gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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戦場のヴァルキュリア第1話『戦火の出会い』の感想レビュー

2009年04月06日 19時21分41秒 | ギアス他カテゴリ分け終了済み作品
スージーの存在感が辛抱たまりません!
ヾ(≧∇≦*)ゝ
イーディ&ホーマーは多分登場するだろうなぁと思っていましたが、彼女達がオープニングとエンディングのみの出演だったのに比べると明らかにスージーの方が優遇されていてニヤニヤでした。

ゲーム未プレイの方に補足しておくと、ウェルキンやアリシアをはじめとしたメインキャラクター以外のユニットは、志願兵という形でプレイヤーが大勢の候補者から自由に自軍に加えて遊べるシステムが原作ゲーム版の特徴でした。
ユニットの兵種(移動範囲が広い偵察兵や、攻撃力の高い突撃兵など)やキャラクター同士の相性(友達同士が近づくと有利な効果が発生)等、様々な面に考慮しつつ、その人だけのオリジナル軍を構成してミッションに挑むわけですが、逆に言えば、選ばなかったキャラには全く出番がないままクリアしてしまう可能性もあるわけです。

たくさんの同じ兵種のキャラクターをおさえて、スージーが登場キャラとして選ばれたことをまずは喜びたいと思います。

このスージー、育ちが良いせいか戦い自体が好きではなく、たまに攻撃を放棄してしまうことがあるというポテンシャル(設定)を持っていて当時おどろかされました。
敵に近づいていざ攻撃!!と思ったらポテンシャルが発動し、敵の目の前で棒立ち( ̄□ ̄;)!!反撃を食らって大ダメージ!…みたいな、シミュレーションゲームとしてはありえないデメリットを持ったキャラクターだったわけですが、そんな手間暇かかるところもキャラの個性になっていて、良い味を出していました。
能力的に見ればエースユニットであるアリシアに遠く及ばないスージーでしたが、愛着が湧いた分、いつもスタメンに入れていたなぁ…と、本編と全く関係ないところで盛り上がってしまい、申し訳ないです。
m(_ _)m

今回は気絶属性?まで付いて更に見所が多そうなスージーへの愛を語って満足したところで本編ですが、さり気にウェルキンとアリシアが出会った川の橋や土嚢の部分がゲーム1面のマップと酷似していたりと、ファンサービスがニヤニヤでした。

神話や帝国との情勢などについては、まだおぼろげにしかわかりにくいとはいえ、お話の合間に上手く絡めてきていたのが好印象でした。

メインヒロインであるアリシアはパン作りが好きで、いずれマイスターとなるべく修行していた、というあたりのエピソードも、パン屋の女将さんとの会話を挟んでさり気なくアピールしていましたし、戦闘中もパン屋のスカーフを外さないアリシアの個性の一端が垣間見えて良かったのではないかと。
ウェルキンは自然好き、イサラはメカ好きと、キャラの特徴はつかみやすいものが多いのがいかにもゲーム的ではありますが、その分早くお気に入りのキャラが見つかりそうで良いのではないかと思います。

大国に侵略されつつある自国を守るため、戦場に立つ少年少女達。
アリシアも敵帝国兵に対して躊躇わずに発砲、或いは手榴弾で攻撃する、と、ハードな側面も持つ本作。
川でスケッチしていたらスパイ!と疑うのはさすがにどうかと思いますが、街のみんなを守るために真剣なアリシアの様子を見ていても、平和の尊さを再確認しなくてはならないという気持ちにさせられます。

そんな中、いよいよ街中に敵兵が近づいて…と、絶体絶命のピンチに。
なんとか逃げ出した2人はウェルキンの家でイサラと合流する…という流れは原作と少し変わっていましたが、いざとなったらあらゆる手を使って大切なものを守ろうとするイサラの芯の強さがうまく表現されていて好印象でした。
(*^-^)b

ちなみに、イサラが巻いているダルクス織り、はダルクス人が好んで身に纏う装飾品であり、ウェルキンとは明らかに人種が違ったのでアリシアは兄妹だという言葉を信じる事が出来なかった訳ですね。
ダルクス人への迫害については、アバンでの神話部分でもチラッと描かれていましたが、本作のキーとも言えるポイントなので、注目しておくと良さげです。

人種に関係なく、イサラにとっては愛する義父や兄との思い出の詰まった生家をなんとしても守りたかったのではないかなと思います。
やはりイサラは兄思いの良い子ですね~。
その思いが高じるあまり、遂には戦車の管理までしてしまうに至ったイサラ。
エーデルワイス号カッコヨス!
\(^_^)/

ゲーム版では戦車よりも歩兵系ユニットの動かし方が肝となる本作ですが、見栄え的な意味でも強さ的な意味でも戦車同士の戦闘シーンには期待してしまいます。

次回、第2話、『コナユキソウの祈り』

鬼に金棒、ウェルキンにエーデルワイス号となるでしょうか?
残りの主要キャラ達も続々と登場しそうですし、今後も楽しみです。

やや目がパッチリしてアニメ向けなデザインになったキャラクター達ですが、その分細かく動いてくれることに期待。
ゲーム版と同じく水彩画タッチのエフェクトが独特の雰囲気を出しているグラフィックも良い感じでした。

PS3の初期を支えた名作であるゲーム版共々、是非ご覧になって頂きたい作品です。

とりあえず、スージー見たさ(//▽//)で試聴と感想は続けたいなと思います。



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2 コメント

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Unknown (Chel)
2009-04-06 20:49:12
こんばんはです。

>スージー
>たまに攻撃を放棄してしまうことがあるというポテンシャル
なるほどゲームではお遊び的キャラだったのでしょうか(^^;
でも不思議とそうゆうキャラって愛着が湧いたりするのですよね。自分ももし遊んでたら使い続けるキャラかもしれません。ひたすら「使える」キャラばかり選んでても面白みに欠けますし。
自分がよくSRPGゲームを遊んでた頃も、見た目とか愛着でユニットを選んでました。

…というのはさておき、背景が分かるとスージーへの見方がちょっと変わりました。何だかこの後も彼女に注目してしまいそうです。

自分はこの作品の原作は知らなかったのですけど、アニメ面白そうですね。期待したいと思います。
返信する
>Chel様 (gurimoe)
2009-04-08 01:24:14
・コメントありがとうございます&いつもお世話になっております。

ゲーム版を未プレイの方にも楽しそうな雰囲気が伝えられていれば、これに勝る喜びはございません。
\(^_^)/

スージーは髪型のクロワッサンのお陰で初見の方にも覚えていただきやすいキャラだとは思っていたのですが、たまたま自軍のスタメンだったのでテンションが上がってしまいました。

キャラを戦闘に参加させればさせるほどパーソナルポテンシャルが開花しやすいというゲームシステムになっていて、スージーの一番最後に開花するスキルが「博愛主義者」なのですが、これを習得すると『一定の確率で自分の攻撃が強制停止させられてしまう』というノーメリットな効果が常時発動状態にww

パーソナルポテンシャルは、それぞれのキャラの性格に応じた効果が振り分けられているのが特徴で、キャラによっては攻撃力や移動力に大幅なボーナス!といった具合に、非常に有用なものを身につける場合があります。
キャラの強さや評価に直結するだけに、かなり重要視するべきなのですが、発売当初は誰がどのポテンシャルを開花するのかという情報が無かっただけに、使ってみてはじめて気付く事態にならざるを得ませんでした。

レベルを上げた際に獲得するバトルポテンシャルには使い勝手の良いものが揃っているスージーですが、攻撃関係の能力値はやや低め。
しかし、スージーに限らず、手塩にかけて育てた分、既に愛着が湧いてしまっている分、他のキャラと入れ替えるのも忍びなく・・・といった経験は、ゲームをプレイされた方なら共感していただけるかもしれませんね。

gurimoeもはじめから成長率や獲得スキルが良いいわゆる「強キャラ」がわかっていれば、そっちを使いたがる派な訳ですが、パラメータがわかっていない状態でとりあえず20人の義勇兵を選びなさいと言われたら、やはり見た目や口調で選んでしまうのが人情かとww

多分OPとEDで出てくるメンバーのみがアニメ版に抜擢された小隊員なのだと予想しているのですが、他にもカッコイイ&可愛いキャラクターがいっぱいいますので、PS3を買われる事がありましたら是非1度プレイしてみてくださいね。

逆に言えば、メインキャラではないからこそ、スージーが途中で退場してしまう危険もあるかもしれません。
戦争モノなので穏便に済みそうにはないですが、なるべく多くの味方キャラクターたちに生き残って欲しいです。

魅力的なキャラクターと、中盤以降の怒涛の展開がうまく再現されればかなり盛り上がる作品になると思いますので、アニメでの彼女達の活躍に期待したいです。
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