“ 東風(こち)吹かば
匂いおこせよ 梅の花
主なしとて 春な忘れそ”
(こちふかば
においおこせよ うめのはな
あるじなしとて はるなわすれそ)
「春を告げる東の風が吹いたならば、
その匂いで思い起こしてくれ、梅の花よ。
私は九州に無実の罪で左遷されてしまうが、
主人がいなくとも、どうか春を忘れないでほしい。 」
学問の神様こと菅原道真公(845年~903年)の歌です。
その地位と才能を嫉妬されて根も葉もない冤罪によって大宰府に左遷させられる道真公が、
京都の邸宅「紅梅殿」を離れるさいに詠んだ晩年の歌です。
太宰府天満宮には、その白梅があります。とても大きな梅だそうです。
京都の庭に置いてきた梅が、太宰府にあるのだからふしぎです。
感激した道真公が、周りのものに聞いたら、
「ご主人様を慕って、一夜で飛んできたのです」
と答えたといいます。
実際は家来が運んできたのでしょうが、
それ以来この梅のことを「飛梅」と呼ぶようになったのです。
「飛梅伝説」の詳細はこちらをどうぞ。
「飛梅」
さだまさしさんもこの歌をもとにしてつくっています。
♪心字池にかかる 三つの赤い橋は
一つ目が過去で 二つ目が現在
三つ目の橋で君が 転びそうになった時
初めて君の手に触れた 僕の指
手を合わせた後で 君は神籤を引いて
大吉が出る迄と も一度引き直したね
登り詰めたらあとは 下るしかないと
下るしかないと 気づかなかった
天神様の細道♪
♪裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた
来年も二人で 来れるといいのにねと
僕の声に君は 答えられなかった
時間という樹の想い出という落葉を
拾い集めるのに夢中だったね君
あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅♪
♪或の日と同じ様に 今 鳩が舞う
東風吹けば 東風吹かば君は
何処かで想いおこしてくれるだろうか
太宰府は春 いずれにしても春♪
曲はこちらをどうぞ。
匂いおこせよ 梅の花
主なしとて 春な忘れそ”
(こちふかば
においおこせよ うめのはな
あるじなしとて はるなわすれそ)
「春を告げる東の風が吹いたならば、
その匂いで思い起こしてくれ、梅の花よ。
私は九州に無実の罪で左遷されてしまうが、
主人がいなくとも、どうか春を忘れないでほしい。 」
学問の神様こと菅原道真公(845年~903年)の歌です。
その地位と才能を嫉妬されて根も葉もない冤罪によって大宰府に左遷させられる道真公が、
京都の邸宅「紅梅殿」を離れるさいに詠んだ晩年の歌です。
太宰府天満宮には、その白梅があります。とても大きな梅だそうです。
京都の庭に置いてきた梅が、太宰府にあるのだからふしぎです。
感激した道真公が、周りのものに聞いたら、
「ご主人様を慕って、一夜で飛んできたのです」
と答えたといいます。
実際は家来が運んできたのでしょうが、
それ以来この梅のことを「飛梅」と呼ぶようになったのです。
「飛梅伝説」の詳細はこちらをどうぞ。
「飛梅」
さだまさしさんもこの歌をもとにしてつくっています。
♪心字池にかかる 三つの赤い橋は
一つ目が過去で 二つ目が現在
三つ目の橋で君が 転びそうになった時
初めて君の手に触れた 僕の指
手を合わせた後で 君は神籤を引いて
大吉が出る迄と も一度引き直したね
登り詰めたらあとは 下るしかないと
下るしかないと 気づかなかった
天神様の細道♪
♪裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた
来年も二人で 来れるといいのにねと
僕の声に君は 答えられなかった
時間という樹の想い出という落葉を
拾い集めるのに夢中だったね君
あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅♪
♪或の日と同じ様に 今 鳩が舞う
東風吹けば 東風吹かば君は
何処かで想いおこしてくれるだろうか
太宰府は春 いずれにしても春♪
曲はこちらをどうぞ。