連休中に積極的に見ておきたかった花のひとつです。
ちょっと一巡りでは、出会えない場所にあるのでね。
昨年は近所の駐車場の隅にあった花をアップすることができたのですが、最近、2ヶ月くらい前の話かな、伐られちゃったんです。
長い間、駐車場になっておりましたからね、いよいよ何かが建つのかなと思っていたら、なんのことはない、現在も駐車場です。
契約車だけの駐車場だったのが、100円パーキングになりました。
あの木を伐るなんて・・・
【カラタネオガタマ・唐種招霊】モクレン科
オガタマ・招霊ですよ、霊を招くって書くんだぞ。
「神霊を招きよせる意味の招霊(ヲギタマ)の木が転じてオガタマノキとなった」んだってさ。
でこちらは、中国(唐)からやってきたオガタマノキということで、トウオガタマとも呼ばれるみたいです。
その木を伐っちゃうなんてさ、バチがあたるぞ~~
信仰心の薄い人間ではありますが、悔し紛れに毒づいてやりましたよ。
モクレン科のなかでは最も小さい花なんだそうです。
5~6センチといったところかな。
バナナの香りのする花ということで、英名では【バナナツリー】と言うそうですが、そうかな?
大体バナナの香りというのが漠然としていませんか?
確かに甘い香りではありましたが、バナナかといわれるとね、わかりません。
それより面白いことに気付きましたよ。
冬芽の画像を、「冬のビロードたち」の中で紹介しておりますが、上2枚の写真を見て、何か気付いたことありませんか?
左は、冬芽のビロードのコートが割れて花芽が出てきたところですが、まだ薄物を纏っております。
右の画像では、下から上にコートを脱いでますよね。
その下に花の姿がみられます。
これって、2枚のコートを着てたってことになるんじゃありませんかね。
1枚脱いでも、まだその下に1枚。
こういう準備をしておけば寒の戻りにも対処できるぞって、そう思うのは、私が寒がりのせいでしょうか。
今年の4月は寒かったからね、ついついそいう思いに行っちゃったのかもしれません。
濃い花色のものにも出会いました。