銀幕大帝α

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ハドソン川の奇跡

2017年02月02日 20時17分56秒 | 洋画ドラマ
SULLY
2016年
アメリカ
96分
ドラマ
劇場公開(2016/09/24)



監督:
クリント・イーストウッド
『アメリカン・スナイパー』
製作:
フランク・マーシャル
クリント・イーストウッド

出演:
トム・ハンクスチェズレイ・“サリー”・サレンバーガー
アーロン・エッカートジェフ・スカイルズ
ローラ・リニーローリー・サレンバーガー



<ストーリー>
N.Y.の上空で飛行機が制御不能に陥り、機長・サリーはハドソン川への不時着を成功させる。だが、事故調査委員会はその是非を厳しく追及し…。

155人の命を救い、
容疑者になった男。


-感想-

事故後の様子だけを話にした作品かと思った。
中盤辺りにちゃんと事故時の様子も描いている。
衝撃的なオープニングシーンから主に機長の是非を問う物語が続くが、その中盤でのハドソン川着水の模様も含め、構成がしっかりと出来上がっている。
100分も無い作品だけど、見せるべき要点をギュッと凝縮させて引き込ませる力を与えているのは流石巨匠イーストウッド監督というべきか。

コンピューターやシュミレーションじゃ正確な答えは出ない。
現場に直接居たからこそ事実を提唱出来る。
あの状態ならば空港に引き返す事は出来たはずだと異議を唱える事故調査委員会の鼻っ面をへし折る公聴会のシーンは結果が出るまでドキドキした分、機長に誤りが全く無い事が証明された為、目頭にグッとくるものがあった。

準備、判断、そして決断。

この3点を決して怠らなかった機長の「腕」には感服。
英雄と呼ばれる事に違和感を抱いている機長。
確かに着水してからの民間企業や警察・消防関係者の素早い到着・対応も乗務員乗客全員救助という奇跡を生み出せている。
だがそこに至るまでの機長の勇気ある行動が無ければここには繋がりはしない。
だから本人は謙遜しても命を救われた乗客、それをニュース等で見届けた市民、国民は何時までも彼を英雄と称えるだろう。
記憶に残る英断を機長は下し成し遂げたのだから。

評価:★★★★★
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