つれづれなるままに

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我が家の震災記 そのⅢ

2015-01-20 | 日記
(震災記、今日で終わりにしよう思い出すと次から次へと出てきてキリがないので)

水貰い 星仰ぎつつ かへり来ぬ 地震揺りし朝よりの 永き日は果て(新聞の短歌欄より)

大阪の親戚宅へ到着すると「一番何をして欲しい?(何をしたい?」と聞かれ

思わず「お風呂に入りたい」と言いました~

ご馳走も用意して下さっていましたが、余り食欲はありませんでした。

(余震がきても、すぐ逃げられるように普段着のまま寝ていましたので疲れていたのでしょう)

その夜、ホッとしたせいか、張りつめていた弦が緩んだのか、夢の中で幽体離脱したようです。

事実だったのかも知れません???

月明かりに照らされている地球が見えました。グレー色の悲しそうな色です。

わたしはと言えば、漆黒の宇宙にいます。愛のエネルギーの中に漂っているというか

至福感で一杯です。地球に帰りたくない、でも、帰らなくてはいけないんだろうなぁ・・

と思ったところで目が覚めました~

ライフラインが正常に戻るまで(1ヵ月半近く)親戚宅でお世話になりました。

夫は大阪の会社へ勤務し、私は自宅と親戚宅を行き来しながら・・・

自宅へ一人で帰った時に、精神科のお医者さんに睡眠導入剤をもらいに行ったことがあります。

曲がったままの私鉄の線路を歩きながら・・・。

救出さるる老はぽつりとつぶやきぬ 質素に真面目に 生きていくよと

私の知った人で亡くなった方はいませんが、人生観が大きく変わりました。

当時ワタクシ、45歳。  20年前の阪神淡路大震災の出来事です。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました~







      

コメント (2)
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