「流山の素浪人」の時々雑感・日々雑感

初老になった私の身の回りで起こる、何気ない出来事をブログにし、回転がめっきり遅くなった脳みそに「喝」を入れたい。

一度行きたいと思っていた姥湯温泉に行ってきた(2)

2017年06月07日 14時24分44秒 | 日記

6月4日、5日の一泊2日で行ってきた温泉三昧旅行を、昨日に続いて書き留めます。

昨夜は、山奥で歓楽街もなく、結構お酒も入り、心臓に持病がある私にとって深夜の湯浴は

諦めて早々に寝てしまったことから、朝は朝日が部屋に差し込み始めた4時30分に

目が覚めてしまい、誰もいない貸し切り状態の露天風呂に入りに行く。

岩場がむき出しの荒々しい北斜面の山肌に朝日があたり、絶景が光り輝いている。

露天風呂に入り、絶景に囲まれ、これぞ恐悦至極の境地と言える。

 

部屋に帰ってくると鍵が閉まっていて、女房殿も4回目の風呂に行っているようだ。

朝食を摂って再度お風呂に、姥湯温泉に浸かるのはこれで終わり、山深い一軒宿だから

ゴミは全て持って9時頃に宿を後にする。

昨日、肝を冷やした細い山道を下り峠駅へ、現在はスイッチバック線路は撤去されているが、

建物が残っていて峠駅のホームも建物の中にある。

山道が不得意な人は、宿に迎えを予約して、この屋内に車を置いておくそうだ。

 

ご覧のように峠駅の時刻表は悲惨だ。

滑川や姥湯に行くには列車の便が悪く、時間潰しの場所もなく注意が必要だ。

 

新幹線が通る時間まで待って写真をパチリ。   

 

峠駅の脇に「峠の力餅」で有名な茶屋がある。

山菜たっぷりのみそ汁と「峠の力餅」をいただく。

 

残念ながら「峠の力餅」を食べ終わって、写真を撮っていないことに気づく。

今回の温泉旅行は、滑川も、姥湯も硫黄泉で体にはキツイ湯だったので、最後の

立ち寄り湯は、体に優しいお湯の「五色温泉」宗川旅館とした。

板谷駅から4Kmほど山奥に入った所の一軒宿、お湯は豊富で無色透明のかけ流し、

結構歴史を感じさせる湯宿だが、建物は新しい。隣にレンガ造りの立派な蔵が残っていた。

  

五色温泉と言っても、裏磐梯の五色沼とは全く関係がない。なぜ五色温泉か由来を

聞いても、お湯の色が変化するからだと言うが、色が変わっているとは思えない。

これで温泉三昧旅は終わり、家路についた。

今回の旅は、往復約700Kmで、女房殿は大好きな硫黄泉を満喫でき、美味しい

食事をいただいたことから大満足の温泉三昧旅行となった。