手術を経験して、一年が過ぎました。尊敬する神父様方のお一人に、2年は無理をしてはいけないという、アドバイスをいただき、ゆっくりと自分を見つめている毎日です。
ブログを、書こうとするのですが、書く意欲もわかず、人との繋がりもストレス曲線(不安・怒り・身体症状・うつ状態・錯乱)の中で考えていることにも気が付かず、心の中で引きこもっているような状態です。
その最中にある出来事で、愛について考察していこうと考えるようになりました。それでも時間だけは、ずるずると過ぎていきました。がんの再発も転移もないという、折角いただいた人生、無駄に過ごしていくのかと思いつつ、何事にも意欲がわきませんでした。
そんな折、久しぶりに師へ電話をかけさせていただきました。私の質問に丁寧に答えてくださる師のなつかしい声に、安心感を久しぶりに味わい、電話を切りました。
少しずつ湧き上がってくる気づきの中で、生きている意味を考えている最中に、前向きに考え方が変わっていることに、驚きました。一歩足が前に出た感じです。
欝々と日々を過ごしていた事、私がやる気をなくしていた事を、改めて深く理解する事が出来ました。
そんな折、近くに住む前司教様にお会いする機会がありました。1時間ほどの時間の中で、穏やかに接してくださるその姿は、愛そのものを体感させていただいたようです。
‘すごい、こんな方にこれまでお会いしたことがない’と叫ぶ心の声が聴こえてきました。
その日を境に、愛についての模索を始める心が、動き出しました。
今の私は、愛(神の愛)から、遠く離れています。それ感じる事が出来ただけでも、本当に良かったと思います。少しでもお会いした前司教様の様になれたら、これからの私の人生は、意味のあるものに変わるのかなとワクワクしてきました。
さあ、また私らしく、ゆっくりと歩もう。
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