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ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!7巻の感想レビュー(ライトノベル)

2011年05月30日 18時38分24秒 | ライトノベル・小説
ファミ通文庫のラノベ、『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc7』(田尾典丈先生原作、有河サトル先生イラスト)が発売中です。

表紙は振袖姿が美しい愛子。
シルバーブレットだけでなく、本編の方でも活躍著しい彼女ですが、ここに来て遂に公式本妻認定キタコレ!
ラノベクラスタの反応を見ていても、彼女の人気の高さは常々感じられていたので、感慨もひとしおといったところですね。
お姫様抱っこに慌てる様子とか、デレ期ニヤニヤ過ぎるw

お話的には、『八年前の事故が発生しなかった世界』にひとり放り出された武紀が、死んだはずの両親と再会したり、愛子と恋人関係にあることを知って驚きながらも、ヒロインズと再会するために元居た世界の手掛かりを探し回ることに…という展開です。

今まで謎に包まれていた『フェアリーテールシステム』の掘り下げがグングン進む、伏線回収&世界観の全貌解明回的展開が胸熱でしたね。
最終巻ではなく、この段階でかなり核心に近いネタが明らかになったことには大きな意義があったと思いますし、バラバラだったピースがひとつにまとまったことで、驚きを与えつつ説得力を高めるという効果も十分に出ていたと思います。

個人的には、ヒロインズの可愛らしさ萌え&武紀の男らしさ燃え優先の読書スタイルだったので、設定関連の伏線を元に考察…というレベルまで深く裏を読んではいなかったのですが、それでも今回の説明を読んで点と点が繋がった部分は多く、目からウロコが落ちまくりでした。
シリーズの初期から描かれていたアレコレは、はじめからここに繋がることを見据えられていたのね!というタイプのものもあれば、シルバーブレットで言っていたのはここにかかって来るのか!というタイプもあったりと、クライマックスに向けての盛り上げはバッチリですね。

また、話の中心に『フェアリーテールシステム』とヒロインズの存在がまずあって、そこに武紀がどの様に関わっていくのか?というのが今までの本シリーズの見所だったわけですが、今巻のエピソードでは武紀自身の存在がまず中心にあって、彼の選択が大きな意味を持つことになる…ということが強調されていたのが印象深かったです。
思えば、ヒロインズを最初に呼び出したこと自体、武紀の大きな『選択』だったわけで、ここでまた重要な『選択』を突きつけられたことには、因果めいたものを感じてしまいますね。

一介の高校生には荷が重すぎな気もしますが、何度もボロボロになりながらもヒロインズを守ってきた&これからも守り続けるべく前に進む武紀の意志と覚悟を思えば、あるいは彼ならば何らかの奇跡を起こしてくれるかも知れない!と期待したい気持ちも大きいですし、ヒロインズがそんな彼をますます好きになるのも理解できるというものかと。
ヒロインズも、武紀との今までがあったからこそ、こんな状況でも立ち止まらずに頑張れているわけでしょうし、積み重ねてきた想いの深さが感じ取れるというものw

そんな武紀が、ちゃんと『主人公』として成長していることが強く伝わってきてテンション上がってきた!という絶妙なタイミングで、正樹との絆が描かれるクライマックスの流れがこれまた鳥肌モノで、涙腺崩壊し過ぎてヤバい件。
武紀も正樹もカッコ良すぎるやろ…主人公というか、既に英雄やろ…。
キャァ♪~~(/≧∇)/\(∇≦\)~~キャァ♪
互いを認め合った男同士のやり取りにはグッと来ましたね。
(男同士が…とか色々深読みするのも、女性ファン的にはアリっぽい予感w)

ところがどっこい、これで武紀も名実ともに主人公になったというか、ますます男を上げたなぁ…と思っていたら、更に愛子が男前だった件w
武紀もヒロインズも、自分の気持ちをしっかり告白することが多い本シリーズですが、まさにこのシチュエーションならではのやり取りという感じでしたね。
秀之さん、マジ涙目w

多くの謎が明かされ、また、劇中でも真実を知る者が増えて物語の加速感も増し増しでしたね。
個人的には、武紀の両親との玉子焼きのエピソードが、ベタとは言えひとり号泣大会状態だったので、ここはひとつ妥協せずに、このまま勢いに乗りつつ最高のハッピーエンドを目指して欲しいですね。
また、ラブコメ面では、愛子もここまで頑張ったわけですから、次はいよいよゆうきのターンかしら?と期待しつつ、次巻を待ちたいと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。



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