ひだまり

あなたの心に暖かいおひさまの光がさします様に

感謝のうちに

2013-12-31 23:15:49 | 第九章・愛
今年も今日が、最後の一日になりました。

この数年、川に今までのような越冬してくる、渡り鳥の姿が激減していた事に心配していました。また川の上空を黒く染めて上流から下流への往復の移動を繰り返していた鵜達の姿も見えなくなったこともさみしさを募らせていました。

12月に入って、主人の運転する車で、我が家に帰る途中ふと見た河川敷に、鴨たちが餌を食べている様子が見られ、お帰りなさいと思わず声を掛けたくなるほどの嬉しさを感じました。

溶連菌で、寝込んでいたある日、たまたま階下に用事があり、降りていくと窓の外を黒い何かが、飛んでいくのが見えました。少数ですが、川の上を黒く染めて鵜の大群が上流へと飛んでいく様子が、見られました。また嬉しくなって窓越しに見るとその群れは、上流ではなく、川の中へと次々と降りていたのです。ボラの子供たちも川の方へと用水路から移動しているのかもしれません。

大分の〇川の冬の景色が、戻ってきました。本当にうれしいです。

今年も私の生活上、沢山の苦しみ悲しみ耐えなければならない事が、沢山ありました。その一つが、体力の衰えからくる風邪の繰り返しの症状で、肺炎にもなりかけ、溶連菌にもかかりました。其の事で、福岡に治療にも行けず、プールにも行けないことで、筋力が弱まりあちらこちらと痛みの症状に悩まされ始めました。

そんなある日、ある青年の話が、テレビから流れてきました。手も足もないその青年の生き生きしたメッセージに、励まされました。

私も同じ障害者として生きてきました。私は、其の事を、隠して生きてきました。

何故なのか考えていくうちに、妹の言葉に心が折れたのです。「手が、悪い癖に」その一言が、それまで手が不自由でも、中学校のある日まで、友達にもいじめられたことがなく、友達も普通にしていただいていたので、不自由だと意識していませんでした。

妹の言葉は、私の心をそれが悪いものだという方へと向かわせたのです。

身体の劣等感は、青春時代にはとても重たい事でした。今は、不自由なことを受け入れています。それ以上にあちらこちらと不自由になってきています。

ただ‘心は自由で、いたい。’そう思います。

どんな辛い人生のように見えても、良い時は必ず来ると信じて生きてきました。

今は、孫と手の不自由な私を受け入れた主人と子供たちが、います。

一人きりだと泣いた日々は、遠くの過去となり沢山の家族に囲まれて、幸せです。

来年もまた乗り越えなければならない山に、沢山出会うかもしれません。その試練は、より良い日のための出来事と受け入れて、乗り越えたいと思います。

今日は、今年亡くなった父の為にも両家のお墓参りに出かけました。来年も家族を見守ってくださいと祈り、娘たちと孫と私は、カトリックの祈りを唱えました。


2013年もあと少しの時間となりました。

皆様にこの一年、ブログを読んでいただいた事に感謝の思いでいっぱいです。

心から皆様お一人お一人の来年のご多幸をお祈り申し上げます。ありがとうございました。


来年もよろしくお願い申し上げます。


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反省 (隔離部屋2)

2013-12-30 08:29:59 | 第四章・愛とゆるし
落ち着いた娘に病名を聞くと溶連菌との事でした。それから娘を部屋に隔離して看病したおかげか、病院の先生の話では、とても悪い状態だったのに、治りが早いと話していただいたようです。

休んでいた幼稚園に行くと、先生方に子供の病気なのにねとからかわれたそうです。まあ良かったと一安心したのですが、それからが大変でした。

私、一晩中、両手が痛いのです。あまりない事なのですが、痛さにうなされてしまいました。また背中からの痛みか、頸椎からの痛みだと思い、病院から頂いた痛み止めを飲んで、また休みました。

次の日、長女と買い物に出かけたのですが、だるいのです。立つのも辛いだるさなので、買い物の途中で、家に帰りました。そのまま布団の中にもぐり込み、天神に治療に行っていないから前より悪くなったのだわと、まだのんきなことを考えていました。

ふと体温計に目が行きました。体温計で熱を測ると何と38度を、軽く超えていました。直ぐに行きつけの病院に行き、薬をいただきひたすら2日間、眠り姫(?)になりました。抗生物質で治りましたが、一週間は部屋から出て何かをすることが出来ませんでした。

やっと家事も出来るようになりましたが、大変な目にあいました。心の中で病原菌扱いをして、隔離していた娘にごめんなさいと謝りました。マスクも手洗いもしたのに、どうして病気が、うつったのかは不思議です。

軽く病原菌扱いした娘の辛さをやっと感じましたが、何事も私は、他の方の辛い体験を、経験してみないと分からない人だなあと思ってしまいました。

娘の辛さ悲しさを、温かい心で接する事にかけ離れた言葉かけに反省しつつ

共感性を、ますます考えて深めていく事が、今の私には必要だと経験した隔離部屋での大事な気づきでした。 カール・ロジャーズの6つの条件(1.無防備 2.共感性 3.受容 4.間 5.理解力 6.熱意)





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隔離部屋 1

2013-12-28 12:19:42 | 第九章・愛
ある土曜日の夜中に、40度近い発熱でうなされている娘の声で、眠りを妨げられました。

深い眠りの最中でしたので、何事か分からず右往左往していました。たまたまその時間帯まで、起きていた主人と救急病院に急いで連れて行きました。

救急患者が運び込まれていて、受付の男性の方の親切な説明の後、隔離室で待たされました。しばらく待った後に、看護師さんから呼ばれて娘は、診察室に入りその後点滴となりました。

駐車場で、待っている主人の所に行くとぐっすりと寝ている顔が運転席の窓から見えました。起こすのもかわいそうだったので、静かに助手席に座り時間が来るのを待っていました。

点滴の終わった娘から、連絡があり直ぐに迎えに行きました。娘は隔離部屋の中で、ぐったりと座っていました。

無事に車に乗った娘の話で、私たちは悲しい思いになりました。

救急の患者さんは男性で、もう長い間食事していないのではないかという状態で、運ばれてきたようです。手当も出来ない状態状態だと告げている先生と患者さんの家族の方のやり取りを聞いて、娘は憤りを感じたようです。

その家族の方の事は、私どもは分からないのでここでは、何も書くことはできませんが、娘のその方の為に祈っていました。の一言は親として嬉しかったです。

私もその祈りに心合わせ、マリア様の祈りを心で唱えました。

その患者さんが、「どうぞ安らかな気持ちでおられますように・・・。」と






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まあ いいか

2013-12-15 16:22:19 | 第四章・愛とゆるし
先日、警察関係の講習会に出かけました。

私は、幼いころから眠たくなると座るスペースがあると直ぐに眠れるという特技(?)があります。

大学の心理学の先生の話が始まると、直ぐに眠ってしまいました。この時は軽い眠りだったので目が覚めるのも早く、其の後の先生の話がとても興味深く目が覚めました。

「意志力の科学」という話の内容で、効果のないストレス解消法と効果のあるストレスの解消法を、1時間半お話ししていただきました。

私は、病院の先生に5キロ痩せなさいと指示されてから、15キロ太ってしまいました。今の先生にも痩せたら病気が良くなると3年前に指示されてからまた太りました。

食事を減らすと必ず風邪をこじらせ、長い時間治らないのです。そうするとまた食べて前以上に太ってしまいました。

何故なのかと長い間疑問に思っていました。

今回何故なのわかりました。脳の中のドーパミンが作用していることも分かり、これまでの私の傾向も納得しました。

食べてはいけないという恐怖心(不安感)が、誘惑に負けて食べてしまい、その罪悪感でどうにでもなれとそれ以上に食べてしまうという結果を招いていたということも納得しました。

最後に「つまづいた時、自分に何と言っていますか」と問い掛けられました。

私は、まあいいか。 次頑張ればよいとプリントの隅に書きました。

最後にその先生は、数人の方々の答えを聞き、話されたことを私に当てはめて考えた時、

まあいいかは自分を許すこと、 次頑張ればいいは、次に向かうという前向きな答えとなっていたことに正直嬉しかったです。

私は、生き甲斐の心理学で、ストレス曲線から幸福曲線に向かう方法を学んでいた事で、このように前向きに考えることが出来るようになったのだと思うと勉強を続けてきて良かったと心から思います。

もう一つ恥ずかしい話ですが、失敗談を書きます。次の講師の方の難しい内容が、子守唄になり眠ってしまいました。ふと目が覚めるといびきが、聞こえました。誰か眠っておられるのかなと思っていましたが、あとから私ではなかったかと気が付きました。

男性が、95%の会場でかなりの人数の方たちの中で、恥ずかしさと惨めさに辛い感情になりました。

そこで、「まあ、いいか 恥ずかしさはその時だけ、散歩にでも出かけて忘れましょう。渡り鳥は、来ているのかな。」と考えました。

そう考えを変えると心が、軽くなりました。

トンビが、ピーロロと鳴いています。さあ出かけましょう。



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そうなんだ・・・・

2013-12-05 22:58:36 | 第一章・意識と知覚
何故なんだろうと毎日自問自答していました。

こんな時の時間の流れは早いような遅いような、その時々の感情で時間の流れを感じていたように思います。

カール・ロジャーズの6つの条件1、無防備 2、共感性 3、受容性 4、間
5、理解力 6、熱意を思い出しました。

私の話を聞いてくださっている時の先生の聞き方に、私は安心を感じるのです。どんな変な質問をしても嫌な顔をせずに、丁寧に答えてくださるその姿にまた変な質問をしてしまうのです。それでも答えてくださるのです。

こう書いている時に、天神に治療に行っている病院の若先生を思い出しました。
治療受けている最中に、その時分からない事を先生に聞くと的確な答えが、返ってきました。筋肉の熱が骨に伝わりそれが神経に伝わって痛みとなると教えていただき、体の痛みが出てきたときは、神経が熱くなっているのだと先生の指示通りベッドに休むようにしています。何故休まなければならないか、納得できているので、忙しい最中でも休みます。不思議に暫くすると痛みが取れます。

私が治療を受けている、内科の先生も整形外科の先生も、お二人とも何故か思い出すと心が暖かくなるのです。

カール・ロジャーズの6つの条件で、先生方の聞き方を考えると私にとって良いお手本になります。

深くそれらを考えるとお二人の対応の仕方の奥に、誠実なお人柄と暖かい人間性を感じます。

だから私は、不安な状態にいる時に、先生とお話すると心が軽くなるのだと思います。

私も何時か先生方のような、暖かい聞き方が出来る人になりたいなあ



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