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生徒会の金蘭の感想レビュー(ライトノベル)

2011年10月20日 15時14分03秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6』(葵せきな先生、狗神煌先生イラスト)が発売中です。
新アニメ化の続報が気になる今日この頃ですが、番外短編集的位置づけである黙示録シリーズもいよいよクライマックス間近ということで目が離せませんね。
表紙は遂にヤッちゃいました!な中目黒きゅんキマシタワーw
セーラー服姿が萌えるッ!…だが男だ(お約束w)
いつかは来るだろうと期待していた方も多いと思いますが、どこからどう見ても美少女な上にカラー口絵では鍵くんとのウエディング姿も披露とか、ホント、良い最終回でした(マテ

…このまま『第三部、完ッ!』的に終わってもそれはそれでよかった気もしますが、お話的には中目黒きゅんをメインにした二年B組編最終回のエピソードを収録した超シリアス展開だったので驚かされました。
人間関係の負の側面に焦点を当てた重い展開と意外な結末は、ある意味葵先生らしい演出だったと言えるかも知れませんね。
前半にいつもどおりの生徒会及び宇宙姉弟との賑やかなやりとりが描かれていた分、ギャップ効果も高かったかと。
ページ数的にもかなりボリュームがあり、読み応えもバッチリでした。

中目黒きゅんが前の学校でいじめられていたという設定については、既に鍵くんとの出会いや碧陽学園での生活によって整理がついた形になっていたわけですが、今巻で実際に当時の様子が語られているのを見ると想像していたよりかなり陰湿で、思わず言葉を失ってしまう程でした。
個人的には、不当ないじめから逃げる事自体も立派な戦い方の選択肢だと思うので、彼自身がそこに過剰に負い目を感じる必要は無いと思います。
しかし、それはそれとして、彼が碧陽学園に来て癒され、成長したことで自分と向き合えるようになったのは事実ですし、そこから更に先に進もうと自ら選択し、行動したことには大きな意味があったかと。
その過程が丁寧に描かれていた事に加え、宇宙姉弟の抱える問題が綺麗に重なってくる演出も絶妙で、読後の満足感も高かったです。

また、守のエピソードは思わず目頭が熱くなること間違いなしだと思いますが、ひとつのお話として決着をつけただけでなく、それ自体が伏線の役割も果たしていたのが凄かったですね。
前巻でかなり好感度を増した巡が、今回も更に姐御肌全開で株価を上げていったこともありますし、姉弟揃って良キャラになってくれて良かったなと。
本来のメインである生徒会メンバーにも負けない活躍が見られたのは、黙示録シリーズの面目躍如といったところでしょうか。
後日譚での出番も増えると良いですね。

個々の短編では恒例の現実作品パロネタもたくさん見られましたし、本編、番外編ともにラストエピソード間近ながらいつも通りのテンションの高さの生徒会に(・∀・)ニヤニヤさせられましたが、熱狂的なファンをメタネタっぽく描いたエピソードについてはちょっとやりすぎというか、そこだけ妙に現実を意識させられてモヤっとなってしまったかも。
あくまで知弦さんの掘り下げ&変則的なオタクの自虐ネタと割り切って読めば問題なさそうですが、読中の没入感を削がれてしまったのは残念でした。

あとがきによれば、本編最終巻の発売日が2012年1月頃予定ということと、一年C組編最終回も収録された黙示録シリーズがもう1冊出ることがほぼ決まっているようで楽しみです。
『生徒会の土◯』の◯の中には何が入るのかしらw


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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