一期一会

ひとりごと

愛のこころ(布施明)

2017-07-25 17:24:34 | Weblog
(この記事も、「関心空間」に記載してあった記事の再掲です。2017/7/21,平尾昌晃氏が逝去された訃報に接し、以前記した事を思い出してもう一度、載せました。)


 布施明さんの古い歌です。
 「愛」三部作の最初のもの。
 ちなみに、三部作とは、「愛のこころ」「愛の園」「愛の香り」だったと思うのだが、、、。

 私的には、この「愛のこころ」が一番好きだった。
 最初は「榛名湖の少女」と言うシングルのB盤として発表されたが、しばらくして、「愛のこころ」A盤「榛名湖の少女」B盤でジャケットも新しく発表され直したようだった。
 それまで、「布施明」は「少年」と言う雰囲気の声質だったのが、この曲で、声に艶が出ている。完全な「青年」の声が感ぜられた。
 後年、私は、この声の変化に納得がいった。
彼は恋を知ったのだろうと、勝手に想像して納得したのだった。
大学生の頃、「源氏」かなにかの講義の時、「声」と言う語から「恋」と言う語が出たというようなことを聞いたことがある。動物の「声」は「恋」の表現なのだと言われ、納得した思い出があるのだ。

 バラのひと枝も
 ぼくには ないけれど
 つきぬまごころを 約束しよう

 というフレーズが当時、私は大好きな箇所だった。
 今でも、好きではあるが、、、。(笑)

★【参考】
♪[愛のこころ]♪作詞・なかにし礼 作曲・平尾昌晃 編曲・森岡賢一郎 1967/9/20発表
【こちら】で聴いてみてください。。甘い詩、甘いメロデイ、歌い手の布施君の甘いマスク。。。何から何まで甘いのだ!
もう、ま~ちゃんはこの世に居ないのだ、と思うと、胸が苦しくなる。(合掌)

♪[愛の園]♪作詞:山上路夫・作曲:平尾昌晃・編曲:森岡賢一郎  1968/4/20発表

【こちら】で聞いてみてください。この楽曲の題名は「ま~ちゃん」が園まりさんに捧げたものだったから、【園】の文字が入っているのだと、当時、専らの噂でした。三部作の中では、一番ヒットしたのではなかったか、と思っています。若い女の子の行きそうな場所、お洋服売り場や喫茶店などではBGMとして、しょっちゅう流れていました。懐かしいです。

♪[愛の香り]♪作詞:安井かずみ 作曲:平尾昌晃 編曲:森岡賢一郎 1968/9/1発表

【こちら】で聞けます。3部作の中では、この楽曲が一番色っぽい声で、布施さんは歌っています、ね!(苦笑)

♪♪この3曲は作詞家がそれぞれ違いますが、作曲は全て、平尾作品です。編曲も3曲共、森岡賢一郎氏です。

皆さんはどの楽曲が一番お気に召しましたか?


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 霧の摩周湖(布施明)  | トップ | 砂浜の恋 (布施明) »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事