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忍びの国 大野智の無門に期待

2017-01-12 03:25:53 | MUSIC/TV/MOVIE

嵐の大野智くんが主演する忍びの国。
映画の公式サイトで特報映像とキービジュアルが発表された。

「忍びの国」は「村上海賊の娘」や「のぼうの城」の和田竜さん原作の小説。
戦国時代の忍者を描いためっちゃ面白い小説の実写映画化なんだが、キャッチコピーが

「我が名は無門。嫁さん以外怖いもん無し。」

誰が考えたかは知らないが、これはめっちゃいいキャッチだ。
原作を読んで無い人はなんのこっちゃ?って思うかもしれないが、大野くん演じる無門という忍者をすごくうまく表現してるのよ。

読んでない人のために、ちょっとだけあらすじを。ネタバレにはならないように書くのでご安心を。(多分大丈夫)

時代は戦国。織田信長の天下統一が目前に迫ってる頃の話。破竹の勢いで攻めあげる魔王・信長が、唯一手出し無用!としてた国がある。最強最悪の伊賀忍族がいるからだ。
伊賀の忍びは金で戦場に雇われ、各々の超人的能力を駆使し人を殺める集団。今で言えば傭兵とかテロ組織みたいなもんか。このころの武将はそれぞれお抱えの忍びを雇ってた。伊賀以外にも甲賀や風魔が有名ね。軒猿とか脛巾組というのも忍びの集団だ。今みたいにネットも電話もない時代。情報が何より優先されるから、諜報活動のスペシャリストの忍者は必要だ。

百地三太夫が束ねる伊賀の忍びの中でも、「伊賀一の腕」と呼ばれる「無門」と呼ばれる男がいる。この男の前では「門」など無いも同然だからだ。城だろうが邸だろうが何人詰めて守ってても無駄。
誰もが認める凄腕で、敵からも味方からも周りからも恐れられてる無門だが、実は無類の怠け者。腕がいいんだから忍び仕事をまじめにやれば十分稼げるのに、面倒くさがりや。だから女房のお国に稼ぎのなさを咎められる毎日を送ってる。

映画ではこの無敵の忍者・無門を大野くんが演じ、女房のお国を石原さとみが演じる。

信長に「攻めたらあかん」って言われてるのに、織田信雄(のぶかつ)は勝手に伊賀攻略を始めちゃう。
戦国時代お約束の裏切りや寝返り、それぞれの思惑を抱え、ついに信雄軍と伊賀忍び軍団との壮絶な戦の火蓋が切って落とされる・・・。

お父さん信長に褒められたかったんだろうけど、勝手に先走っちゃうバカ息・信雄を知念侑李。やる気のない破天荒な主人公・無門を恨む忍び・下山平兵衛を鈴木亮平、主君を裏切り織田信雄の家臣となる日置大膳を伊勢谷友介が演じる。

謀略・知略・思惑が渦巻く時代。キャラクター設定、スリリングな展開、忍術・体術などの迫力ある戦闘シーン。実際に史実にあった「天正伊賀の乱」をベースに、和田竜さんが見事に描いた傑作。ぜひ、読んでから映画を見てほしい。映画を見てから本を読んでもいいか。それは好きにしてくれ。

敵で無門の姿をはっきり見た奴はいない。何故なら無門を見た敵は必ず殺されるから。カッコイイ!
そんな凄腕忍者なんだけど、やる気はないわ、女房には弱いわ。
うーん、大野君にはぴったりの役かもしれない。映画公開が楽しみだ。




1 Comments

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Unknown (男性化してる女)
2017-01-12 06:03:05
ヤクザ、歴史、洋書は読まないんですけどねぇ
でもコレ面白そうな本ですね
早速Amazonで探してみよっと!

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