銀幕大帝α

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アイスマン 超空の戦士

2015年05月21日 22時31分16秒 | 亜細亜アクション
3D急凍奇侠/冷封侠3D情深四百年/3D冷封侠/冷封:重生之門/ICEMAN 3D
2014年
中国/香港
104分
アクション/ファンタジー
劇場公開(2015/03/07)



監督:
ロー・ウィンチョン
『キング・オブ・ヴァジュラ 金剛王』
出演:
ドニー・イェン
ワン・バオチャン
ホアン・シェンイー




<ストーリー>
明朝の秘密警察、ホー・インは濡れ衣を着せられ、義兄弟たちに追われる中、雪崩に巻き込まれてしまう。冷凍保存されていた彼は400年後の香港で目覚めるが、遅れて目覚めた義兄弟たちがその行方を追い始め…。

-感想-

時代劇なのかと思ってたら現代劇でした。

400年の長き眠り(冷凍睡眠)から目覚めた男たちが現代の香港で壮絶なバトルを繰り広げる。

CGバリバリ。
合成バリバリ。
そしてコメディ要素バリバリである。

随所でドニーが飛び跳ねまくっている。
それも有り得ない高さでぴょ~んぴょ~んと。
ゴキブリみたいに壁を這い回るってのもあった。
金は腐る程あるのに、移動する時は常にバスの屋根の上という意味不明さ。
しつこい位に出てくるガラス割りは、監督のアイデアがそれ程に無かった証拠か?
いや別にこれら否定している訳ではない。
ただ同じものを何度も見せ過ぎ。

本編一番の見所は終盤でハイウェイにて始まる義兄弟達によるクンフーアクションだろう。
ドニーはチェーンを振り回し、2人の義兄弟は縦と巨大な斧で応戦してくる。
もう1人の義兄弟は何故かヘリからのスナイパー。
この3人対ドニーによる構図は中々の白熱戦で面白いっちゃあ面白いが、ちょっと演出過剰気味で正直な所期待外れな感はあった。
他の香港スター主役の映画ならこれでもOKなんだろうが、ドニーが主役を張っているからには、生身のクンフーアクションを見たかったし、堪能させて欲しかったというのが私なりの本音。
先に書いた様に有り得ない動きで戦われても、ドニーファンとしては「そうじゃないだろ、ドニー位は普通のアクションをやってくれよ」と本気で思ったし、全編通しても殆どそういうシーンが無かった(無さ過ぎた)からガッカリした気持ちは大きかった。
ジャンルがSFでもありファンタジーでもあるから多少は致し方ないかもしれないが、でもやっぱりドニーが出ているなら本格的なアクションが観たい。

さて、本作。
これでお終いです、ならば糞映画確定な所だが(物語の途中で終わる)、どうやら前後編の前編として公開されたものらしい。
中国では後編の公開が今年中にされる事が決定済み(日本での公開は知らん)。
なので私なりの評価は後編もきちんと鑑賞してから判断したいけども、取り敢えず★3つにしておいた。
不満はあるが嫌いではないので。
にしても場所移動多過ぎ、時代移動も頻繁に有り過ぎて話の進み方に落ち着きが無かったので、後編ではその辺が改善されている事を願う。


中国人って本当に蒼井そらが好きなんだな(笑)。

評価:★★★
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関連作:
『アイスマン(2014)』(第1作)
『アイスマン 宇宙最速の戦士(2018)』(第2作)

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