小野寺眞夫の言いたい放題

所長、小野寺眞夫の思った事を綴っています。

言いたい放題ー動乱の年

2011-12-25 17:07:44 | Weblog
今日は、12月25日クリスマス、早い物で今年も暮れようとしている。
今年の出来事の一番は、東日本大震災。日本のエネルギー政策を根底から変えてしまったし、福島原発の関係上復興に30年から50年かかるとも言われている。重い荷物を背負ってしまったものだ。
世界に目を向けると、エジプトに端を発した「アラブの春」と言われた政変劇。ギリシャの経済不安からのユーロ圏の経済危機。
12月19日に発表された、北朝鮮金正日総書記の死亡と、正に2011年は動乱の年であった。
兎に角、「金総書記死亡」のニュースには驚いた。誰も予想しなかった突然死で、すぐ病理解剖に回されたそうだ。そうしないと側近たちが疑われる。5年前に脳梗塞で倒れた時、フランスから専門医が招かれたが、その医師が「金総書記の血管は脳も心臓もボロボロ」だと言っていたそうだ。本人も、側近も当然分かっていたと思うが、油断だった。
もっとも、ベットの上で死ねて良かったのではないか?銃殺されたルーマニアのチャウシェスクやリビアのカダフー大佐のようにならなくて・・・・・・
後を継いだ金正恩、まだ手腕が未知数で先行き懸念されているが、中国が支援に回っているので、私は意外と長期政権になると思っている。
なにより、国境を接している、韓国、中国、ロシアとも北朝鮮の現状維持を望んでいるから。
後、当事務所一番の出来事は、今年6月から次男の崇志が税理士として勤務したことだ。後継者が出来たと言うことで、当事務所の弱点の一つが解消された。私も後顧の憂い無く仕事が出来ます。
今年最後のブログとなりますが、皆様のご健康とご隆盛を祈念します。
来年またお会いしましょう。

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言いたい放題ー閉塞感の打破

2011-12-02 16:46:37 | Weblog
皆さんこんにちわ。早いもの、で今年も残り1ヶ月となりました。
11月29日に、既成政党のだめさ加減にうんざりしていた国民に、ひと風の清涼感ある出来事があった。
橋下前大阪府知事が、大阪ダブル選挙に大勝した。
今、日本の政界に必要なのは、吉田茂や田中角栄のような「独裁」的に国民を引っ張っていくような、馬力溢れる人だ。
「橋下徹」は、正にその様な事が出来るオーラがある。
橋下新大阪市長の目標は「大阪都構想」。2015年目途に大阪都に移行して、「府」と「市」の二重行政を解消する考えだ。
例えば、公営の水道。水源が同じなのに府の水道と市の水道がある。さらに、図書館。府と市が完全に別。大学も府立大学と私立大学、おまけに国立の大阪大学がある。
そして、大阪府の職員給与は、橋下氏が府知事になって、かなり引き下げられたが、大阪市の職員給与は、国家公務員より高いという、かなりの高給取りだ。これにメスを入れるために市長選挙に立候補したと言っても過言ではないだろう。
兎に角、橋下徹は明確な政治目標を持っている。この様な政治家を国民は待ち望んでいた。石原都知事も「橋下の独裁発言は独断専行の意味で、トップが独断専行しなければ何も始まらない」とエールを送っている。
改革が可能だと具体的に示した手法が受けたのだが、その手法を駆使して、政界再編の台風の目となることを期待している。

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