NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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映画の点数は自分の満足度で評価

「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」

2006年03月10日 | な~は行の映画

今週しかもう行けないので、慌てて行きました。

2005年 アメリカ映画   ブエナ ビスタ インターナショナル配給
<監督>  アンドリュー・アダムソン
<出演>  ピーター・・・・・ウィリアム・モーズリー  
        スーザン・・・・・アナ・ポップルウェル 「真珠の首飾りの少女」にも出演
        エドマンド・・・・・スキャンダー・ケインズ (あのダーウィンの末裔!)
        ルーシー・・・・・・ジョージ-・ヘンリー
        白い魔女・・・・・ティルダ・スウィントン 「コンスタンティン」にも出演
        アスラン・・・・・リーアム・ニーソン(声)
                 →「スターウォーズ」のクワイ・ガン・ジンでおなじみ!

<あらすじ>
第二次世界大戦下のロンドン。ベンジー家の4人兄妹は疎開のため
田舎の古い屋敷に預けられる。
長兄のピーター、長女スーザン、次男のエドマンド
そして、無邪気な末っ子のルーシーは、「屋敷の中で静かにするように」と
女執事に厳しく言われる。
しかし遊び盛りの4人は、言いつけを破り、怖い執事に見つからないように
屋敷中に隠れる。
末っ子のルーシーが隠れた部屋には、衣装ダンスがあった。扉を開けるルーシー。すると、そこは一面に雪が降り積もる森だった。
衣装ダンスは、別の世界への入り口だったのだ・・・・・。

<解説>
原作は英国人作家C.S.ルイスが1950年に発表した全7巻からなるファンタジー小説。
神秘の国、ナルニアの2555年間の物語を、壮大なスケールで綴った年代記で
トールキンの『指輪物語』(『ロード・オブ・ザ・リング』の原作)と
英国ファンタジーの双璧を成している。
この壮大な世界観を映像化するのは困難とされてきたが、最新のテクノロジーを
駆使し、映画史上最高のイマジネーションが完成した。
注目のライオン(アスラン)の声を、リーアム・ニーソンが重厚に演じている。

<個人的感想>
今回はポイント的に述べます。
*キャスティングは、最高!
  配役の選び方はひじょ~にうまかったです。
  特に子役! さすが苦労して選んだ甲斐があります!
  
  左から ルーシー・スーザン・ピーター・エドマンドの兄弟。
  特に、この末っ子役のルーシーは、映画初出演。
  で、ぴかいちに上手かった!
  彼女を見るだけでも価値があります。

   魔女役のティルダ・スィントン。
  彼女は冷酷非情な役を見事に演じてました。
  メイクも氷のイメージがしていて、とてもよかった。(^-^)v

    アスランは、リーアム・ニーソンの静かに語りかけるような話し方。
  文句ないですね!vv  雄雄しさを感じます。

*『4人兄姉弟妹」の性格付けが明確
  4人の性格がひじょ~にはっきりしていました。子供には分かりやすい!
  特に、次男のエドマンド。
  ひねくれもので、長男に反抗。これが物語の展開に大きく左右します。
  長男 ピーター 【英雄王】の運命をになう少年。
  長女 スーザン 【優しの君】となる運命をになう少女。
  次男 エドマンド 【正義王】の運命をになう少年。
  次女 ルーシー 【頼もしの君】となる運命をになう少女。

  ~二人の「アダムの息子」と二人の「イブの娘」が
  
「ケア・パラレル城の4つの王座」を満たす時白い魔女の支配は終わる~
      このナルニア国に語り継がれている予言が鍵です。 
   
*随所にイギリスらしさが!
  原作者がイギリス人のためか、細かいところにイギリスの雰囲気が出てました。
  子供達の洋服もいかにもって感じだし、ルーシーが優雅に紅茶を飲むシーン。
  この辺りもイギリスらしさを感じました。
  それより、白い魔女からもらった“ターキッシュ・ディライト”っていうお菓子が
  とっても気になる私・・・。^^;
  いったいどんな味なのかしら?エドマンドがしつこくねだっていたもの。。。。

*ファンタジーの世界&映像美
  映像は、さすが「ロード・オブ・ザ・リング」のスタッフが関わっているので
  キレイでした。
  SFXも大手3社のコラボレーションなので、映像は上出来です。
  特に、氷の世界。 透明感が感じられて幻想的でした。
  ファンタジーの世界にどっぷり。

                              ルーシーとタムナス
  タムナスというのは「フォーン」と
  呼ばれる、下半身が山羊の
  半神半獣。 
  本来なら、人間がナルニアに侵入したら
  “白い魔女”に引き渡すことに
  なっていたが、
  末っ子のルーシーのやさしさ・心の交流に
  よってルーシーを開放したため、“白い魔女”からは裏切り者として処罰されてしまう。
  この二人は、ほのぼのしていました。心が和むシーンです。

*前半はダレダレ感アリアリ
  最初にナルニア刻に4人兄弟が入るまでの描き方が、長すぎ。
  これが響いたのか、その後の展開はかなり急ぎ足に感じました。
  子供達も対して成長感を感じないまま、クライマックスに至った・・という印象。
  魔女との決戦も思った以上に短く、魔女の最後もかなりあっさりでした。
  このあたりは、不満が残ります。。。

現代に忘れがちな思いやり、人を信じる心、自己犠牲の精神などが
当たり前のように描かれていて、好感が持てました。
スタンダードな作品に仕上がっていると思いますので、家族やカップルで
見るのに十分満足できる作品ではないかと思います。

まだ見ていない方は、公式サイトで予告編なんか見られますよ。(^-^)
公式サイトは  こちら!

点数: 8点 (10点満点)


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6 コメント

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ナルニア☆ (らら)
2006-03-10 13:39:05
すっごく興味があったんです~!友達も見に行って「すっごくよかった!」って言ってたから。

前半はダレダレ感があったのですね~。わたしにとってそれはヤバイかも!いつもそれで途中で眠ってしまって最後の一番いいところを見てなかったり(汗)。

でも10点中8点ってけっこういい点数なのですね!見たい!!
返信する
ららさんへ (NAO)
2006-03-10 14:08:06
最初眠そうでも、後半からは目が覚めると思いますよ。(^-^)v

ライオンはしっかり演技してました。

声のリーアム・ニーソン、さすがと感じました。vv

白い魔女も冷酷な感じ十分出て、サブタイトルどおり、存在感発揮してました。

子役は、どれもあんまりかわいくない・・と思ったけど、長女・長男は多少経験あるが、あとの二人は素人。

それでも十分頑張ってましたよ。それだけでも見るに値します。

是非、ごらんになってください。
返信する
TBありがとうございました (charlotte)
2006-03-10 16:30:03
こんにちは~

かなりNAOさんは高評価ですね

原作も読んでないし、他の作品(指輪や、ハリポタ)の事を忘れているつもりで見たので、まあまあ私も楽しめたかな…

アスランは威厳があって良かったですね~!

子供向けとは一概に言えないと思いますが、一度見てしまったら次作も気になりますわ
返信する
charlotteさんへ (NAO)
2006-03-10 19:37:14
TBもありがとうございました!

私も「ロード~」や「ハリポタ」とかぶるなぁ~と思いました。

よく考えてみたら、「指輪」の作者トールキンと、ルイスは親交深かったらしいので、似てるのも無理ないかな・・・と思いながら見てました。

スケールの小さい「ロード・オブ・ザ・リング」という印象を受けました。

予告編ではもっと戦闘シーンとかエグイのかとおもいきや、そうでもなかったので子供にお勧めかも?

子供が春休み友達と吹き替え版行くので、「是非行ってらっしゃい」と太鼓判押しました。

アスランは、本当によかった!

リーアム素敵!です。

こうなったら、続き気になりますよね。
返信する
私も観ました~ (cucina)
2006-03-13 00:16:37
NAOさん、こんばんは



アスランの登場シーン、ちょっとゾクっとしました。なんて神々しいの!と。

それと一人で敵陣へ赴くとこなんか

あの後ろ姿の切ないこと

アスラン、よかったです



動物もリアリティーがあって迫力ありましたね。

私的には「タムナスさん」がツボでした
返信する
cucinaさんへ (NAO)
2006-03-13 13:39:05
こんにちは、cucinaさん。

ファンタジー好きな人には、いい映画だったと思いますね。

前半がかったるかったのが難点でしたが。

アスランはよかったですね。ちゃんと演技してるのにびっくり!



>私的には「タムナスさん」がツボでした

タムナスさんよかったですね。

ルーシーとの掛け合いもよかった。

最後のあたり、「あれ?タムナスさんルーシーのこと好きなのかな?」っていうしぐさありましたね?

気になります。
返信する

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