ひだまり

あなたの心に暖かいおひさまの光がさします様に

烏骨鶏の「うっちゃん」

2011-11-10 08:03:04 | 第二章・五感と体感
10数年前、教会の敷地内に住むMさんのお家にお伺いした時のことです。
Mさんが、お留守のようなので裏の鶏小屋を見に行きました。烏骨鶏の黒い鶏が、外を散歩していました。

捕まえて鶏小屋に入れましたが、大きな雄の鶏に突付かれ逃げ回る状態なので、外に出して暫らく様子を見ていましたが、このまま放置するとカラスに狙われそうなので家につれて帰りました。

飼い主さんには、後で報告してそのまま我が家で飼うことにしました。我が家の庭は、2匹の猟犬が、大きな囲いの中での犬小屋でのびのびと歩き回り、庭は建てた時は、日本庭園の小さいつくりでしたが、もったいないので徐々に畑にしました。

畑の真ん中に大きな石があり、そこに良く野良猫が、子猫を連れてやってきて寝そべっていました。そのすぐそばを、烏骨鶏の「うっちゃん」が、草などを食べながら通っていました。

不思議に猫たちは、「うっちゃん」に危害を与えることなく、まるで仲間のように一緒にいました。時には子猫が、「うっちゃん」の冠のような頭の羽を、前足で遊んでいました。

途中雄の白い色の烏骨鶏を、ご近所さんに頼んで貰い受け暫らく一緒に飼っていました。我が家の庭は、動物達の天国のような状態でした。亀のカメ子ちゃん、黒ちゃんとちびの2匹の犬達、17年も長生きしたインコ、そして愛犬のシュナ辛いことも多かった時期でしたが、この私にとっては家族のこの子たちに随分慰められました。

そして私の五感は、この子達によってさらに強められたと思っています。

植物もそうですが、動物達の声を聴くことによって、今この子たちが、何を欲しているのか少し感じることが、出来る様になったのではと思っています。

まだまだ、「うっちゃん」のお話は、山のようにあります。これからも時々、書かせていただきたいと考えています。


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