ANTICHRIST/09年/デンマーク・独・仏・スウェーデン・伊・ポーランド/104分/サスペンス・ドラマ/R18+/劇場公開
監督:ラース・フォン・トリアー
脚本:ラース・フォン・トリアー
出演:シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー
<ストーリー>
子供を失くした夫婦の悲しみと苦悩を、過激なセックス&バイオレンス描写と共に描く。
<感想>
難しそうな映画だけど、例のアレをこわいもの見たさで鑑賞。
うん、訳分からん。
一種の宗教映画?
実験映画とも芸術映画とも観てとれる。
殆どBGMを無くし、自然音だけで美しく映し出される映像には引き込まれるものはあったけど、屋根に降り注ぐどんぐりとか、鹿・狐・烏の動物とか、内容に対してそれらは何を暗示しているのかが理解出来ない。
画面にはほぼ2人の姿しか映っていないけれど、デフォーはまぁ良いとして、シャルロット・ゲンズブールの狂気の沙汰が尋常では無く観ていて嫌になってくる。
笑っていたと思っていたら次の瞬間いきなり怒りだし暴力性を爆発させ、また次になると下半身丸出しにしてセックス強要。
喜怒哀楽表現が目まぐるしく変わり、プッツン所じゃないキチっぷりさはある意味不気味で恐ろしくさえも思わせてくる。
屋外に飛び出して、突然大木の下でオナニー始めるとか、異様に半裸シーンが多いが、これは精神錯乱状態を暗喩していると受け止めていいのかな?
彼女の体当たりな演技は評価するべきものはあるが、逆に1人だけ変に浮きすぎて、結局作品としては何を描こうとしていたのかが全く伝わってこなかった。
夫としてセラピストとして懇親的に妻に温かく接するデフォーの姿には希望の光がまるで見えてこないだけに痛々しくすら感じてくる。
しかも彼の努力も空しく、妻は回復する兆候すらなく益々精神を病んで行く。
彼らが辿り着いた先は苦痛からの解放。
流石に我慢の限界にきたのか、結局そうなっちゃうのね。
エデンから抜け出すかのように森を歩むデフォーの元にわらわらと姿を現す大勢の人々。
このエンディングもどういう意味があるのか。
私には到底理解出来ないストーリーが広がっていました。
向いてないというより、苦手な作風です。
で、例のアレですけど、修正が加えられているにしてもちょっとキツい。
ジョキンって一気にやってくれたからまだ直視出来たけれど、無修正だと目を背けちゃうだろうな^^;
受賞履歴:2009年 第62回 カンヌ国際映画祭女優賞 シャルロット・ゲンスブール
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★☆
11/09/07DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-09-07
メーカー:キングレコード
監督:ラース・フォン・トリアー
脚本:ラース・フォン・トリアー
出演:シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー
<ストーリー>
子供を失くした夫婦の悲しみと苦悩を、過激なセックス&バイオレンス描写と共に描く。
<感想>
難しそうな映画だけど、例のアレをこわいもの見たさで鑑賞。
うん、訳分からん。
一種の宗教映画?
実験映画とも芸術映画とも観てとれる。
殆どBGMを無くし、自然音だけで美しく映し出される映像には引き込まれるものはあったけど、屋根に降り注ぐどんぐりとか、鹿・狐・烏の動物とか、内容に対してそれらは何を暗示しているのかが理解出来ない。
画面にはほぼ2人の姿しか映っていないけれど、デフォーはまぁ良いとして、シャルロット・ゲンズブールの狂気の沙汰が尋常では無く観ていて嫌になってくる。
笑っていたと思っていたら次の瞬間いきなり怒りだし暴力性を爆発させ、また次になると下半身丸出しにしてセックス強要。
喜怒哀楽表現が目まぐるしく変わり、プッツン所じゃないキチっぷりさはある意味不気味で恐ろしくさえも思わせてくる。
屋外に飛び出して、突然大木の下でオナニー始めるとか、異様に半裸シーンが多いが、これは精神錯乱状態を暗喩していると受け止めていいのかな?
彼女の体当たりな演技は評価するべきものはあるが、逆に1人だけ変に浮きすぎて、結局作品としては何を描こうとしていたのかが全く伝わってこなかった。
夫としてセラピストとして懇親的に妻に温かく接するデフォーの姿には希望の光がまるで見えてこないだけに痛々しくすら感じてくる。
しかも彼の努力も空しく、妻は回復する兆候すらなく益々精神を病んで行く。
彼らが辿り着いた先は苦痛からの解放。
流石に我慢の限界にきたのか、結局そうなっちゃうのね。
エデンから抜け出すかのように森を歩むデフォーの元にわらわらと姿を現す大勢の人々。
このエンディングもどういう意味があるのか。
私には到底理解出来ないストーリーが広がっていました。
向いてないというより、苦手な作風です。
で、例のアレですけど、修正が加えられているにしてもちょっとキツい。
ジョキンって一気にやってくれたからまだ直視出来たけれど、無修正だと目を背けちゃうだろうな^^;
受賞履歴:2009年 第62回 カンヌ国際映画祭女優賞 シャルロット・ゲンスブール
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★☆
11/09/07DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-09-07
メーカー:キングレコード
アンチとタイトルがついてるとおり、一種の宗教映画なんでしょうけれど、
ヒロ之さんの評価だといまいちっぽそうですね
難しいテーマなのかな
色んな意味で痛々しそうな作品ですね
あと、またTBとコメントも弾かれているようでgooサポートに連絡しました><
私も無修正版は直視出来ないと思います。
もちろん宗教的な意味合いが非常に強いんで受け取り方には様々あるでしょうね。
DVDでたんですね、もう一度観なきゃ!
一気にやってくれたので何とか観れましたが、あれが長々だと修正されていても観てらんないと思います。
もうちょっと分かり易いストーリーなら、評価も変わって来たかもしれませんが^^;
もう一度観ますか!?
私はもういいです(笑)。
いまいちというか、意味不明というか、自分には理解出来ない世界が広がった映画でしたね。
好みの問題もあると思いますよ。
makiさんは意外と独特な世界観にハマルかもしれませんね。
異様な空気漂うこの作品を是非、その目でお確かめ下さい^^
あれ?
またですか?
きちんと解決されたのかと・・・。
どうなっているんでしょう?
あの奥さん一体どうしちゃったんだろう。なんで子供の靴を左右逆に履かせてたの?あんな悪魔みたいな部分を持っていたなんて・・・
人間て何がきっかけで本能が目覚めるのかわからないね。
とんでもなく凄まじいものを観た!
って感じの映画でしたね。
観た後は何時までも後を引き不快感で一杯になるという
まさにトリアー監督の手中にハマってしまったようでした。
実はトリアー監督の作品ってあんまり好きじゃないのです。
でも新作が出ると毎回観てしまいます。ハハ
・・・ホントは好きなんだろうって?笑
それにしても痛いシーンが多かったですね。
チョッキン☆やら足ズコーンやら赤ん坊密かに虐待?やら
極限の痛みを与えるのが本当に巧く嫌らしいです。
私もかなり「?」な部分ばかりの
感想になりました
いわんとしていることはわかるのだけど、
だからどうだという部分がわからないんですよね…
宗教がテーマになってくると、どうしてもわからないことだらけになってしまって
しかも内容がアレでしょ、かなり難しい作品だと思いました
ジョキンは背中ゾワゾワ~としましたよ!
奥さんは子供に虐待していたんだろうね。
その自念の責に駆られて精神を病んじゃったのかもしんないね。
物凄く狂気と絶望に満ち溢れた作品でした。
観ている私もぐったりしちゃうような
トリアー監督作はこれが初です。
過去の作品もこんな感じなんでしょうか。
私には・・・向いてないかも
痛いシーン連続でしたね~
平気でやっちゃう奥さんの心理状態が本当に恐ろしかったです
makiさんもやはり「?」になっちゃいましたか。
私は、結局何だったのかが全くこの世界からは掴めませんでした。
宗教が絡んで来ると、どうにも苦手な作風になっちゃいます。
映像の美しさには魅せられましたけどね~。
観終わった後はドッと疲れました^^;