6月4日、5日の一泊2日で行ってきた温泉三昧旅行を、昨日に続いて書き留めます。
昨夜は、山奥で歓楽街もなく、結構お酒も入り、心臓に持病がある私にとって深夜の湯浴は
諦めて早々に寝てしまったことから、朝は朝日が部屋に差し込み始めた4時30分に
目が覚めてしまい、誰もいない貸し切り状態の露天風呂に入りに行く。
岩場がむき出しの荒々しい北斜面の山肌に朝日があたり、絶景が光り輝いている。
露天風呂に入り、絶景に囲まれ、これぞ恐悦至極の境地と言える。
部屋に帰ってくると鍵が閉まっていて、女房殿も4回目の風呂に行っているようだ。
朝食を摂って再度お風呂に、姥湯温泉に浸かるのはこれで終わり、山深い一軒宿だから
ゴミは全て持って9時頃に宿を後にする。
昨日、肝を冷やした細い山道を下り峠駅へ、現在はスイッチバック線路は撤去されているが、
建物が残っていて峠駅のホームも建物の中にある。
山道が不得意な人は、宿に迎えを予約して、この屋内に車を置いておくそうだ。
ご覧のように峠駅の時刻表は悲惨だ。
滑川や姥湯に行くには列車の便が悪く、時間潰しの場所もなく注意が必要だ。
新幹線が通る時間まで待って写真をパチリ。
峠駅の脇に「峠の力餅」で有名な茶屋がある。
山菜たっぷりのみそ汁と「峠の力餅」をいただく。
残念ながら「峠の力餅」を食べ終わって、写真を撮っていないことに気づく。
今回の温泉旅行は、滑川も、姥湯も硫黄泉で体にはキツイ湯だったので、最後の
立ち寄り湯は、体に優しいお湯の「五色温泉」宗川旅館とした。
板谷駅から4Kmほど山奥に入った所の一軒宿、お湯は豊富で無色透明のかけ流し、
結構歴史を感じさせる湯宿だが、建物は新しい。隣にレンガ造りの立派な蔵が残っていた。
五色温泉と言っても、裏磐梯の五色沼とは全く関係がない。なぜ五色温泉か由来を
聞いても、お湯の色が変化するからだと言うが、色が変わっているとは思えない。
これで温泉三昧旅は終わり、家路についた。
今回の旅は、往復約700Kmで、女房殿は大好きな硫黄泉を満喫でき、美味しい
食事をいただいたことから大満足の温泉三昧旅行となった。