銀幕大帝α

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ダークハウス

2015年11月26日 15時10分00秒 | 洋画ホラー
DEMONIC
2015年
アメリカ/イギリス
83分
ホラー/サスペンス
劇場未公開



監督:
ウィル・キャノン
『血と銃 BROTHERHOOD』
製作:
ジェームズ・ワン
脚本:
ウィル・キャノン
出演:
フランク・グリロ
ダスティン・ミリガン
コディ・ホーン
ミーガン・パーク
スコット・ミシュロウィック
アーロン・ヨー
マリア・ベロ




<ストーリー>
連続殺人事件が起きたという館に入り込み、心霊現象があるのかを確かめようとする若者たち。
しかし案の定惨劇が起こってしまう。
現場で唯一生き残っていた青年・ジョンに話を聞くルイス刑事だが―。


"『ダークハウス』予告編" を YouTube で見る


-感想-

すまんが良く分からない部分がある。

全員殺さなきゃいけないってのは分かる。
スーパーまで逃げた仲間に無線機を使わせる事で警察の手により撃ち殺させようと画策するのも分かる。
殺させるための演技だったんだろうなってのも分かる。
でもね、ちょっと待てよ、と。
なんか射殺される事前提に話が進んでない?
これ、射殺されなかったら悪魔本体はどうしてたんだ、て凄く疑問に感じるのよ。
刑事が絶対に撃つっていう保証はないやん。
仮に撃ったとしても殺すかどうかまでは流石に予想通りとまではいかんでしょうよ。

ここのシーンだけはどうにも腑に落ちない。
悪魔の都合のみで展開が成立しちゃってる。
悪魔だからそこもちゃんと計算してたんだよ、どうなるのかも読めてたんだよ、て言われてもねぇ、そうだよね!とは素直に頷けない私はややこしい性格。

その他は納得の行く範囲内で収まっていたけれど。

雰囲気は上手く作られていたけれど、怖さはない。
驚かされる演出はあちこちに用意されてましたが、そういうのは多くて全体的な恐怖度は薄いんだろうなぁてのは観る前から予測出来ていたので、まぁこんなもんかなと、案の定期待以上のものは得られなかった。

悪魔が降臨して誰に取り憑いているのかを楽しむ作品。
結果的には取り憑いているんじゃなくて、誰かに成り代わっているてのが大きなポイントで、若者達の降霊術をして惨劇が始まるパートと、その後の刑事や心理学者による生存者への尋問パートとを交互に見せる事で、どうにかして視聴者に対し悪魔の居所を分からなくさせようとする製作サイドの演出努力は買いたい。
見抜けたら当然ツマラナイだろうし、見抜けなかったら驚愕のオチに戦慄を覚えるかもしれない。
私は恥ずかしながら後者でした(笑)。

評価:★★☆
15/11/26DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2015-05-13
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (maki)
2015-11-26 16:37:28
このオチ(生き残った奴が~)じゃなく、
裏オチ(妊娠した彼女が悪魔の罠~)があってこその作品かなあ。
それがなかったらつまらん作品でした

確かに、全員殺すってのが前提であるから、
射殺されるかどうかはわからないけれども
死ぬ事は確定されてたんでしょうね
返信する
>makiさんへ (ヒロ之)
2015-11-27 14:38:57
こんにちは!
コメントありがとうございます。
オチ有っての作品かもしれませんね。
まぁこの程度の内容ならば劇場未公開&ツタヤ限定ってのも頷けます。

死ぬことは決まってたんでしょうけども、なんかあそこだけ無理やり過ぎないか、と思ってしまいました。
返信する

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