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バーボングラス片手のロックな毎日

丸のままの搾菜GET!成城石井のザーサイ

2017-02-20 23:26:08 | FOOD&DRINK
搾菜。漢字で書くとあんまり美味そうじゃないが、中国生まれの植物(食べ物?)なんだから、敬意を払おう。
でも、搾菜よりザーサイの方がしっくりくるような気がするのは何故?

普段は切ったものを買ったりするので、元の形がどんなものなのか気にもしてなかった。
成城石井で不思議な塊を発見。
なんじゃこりゃ?
パッケージを見ると搾菜(ザーサイ/面倒だなザーサイに統一しよう)と書いてある。
初めて見た。丸のままのザーサイ。こんなのだったんだ。

早速買って帰る。
今夜はこれをアテにして飲もう。

パッケージを開けると、ドカンと大きいザーサイの塊が3個。
早速切ってみる。
どう切ったらいいんだ?スライスか?どっちからどっちに切るとかあるのか?
まぁいいや適当で。

一切れが大きいぞ。
次のやつは半分にしてからスライスしてみる。
弁当に付いてる沢庵のように細切りにもしてみる。

そういや、初めてザーサイを食べたのは梅田の中華料理店だった。(茶々という店/残念ながら現在潰れてしまってもう無い)
水餃子の美味い店だった。白菜のクリームも美味かった。そして最後にポットのジャスミンティーと一緒にザーサイが出てきた。茶ジジイと化してしまうほど、小さいお猪口みたいな湯呑みで、ジャスミンティーを飲みながら、ポリポリパリポリ。あのジャスミンティとザーサイのコンビネーションは無敵。美味かった。

それ以来、中華街とか中国食料品店とか行くたびにザーサイを探すのだが、あれより美味しいザーサイには出会わなかったのよね。
これはどうかな。ちょっと期待。

さぁ切り終わった。
行儀が悪いが、そのまま一口つまみ食い。
「・・・・」
めっちゃ辛い。いや、塩辛い。
減塩ブームの今、梅干も漬物も紅鮭も昔ほど塩辛くないが、久々に出会った塩辛さだ。
だが、美味い。

捨てたパッケージをもう一度よく見てみると、なんか書いてある。
「切ってから15-20分くらい水にさらして塩抜きして食べろ」と。

ってことは、この状態は塩抜きしてない状態の数の子を食ってるようなものか。
そういや忘れていたが、ザーサイは漬けるときに塩を思いきり入れて作るって話を聞いたことがある。そして漬かったものを一度絞ってから調味液にさらに漬け込むのだと。
「搾菜」の名前の「搾」は塩水を「搾る」ことから付いたんだって、横浜だったか神戸だったかの中華食材店で教えてもらったな。あれ?中国人の友達の家でだったかな。記憶が曖昧。

それではと、少量を水にちょっと晒してみる。
確かにちょっと塩分が薄まった気がする。付け合せにはこれくらいがちょうどいいな。チャーハンの具や、お茶漬けにはこれくらいがいいなぁ。ラーメンにも合いそうだ。中国粥でもおかゆでもおじやでも合うなぁ。

しかし俺は酒呑み。酒のアテ、お茶の友ならこの塩抜きしてないバージョンもいいのでは?
この塩分の濃さは身体に悪そうだ。(って言いながら気にしちゃいないけど)
ちびちびとしか食えないが、それもまた楽しい。
悩むところだぜ。

だが、塩辛さもレッドゾーンギリギリだが、切ったまな板がこれまたすごい色になっている。まるでニンジンやトマトを切った後のよう。洗剤で洗っても色が取れない。一体この調味液には何が入ってるのか?不安だが、見ないふりをしよう。キッチンハイターに任せておこう。うわっ、気付いたら手も真っ赤だぜ。恐るべし中国。

それよりも、一緒に何を飲むかだな。
中国食材だから紹興酒か桂花陳酒か。いやいやそれでは定番すぎる。ビール?ビールに合わない食材はケーキくらいなもんだ。いぶりがっこでも野沢菜でも白菜漬けでも合うんだから、きっと日本酒だって合うだろう。いっそ焼酎のお茶割りにするか。ジャスミンティー割りなんてちょっと冒険だな。

結果、どうなったでしょう。
はい、すべて試してみました。
結論。どれでも合う。
しかし、全部食い終わる頃には、高血圧になってるかもしれない。


信じられないがこれで200円。マジです。
多分、成城石井で販売してる食材の中で、一番安い価格だろう。



1 Comments

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Unknown (男性化してる女)
2017-02-21 12:36:54
ザーサイの原型、初めて見ました。
なんだか、す・すごいですね。
宇宙人の脳みそのよう。。
あ、すみません、おいしいといってるのに
脳みそなんて。
まぁでも、見た目が宜しくない物でも
食べれば「なに!これ!!」と
美味しいもの沢山ありますもんね。
たとえば、ナマコだとかシャコだとか・・

しかし、200円はお安いですねーーー

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