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にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

白露に 風の吹きしく秋の野は

2008-11-11 09:58:50 | 日常 雑感



今朝は廃品回収の日でした。
出した後、そのまま公園を散歩しました。
白い花に、露がついて、ああ、晩秋なんだなあと思いました。
で、また百人一首の歌を想いだしました。

白露に 風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

(秋草の上に、水晶の玉のような白露がおりている秋の野。
その秋の野に、朝の風がしきりに吹き寄せるたびに、糸にとおしてつなぎ止めていない水晶の玉が
きらめきながら散りこぼれていることよ。)

文室朝康の作です。
彼は文室康秀の子ですが詳しい伝記はほとんどわかっていません。
身分はそれほど高くない官吏だったようです。
しかし、歌人としてはかなり有名で、
「寛平御時后宮歌合」などで活躍しています。

              




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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (kissy)
2008-11-11 20:49:27
ドラマか何かで見る
ワンシーンのようにきれいですね。

まさに玉なんですね。

子供のころ、かるたにかかれていた
文屋康秀の恰好が滑稽で
大好きだったのを思い出します。
返信する
文屋康秀 (にゃんこままの部屋)
2008-11-12 08:39:57
「吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風を嵐といふらむ 」

百人一首の歌ですが、わかりやすい歌ですね。

あの小野小町とも和歌の贈答をしていたといわれ
親密だったのではということですね。
かるたに書かれていた文屋康秀の恰好からは
想像がつきませんが・・・

ちなみにこちらですよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Hyakuninisshu_022.jpg
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Unknown (kissy)
2008-11-12 18:17:49
そうそう、これですね。
たぶんひげだと思いますが

子供のころはなんだかおかしくって
笑っていました。

嵐といえばこの時期嵐山が思い出されます。
紅葉で大変な賑わいでしょうね。
御所も一般公開が始まったようですね
返信する
京都の紅葉狩り (にゃんこままの部屋)
2008-11-13 08:39:55
これから見頃ですね。
嵐山は学生のころ平日に行ったきりです。
日曜日は混み合うのでしょうね。
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Unknown (kissy)
2008-11-13 18:29:38
人を見に行ってるようなものですね。

この時期の嵐山は私はあまり好みません。

12月位がいい感じです。
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12月の嵐山 (にゃんこままの部屋)
2008-11-13 19:17:51
もう寒いんでしょうね。
でも晩秋の嵐山も風情があっていいのでしょうね。

冬に京都のどこだったか忘れましたが
湯豆腐を食べたことがあります。
お値段がびっくりするほど高かった記憶が~~
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Unknown (kissy)
2008-11-14 20:19:26
人が少なくって物悲しいですが、
その雰囲気が気に入っています。

湯豆腐といえば南禅寺でしょうかね?

私も子供のころ親に連れて行ってもらった記憶があります。
すごい人だったことだけ覚えています
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晩秋の京都 (にゃんこままの部屋)
2008-11-14 21:20:53
嵯峨野の散り紅葉は最高にきれいですね。
大学時代に、友達と行って感動しました。

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