コードギアスＲ２第１４話『ギアス狩り』の感想レビュー

・ロロがシャーリーを殺したことをルルーシュに隠さなかったのが意外でした。それだけ信頼してるということなんでしょうか？普通にルルーシュを見ていれば、理由はどうあれ『シャーリーに手をかけたら見捨てられる！』とか考えるのが普通かな～と思うのですが…σ(^-^;)。その場しのぎで嘘をついたところですぐに見破られただろうとも思いますが、殺したことへの罪悪感ではなく、ルルーシュに見捨てられることへの恐怖感で証拠隠滅を図ったりする方がロロらしいかな～とか予想していたのでちょっとあっけなかったかなと思います。
対してルルーシュのロロを利用するための一連の演技は、まさしくルルーシュらしかったですね。あれだけあからさまに『殺してくれて助かった』的なセリフが続いても、きっと何かの策に利用するために芝居してるんだろうな～と自然に予測できるのはある意味キャラが立っている証拠かもしれません。ロロの報告を聞いた瞬間から『本拠地潰してついでにロロも死なす！』と怒り心頭になっていたにも関わらず、ロロを信じ込ませる…ってどんだけワルやねんと。Ｃ.Ｃ.にだけ本音を見せて当たり散らすあたりは、他の人に言えないのは当然としても、むしろ何だかんだと言いながら心を許しているからでもあるでしょう。また、死なせてしまったのがシャーリーだったからこそ、方針を変えてまで根絶を図ったのだという風にも捉えられるかと。シャーリーが死んだ後になって、ルルーシュの彼女に対する想いの強さが感じられるエピソードが現れて来るというのが皮肉ですね。
で、本拠地強襲ですが、虐殺っぷりを強調しすぎててちょっとキツかったかなと思います。銃で撃たれて吹き飛ばされたりするシーンが入るとリアルっぽく演出出来るんだろうとはわかるのですが、かと言って絶対必要という訳でもないような。ロロが兄弟分を始末するところとか、音だけにしてますが、よく考えたら怖すぎです(((゜д゜;)))とりあえず、『無差別に無抵抗な研究員を撃ち殺す＝ブリタニアのやり口と同じ』ということを黒の騎士団員達が体験したことが、今後に関わって来るのか注目したいですね。あと、Ｖ.Ｖ.が『兄弟万歳！兄弟最高！いやっほぉぅ！』（一部誇張表現アリ）と思っているのに対して、当のブリタニア皇帝（若い頃のイケメンっぷりに吹いた）は、『兄上はまた嘘をついた…』と漏らしていたりするのも意味深です。立場的なラスボスは、やっぱりパパなんですかね？マリアンヌとの絡みも気になりますし。ルルーシュと対面したところで次回に続く…～って気になりすぎです(^_^;)。
あと、こっそりカレンがピンチなのもヤバいですね。そこでリフレイン使うのかスザク！みたいな。君の崇高な理念はどこに行ったんだ。本当に使ってしまえば、後でスザク自身が傷付いてしまいそうなので何とかナナリーに阻止して欲しいところですね。
(#｀ε´#)『リフレインかっこわるい！ダメ！ゼッタイ！』
扇とヴィレッタの周囲も色々ときな臭くなって来ているので、次回も目が離せませんね。なるべく多くのキャラに生き残ってほしいなと思います。