屍/RIGOR MORTIS
2013年
香港
101分
ホラー/ファンタジー
R15+
劇場公開(2014/10/25)
監督:
ジュノ・マック
製作:
清水崇
脚本:
ジュノ・マック
出演:
チン・シュウホウ
クララ・ウェイ
パウ・ヘイチン
アンソニー・チェン
<ストーリー>
死に場所を求め、幽霊が出ると噂の団地に足を踏み入れた男が壮絶な闘いに巻き込まれていく。
-感想-
2013年
香港
101分
ホラー/ファンタジー
R15+
劇場公開(2014/10/25)
監督:
ジュノ・マック
製作:
清水崇
脚本:
ジュノ・マック
出演:
チン・シュウホウ
クララ・ウェイ
パウ・ヘイチン
アンソニー・チェン
<ストーリー>
死に場所を求め、幽霊が出ると噂の団地に足を踏み入れた男が壮絶な闘いに巻き込まれていく。
-感想-
おばさんが寂しさから自分勝手にキョンシー化させた旦那が凶暴になっちまったので、霊幻道士の力を借りて俺様がやっつけちゃうぜ!!
・・・ていう夢を見た。
賛否両論ありそうなオチだわ。
全てを無にしちゃう形になっているけれども、それだと何でその最期に見た主人公の夢に、彼と繋がりのない人(顔合わせ程度)がああいう“役”で登場したのかが結び付いてこないのよね。
これも含め、所々分かんない描写も在り、素直に楽しめたとは思えなかった。
主人公の妄想が膨らみ過ぎてああいう筋書きになったとも考えられるけれども、観る側からすればしっくりこない作品ではある。
唯、これが妄想映画だと割り切って捉えると、映像センス・ビジュアルの独創性には素晴らしいものを感じさせられますし、“非現実的である”という解釈も生まれ、これら全部が“創られた世界”という意味では映像と比例していて納得もいくかな(オチありき、にはなるけれども)。
アジア特有というか、清水崇特有のじめっとした中にある美的演出には度々惹かれるものは確かにあった事だけは「良い部分」として付け足しておきます。
両足ぴょんぴょん跳ねるキョンシーは一瞬だけで、双子幽霊と合体している為に、殆どがモンスター風。
『霊幻道士』や『幽幻道士』のようなコミカルさも皆無で、ひたすらダークさとグロさ2つを主にして構成されたリブート作品。
笑いを求めても一切無駄なので、ホラー慣れしていない人はある程度の覚悟を持って臨んで下さい。
評価:★★★
15/02/05DVD鑑賞(新作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2015-02-04
メーカー:松竹
それも含めて全体としては、なかなかどうして、好き!でした!
映像雰囲気は凄く良かっただけに、若干の説明不足感が勿体無いですよね
個人的には、そこまで霊幻道士に詳しくはないですが、
霊幻道士の道士役者さんがたがこぞって出演しているのも含めて、数々の道士アイテムがでてきて役にたつところが、
キョンシーだ!と、怖さよりも喜びのほうが勝っちゃいました(笑)
真剣に見てたら、夢オチかいっ!て思いましたが、そうですね、そんなに滅茶苦茶酷い作品ではなかったです。
ただ記事にもあるように、全部が全部、楽しめたという感想は抱けなかったですね。
やはり展開に無理があり過ぎたからでしょうか。
霊幻道士は1作目だけ借りて観た記憶があります。
そこまで思い入れがないのですが、その作品に出ていた役者さんがこちらにも出ているようですね。
一瞬だけの両足ぴょんぴょんキョンシーには、お!てなりました^^
そうか、昔のキョンシーは
ぴょこん、ぺたん、ぴったんこ → ど根性キョンシー か?
今のキョンシーにはあまり根性を感じません。
今回もぴょんぴょんしているのかと思ってましたが、一瞬だけでした。
後はもうキョンシーとは言えない感じでしたね^^;
昔のキョンシーはタフでしたよ。
倒れても倒れてもしつこく起き上がって襲ってきてましたもの。
そういや、お札を額につけるのが無くなっちゃってましたね。
ダークホラーなところもそうですが、人生に疲れた主人公の妄想だったという救えない感じも個人的に好きです。
というか、そんな孤独な男の背徳な姿が好きな感じでした。
コメントありがとうございます。
おっ!ねこっちゃさんにとっては昨年のホラー映画の中ではベストでしたか!
確かに孤独な男が主人公だからこその、救えない寂しい話ではありましたね。
私は雰囲気は凄く好きなのですが、オチがどうにも・・・^^;
結局どっちつかずな評価になってしまいました。
でもまぁ、キョンシーといえば手を前に出してぴょん、ぴょんですよね^^
オチについてはそれが気にならないほど私は楽しめました。主人公が団地の部屋に上がるまでに見かけた人々全員を自分劇場に登場させた感じでしたね。
リブートってことは続編あるのかな?
コメントありがとうございます。
えぇ!?そうなんですか!
キョンシーといえば、もう両手前ピョンのイメージが強過ぎて^^;
幽幻道士の観すぎかしら(笑)。
なんで検死官の人もその夢の中に出てきたのかが謎でしっくりこないんですよねぇ。
続編はどうでしょうか。
主人公が死んでますし、何とも言えない感じです。
ギレルモ・デル・トロ的なダークファンタジーを
撮ろうとしたんだと思いますが、
「ダーク」と「ファンタジー」ばかりに気が行って
肝心の映画としてのエンターテイメントがないがしろにされた感じです。
せっかくの題材なのにもったいないですね。
コメントありがとうございます。
着眼点は良いとは思うんですよ。
ただ雰囲気に捉われすぎて肝心のストーリーがおざなりになっちゃっているように感じるんですよねぇ。
シンプルなストーリーでこの雰囲気のまま、かつ飛び跳ねるキョンシーをもっと前面に出してくれたら、また違った良さが出たのでは、とは思います。