飲みモノ酒のツマミを二品買って
比較的空いている右側方面に移動した





そのあたりから写真を撮る





焼酎の水割り150円 イカそうめん200円 トマト200円

安いなぁ








タバコを吸おうと思ったら近くのおじさんが

あんた~~  だめだよ~ タバコはあちらで吸うんだよ~

と店の左側方面を指差した




へいへいと新参者のはげまるは
酒とツマミを二回に分けて
喫煙OKの左側のカウンターに移動した





子供の頃学校で毎日見ていた黒板には
沢山の酒のツマミが白のチョークで
ずら~~り~ と書かれている

またまた
いいぞ~いいぞ


ここではげまるはすごい光景を目にしたのである

子供の頃父に連れて行ってもらった昭和の立ち飲み屋で
よく見かけたおじさんの定番姿であった





満面の笑みをたたえたおじさんが
はげまるが飲んでいる場所あたりに
すーっと登場した

片手にはビールの大瓶
そのビール瓶の口あたりには
ガラスのコップがかぶせてある
(昔はグラスんなて言葉は使わなかった)

もうひとつの手には
マグロのブツの皿、そして中指と薬指の間には
醤油用の小皿を挟んでいる

うわ~ 久しぶりにこんな光景を目にしたなぁ

子供の頃の記憶では
この姿でタバコを吸い、
鼻から煙なんぞをたなびかせ
耳には予備のタバコが挟んであったりしていた
おじさんを見た記憶がある

おじさんは、はげまるの隣あたりに
陣取り、
凄く嬉しそうな顔をして
ガラスのコップにビールを素早くついで
グッグッグッグッと息もつかずに
一気に飲み干した
飲み干したおじさんの
ふぁ~~
と歓喜の小さな声がはげまる耳に入った







はげまるは
もう一杯焼酎の水割りを飲んで
大満足で店を後にした










外に出ると、すっかり夜の景色になっていた




国民酒場 じえんとるまんさんの
お話でありました。

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