goo blog サービス終了のお知らせ 

gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

東京レイヴンズ6巻の感想レビュー〈ライトノベル)

2011年10月20日 20時37分57秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『東京レイヴンズ6 Black Shaman ASSAULT』(あざの耕平先生原作、すみ兵先生イラスト)が発売中です。
表紙は春虎&夏目のコンビと、今巻の影の主役である道満。
サブタイトルからして殺る気満々な道満の来襲をどうやって切り抜けるのか?というのが見所の本作にはピッタリな布陣とも言えそうですね。

5巻が日常ラブコメ要素寄りだったのとは対称的に、今巻はかなり緊迫感に満ちたバトルメインの構成だったのが印象的でした。
鈴鹿の再登場から人間関係の変化が丁寧に描かれてきた本シリーズですが、京子が世話を焼いた甲斐もあってw順調に信頼関係が築かれていて何よりでした。
今までも、春虎と夏目、春虎と冬児といった感じでコンビでの連携プレイがクローズアップされる局面は多かったですが、ここに来て遂にチームでの集団戦にも挑めるようになってきたのは胸熱ですね。
レイヴンズと複数形で語られている通り、それぞれがプロの陰陽師になるべく研鑽を続けて来た彼らが、少しずつ互いの事情を理解し合い、実力を高めた結果が試される王道の成長物語が堪能できたので良かったと思います。

ただ、相手がラスボスの風格を漂わせる道満だったのは運が悪過ぎるとしか言い様が無い件。
RPGで言えば負け確定バトルイベントですやん!というぐらい強さに底が見えない道満との戦いは、相手が慢心ではなく意図的に遊んでいるにも関わらず全く歯が立っていないこともあって((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルでした。
単純な悪者というよりは、どこか憎めない人間味を持った所がある道満なので、それほど悲壮感はなかったのですが、それだけにいつ本気を出してくるのかというスリリングな緊張感が楽しめて良かったです。

個人的には、なんだかんだで春虎達の誰かが活路を見出す展開なのかなと思っていたのですが、遂に真剣モード発動な大友先生の無双っぷりで盛り上がりまくり&脳汁出まくりだったというw
ここまでチラ見せでタメてタメての展開だった分、爽快感マジ半端なかったっス♪
本気のオトナの格好良さをマジマジと見せつけられた感じですね。
単に強いだけでなく、教え子たちへの気配りも万全なデキるオヤジ像が素敵すぎる!

春虎達にとって、ある意味完成形とも言える目標としての存在感を放った大友先生ですが、どの陣営にとっても勝敗を含めかなり予想外の結末を迎えたと言って良いと思いますし、ますます気が抜けないところかと。
天馬関連の伏線も展開が楽しみですね。

さて、ラブコメ関係的には、夏目=北斗の事実に気付きつつあるご様子の春虎のテンパりぶりも大きな見所でしたね。
目立った大きなイベントは既に5巻で済ませてしまっていたわけですが、恋に不慣れな男子が悶々と思い悩んでしまう様子は、ヘタレ萌え属性のある女性ファンにはかなりのご馳走になるんではないかと♪
個人的にはいきなり仲が進展するハーレム系展開も大好物ではありますが、やはり学園モノ作品で最も強く青春を感じる要素として恋愛にまつわるアレコレが果たす役割は大きいと思うわけでw
ましてや、そんな状況を自ら作ってしまった夏目に至っては、1巻以前の時点から悩み続けてきた問題だと考えれば尚の事(・∀・)ニヤニヤせざるを得ませんね。
それを思えば、春虎はもうちょっと悩み続けるのも良いかなと。
その上で、しっかりとした答えを見つけ出して欲しいところですね。

公式ホームページでは11月20日締め切りで東レヒロイン総選挙イベントも開催中とのことなので、興味のある方はご確認を。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

【ファンタジア文庫】東京レイヴンズ PV


富士見書房公式サイトへはこちらから

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。