銀幕大帝α

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グミ・チョコレート・パイン

2008年07月22日 21時14分44秒 | 邦画ドラマ
07年/日本/127分/劇場公開
監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:石田卓也、黒川芽以、柄本佑、金井勇太、森岡龍

<ストーリー>
冴えない高校生の賢三はバンド仲間や憧れの彼女とふれあう中で、ほんの少しだけ成長してゆく。
<感想>
大槻ケンヂの自伝的小説を映像化した作品ですが、凄く面白くて凄くほろ苦かったです。
吉本新喜劇の芸人みたいな父親を持つ青年。
彼の仲間は女教師に恋し、日頃は輪ゴムを噛み、挙句気持ち悪くなって物凄い量のゲロを物凄い勢いで吐く、将来ハゲ決定!の電気屋の息子と、学力優秀なのにあるAVを観たが為に、将来アダルトビデオ監督を目指すこととなった眼鏡くん。

この3人を中心に物語は進んでいくが、ノイズバンドの頭がキレたメンバーとかを巻き込みながらハチャメチャな展開が目白押しで、全く飽きがこない。
何せラスト付近では宇宙人まで登場して
死んだらオナニー出来ないぞ!!
と、説得してくれる有様。
兎に角、オナニー、ノイズ、恋の三種がループする内容なので好き嫌いが分かれるかもしれないが、俺はこういうぶっ飛んだ映画大好きです!!

ストーリーはぶっ飛んではいるが、青春ものとしてもきちんと成り立っている所も素晴らしい。
自殺した女優が一年前に送ってきた意味深な手紙。
その謎が明かされる最後はホロリとさせられるんですよねぇ。

またその女優となる山口美甘子を演じた黒川芽以ちゃんが凄く可愛い。
こんな子のブルマーなら俺でも被りたくなるわ(笑)。
また声色がキュートで一言、一言に萌えるんだよなぁ。

彼女が主人公・賢三に言った
「人生はグミ・チョコレート・パインだよ」
というセリフ。
物凄く心に響きました。
正しくその通りなんだよ~。
人生をグ~で行くか、チョキで行くか、パ~で行くか。
人それぞれなんだけれど、俺はグ~でマイペースに行きたいなぁ。
焦ったってダメ。
前を進む人達に追いつき、追い越せるのは自分自身の努力にかかっているのだからね。

あ、それと、美女を恋人にしたければ普通人ではダメ!!
ジョン・カーペンターを愛する映画ヲタクになるべし!!!!!!!!

オフィシャル・サイト

評価:★★★★
08/07/22DVD鑑賞
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