小野寺眞夫の言いたい放題

所長、小野寺眞夫の思った事を綴っています。

言いたい放題ー言っている事とやっていることが

2011-09-30 18:02:05 | Weblog
民主党という党は、「言っている事とやっていることが違う」という言葉があるように言行不一致が多い。
鳩山元首相もひどかったが、野田首相も就任早々露呈した。
例の朝霞の公務員住宅建設の件。民主党の目玉である「事業仕分け」で、朝霞の公務員住宅建設は「凍結」という判断が下されたが、時の野田財務大臣が其れをひっくり返して、建設着工に了解を与えた。
これでは、国民は失望するだけだ。
財務省の申し子と言われた野田首相、官僚の言いなりになっていると思われても仕方がない。
公務員改革を公約にして、政権を取った民主党だが今はその面影はない。
面影はないと言えば、政権獲得当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった、小沢一郎元代表。
秘書3人が有罪の判決がでて、小沢一郎氏本人の身も危うくなってきた。
今回の判決は画期的で、被告人の供述調書は証拠採用はされなかったが、法廷の中での証言を基に裁判所が積極的に事実の解明に取り組み、調書至上主義を打ち破ったことだ。
これで、小沢氏の所にお金を運ぶ物はなくなるだろう。金脈が絶たれたと言うことは小沢神話の崩壊と言うことになる。
何か平家物語の一節「驕れる物は久しからず」が頭をよぎった。
まあ何でも良いが、国民を幸せにしてくれる政治を早く実行して欲しい。

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言いたい放題ー新しい船出

2011-09-06 17:39:04 | Weblog
5日から「野田政権」が本格始動した。
民主党支持層はもとより自民党支持層からも支持が多く、順調な滑り出しと言える。
実は、財務省と財界が「野田総理」誕生を望んでいたようだ。
何故なら、今年の1月5日財務省で行った野田財務大臣(当時)の訓辞で「大事なことは、社会保障の安定強化と消費税を含む
税制抜本改革の一体的実現だ。覚悟は持っている。政治生命をかけて実現する・・・・」と言った。
増税から逃げない姿勢こそが財務省が理想とする首相像だとすると「野田佳彦」は正にうってつけと言える。
また、財界も野田待望だ。
野田総理、慎重すぎて面白みがないと言われるが、安定した国会答弁と記者会見の受け答えは周囲に安心感を与えるし、発言が二転三転することもない。
それと、ライバルを党の重要ポスト及び閣僚に据え、党内融和を図る幅の広さ。
自民党と政策も似ているので、解散を主張していた自民党も戦略を練り直さなければならなくなった。
案外、衆議院任期満了時の選挙の顔になって居るかも知れない。

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