【2枚目】 ::CD2 Jazz/Classic
①【She】この楽曲はもともとは、アズナブールが作って、フランス語で発表した時には今一ヒットしなかったようなのですが、、、、エルヴィス・コステロ(1954生~ イングランドのミュージシャン)が英訳して歌って、発表したら、大ヒットになったとか、どこかで、読んだか、聞いたかのように記憶してるのですが。。。布施さんがどこかで、話していたんだと、思います。この歌は映画「ノッテイングヒルの恋人」にも使われて、ますます有名になったとか。私は映画は弱いので、詳しいことは解りませんが。。。今年の2月、CSの番組【布施明 on air(cs テレ朝ch1:::2021/2/20)】の中のインタビューで、大変詳しくお話になっているので、繰り返す必要はないと思います。が、布施さんのアズナブールへの傾倒ぶりは、感動的なものがありますね。この番組の中で、今更ながら、今回も、また、私も、感激しました。ま、そういう楽曲なので、2枚目のトップを飾っているのだと、思います。ネットのある記事の中に、[she is]でなく、[she may be]に深い意味があり、作詞家の彼女に対しての自信のなさを表しているというような解説を見つけて、なる程な ̄~!と思ったことでした。。。この楽曲は、CDで発表になる前にも、布施さんはいろんな場で歌っておられたようでしたが、私は、由紀さおりさんの番組にゲスト出演された時、じっくりと聞きました。そして今回のCDは嬉しいです。
作詞・作曲:Herbert Kretzmer・Charles Aznavour 編曲:藤野浩一 演奏は広島交響楽団のメンバーかなあ?
②【Sway】布施さんの歌では、【1万回のありがとう】の小アルバムの3曲めに、収められて、初めて発表になったのではないかと思う。【1万回】で、初めて、聞いた時、どこかで、聞いた懐かしさを感じたのであったが、そのままになっていた。【1万回】の頃、[sway]という語は調べた。【揺れる】という意味までは分かった。それからしばらくして、この「sway」のメロデイが、私の大学生のころ、聞いた、【キエンセラ】だという事に偶然気づいたことがあった。【キエンセラ】と言えばトリオ・ロス・パンチョスではないか、懐かしさを感ずるはず。トリオ・ロス・パンチョスなら、絶対聞いてるはず。。。当時、聞いたことはなかったが、ザ・ピーナツも歌っていたらしい。[キエンセラ]はスペイン語で、[誰だろう]という意味だとか。。。布施さんの歌うこの歌は、ラテンぽい感じは無くなっていて、軽くて、優しい感じになっている。つい、体を揺らして聞いている。なかなかいい。【1万回】の威勢に押されて眠っていたこの楽曲が、この55周年記念盤で蘇ったようで、嬉しく聞いている。作詞:Norman Gimbel 作曲:Pablo Beltran Ruiz 編曲:井川雅幸 演奏は小堀夫妻の名前が目につきました。。。【ここ】に歌詞の和訳を見つけました。参考にどうぞ!
③【All the way】この楽曲はシナトラの歌で、有名ですよね。布施さんの2011年に出されたアルバム【Something JazzyⅡ】の冒頭を飾っている楽曲でした。今回も又、採録されているという事は、お気に入りの楽曲なのでしょうね。[all the way]という語は「はるか」と訳されることが多いのですが、私的にはいつも聞くとき「ずっと、ずっと」と言い換えて聞いていると、何かぴったりする感じです。テーマは永遠の愛、真実の愛、深い愛という事になるのでしょうか。布施さんにぴったりの楽曲ですね。作詞:Sammy Cahn 作曲:James Van Heusen 編曲:福田重男 【ここ】に歌詞の和訳をみつけました。。。
④【Desperado】この曲を最初に耳にしたのは、布施さんが2011年に発表した、【Something JazzyⅡ】のアルバムの仲でした。【something Jazzy】(2004)のアルバムの時より、布施さんのjazzの歌唱の実力も数段upした感想を、素人の私にも感ぜられ、少し、心なしか、熱心に聞くようになっていました。そういう状況の中で、この【Desperado】が一番気に入ったように思えました。調べてみると、この楽曲は1973年、米国のロックバンドのイーグルスが1973年に発表していたものなのでした。イーグルスの代表曲と言ってもいいもので、多くのミュージシャンによって、coverされて、有名になっていった楽曲だという事を知りました。この歌の内容は友人に贈った非常に内省的な、奥深い心情で、友人を励ます歌となっています。desperadoの意味は「ならず者」というのですが、逆説的に,叱咤激励しているのですね。このままじゃ、お前はならず者になっちゃうよ、と心配して、深い、厚い思いをぶつけている歌なのでしょう。この歌詞の中で、【But you only want the ones that you can't get】の所が一番いいなあと思ったところです。【ここ】に和訳が見られます。。。聞く度に、深い、いい歌だなあと、思います。布施さんも、ここで再録しているという事は、お気に入りなのでしょうね。。。作詞・作曲:Glenn Frey・Don Henly 編曲:松尾一彦
⑤【Come live your life with me 】この曲を知ったのは、布施さんの2011年に発表されたアルバム【Something jazzyⅡ】の中に収められていたことによってでした。冒頭のトランペットの音色に引き付けられます。トランペットの音色が大好きな私には溜まりません。この楽曲は、【ゴッドファーザー ワルツ】ともいうという事です。ゴッドファザーと言えば、布施さんの若い頃、「ゴッドファザーの愛のテーマ」を歌っていて素敵な歌!として認識していましたが、この曲は映画の中でも、使われているようですが、愛のテーマとは別の楽曲ですね。イタリアのニーノ・ロータの作曲で、2曲とも雰囲気的には似てるのかなあ~?私にはよく解りませんが、こちらの方が暗い感じがします。只、歌詞の内容は、この題名【Come live your life with me】に凝縮された愛の歌ですね。年を重ねた、今の布施さんにぴったりの歌だと思って、以前にもまして、しみじみと聞かせてもらいました。作詞:Larry Kusiku・Billy Meshel 作曲:Nino Rota 編曲:井川雅幸
⑥【Dio come ti amo】この楽曲は布施さんが20代前半よく歌っていたという印象ですが、以前、そんなことをコンサートで話していたのが印象に残っています。1965年頃、イタリアの可愛い女性歌手 ジリオラ・チンクエッテイの歌で大ヒットしたという事が記憶に残っています。その後、伊東ゆかりさんによって、日本でも大流行、布施さんも、お気に入りのようで、よく歌っていました。この題名は dio=神様 come=how ti=あなた amo=私は愛する という事なので[神様、何と、私はあなたを愛しているのだろうか]という事になるのでしょうが、【愛は限りなく】という日本語の題名で、広くヒットしたのでしたね。訳詞が音羽たかしさんというので、この素敵な題名も頷けます。この楽曲がJazz/classicに入っているというのは、この楽曲を布施さんが高く評価しているのだなあと、認識を新たにしました。そういえば、2012年に出したクラシックのアルバムにも、この楽曲は入っていましたね。この楽曲について調べていたら、元は映画の主題曲だったという事でした。これは知りませんでした。何度聞いても、いい曲です。そして、布施さんも、とてもうまく、この歌詞を表現していて、素敵ですね。。。作詞・作曲:Domenico Modugno 訳詞:音羽たかし 編曲:桑野聖
(一寸、このページも長くなったので、このページはこれで、けりをつけて、no2へ,移行したいと、思います。)
【別件追記】
♪①8月14日に生放送した音楽特番「ライブ・エール2021」の再放送が 9月20日(月)前0:35~2:27 ※19日深夜 総合テレビにて放送されるという事です。。。https://www.nhk.or.jp/music/programs/453852.html