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gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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げんしけん 二代目 1巻の感想レビュー(コミック)

2011年05月23日 12時33分53秒 | コミック・雑誌
講談社のコミック『げんしけん 二代目』(木尾士目先生原作)の1巻が発売中です。
『げんしけん 二代目の壱(10)』という表記からも判るとおり、アニメ化もされたげんしけんの10巻にあたる本作。
荻上さんが会長になったその後が描かれる内容なので、ファンの方は必見かと。

お話的には、毎年恒例の『新入部員集め』をはじめるところからスタート。
得意のイラストでなんとか入部希望者をゲットした現視研でしたが、まさかの男の娘キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!…だと?という波乱の幕開けですw

完全な続編ということで、笹原をはじめとした先輩メンバー達も続々とゲスト出演してくれるのが嬉しいですね。
というか、斑目さん、今年も部室に入り浸りまくりで完全に馴染んでたりw
愛すべき総受けキャラであり、典型的なオタク像を体現する斑目さんですが、咲に片思いを続けてきた彼にもようやく春がやって来るのか?と思うとオラ、ワクワクしてきたぞ!
問題はそのお相手候補が『だが、男だ!』な波戸くん(ノトマミさんボイスのイメージでおk?)だということですがw

しかし、近年の男の娘ブームの高まりは、オタク業界でも無視できないムーブメントとなって来ていますが、こうも巧み、かつ自然に本編に取り込まれると、テンション上がらざるを得ませんね。
元々、オタクの日常生活やその内面の心理そのものにスポットを当てたことで多数の共感者&人気を集めた本作ですから、多数盛り込まれた小ネタも含めて、このあたりは『お家芸』といった感じでした。

矢島&吉武の腐女子新入部員コンビとの絡みも、より一層波戸くんのキャラの掘り下げに有効活用されている感じですね。
特に、波戸くんの美しすぎる容姿にコンプレックスを抱きつつも、ついつい絡んでしまう矢島っち、マジ良い人!というか、笹原の様に色々と苦労させられそうな気配がw

個人的には、妄想(;゜∀゜)=3ハァハァを誇張した感じの吉武の方が、動きを見ていて面白いので好みなのですが、シリアスな場面で心の中までズバァー――っ!と入り込んでくるのは、等身大のオタク(腐女子)像を投影された矢島っちの本音トークの方かなと。
なんだかんだで波戸くんを意識することが多い→恋愛へのフラグなのかしら?と深読みしてしまいますが、ハト×マダの公式設定の牙城を崩すのは大変そうかも(マテ

というか、女子率上がりまくりで斑目さん美味しすぎ&ウラヤマシスな件(だが、朽木、テメーはダメだw)。
総受けというポジションから考えれば、『本作の真のヒロインは実は斑目さんなのぜ!』という気がしないでもない(真顔)ですが、新しい恋に生きるにしても、咲になんらかのアクションを取るにしても、ここらで一つ男を見せて欲しいですね。
そして、もっと今以上にウダウダと悩みまくる姿を見せて楽しませて頂ければw
思考パターンが分かりすぎるので感情移入度が高いこともありますが、咲との関係をあえて『一線を越えない』ピュアなもののままで終わらせた初代とは違った展開が見られるのか、気になるところです。

登場キャラ達にとっての現視研が居心地の良いスペースであることと同様に、本作の持つ空気感自体がオタクである読者に取って馴染み深く、読むとある種の『癒し』を感じられるのが良いですね。

ファンの方はもちろん、未見の方も1巻からガッツリと読んで頂きたい作品です。

気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


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