全日本フィギュアスケート選手権大会2020
女子シングルは、紀平梨花選手が4回転サルコウを見事に決めて二連覇を成し遂げました。
昨年の初優勝は精神的にも苦しかったようで疲労が感んじられましたが、
今シーズンはスイスのランビエールコーチに指導を受けていて、そのせいか
穏やかな笑みが絶えず、改めてランビエールさんは素晴らしい人だと。
男子の宇野選手も、ランビエールコーチについてから
演技を楽しむ余裕が出てきて、リラックスした笑顔が絶えません。
ランビエールさんは現役時代は、スピンが芸術的で、世界選手権を連覇した実力者であり、
トリノオリンピックの銀メダリストです。
年齢もまだ30代後半だと思うのですが、どうしてこんなにも包容力があるコーチでいられるのでしょう。
そして、昨日の男子シングルに話は戻るのですが、羽生選手はコーチを呼ばず
今シーズン最初の試合となる全日本に向けて、たった一人で調整してきたのですね。
まさに孤高の人です。
最後に、アイスダンスに転向した高橋大輔選手は、村元哉中選手に誘われてということですが、
村元選手も元は女子シングルの選手だったことから、ああ、それで・・・とうなずけます。
ファンは見守るしかないですね。