イタズラなKiss THE MOVIE ～ハイスクール編～

２０１６年
日本
１０３分
ロマンス／コメディ／学園
劇場公開（2016/11/25）




監督：
溝口稔
脚本：
溝口稔
出演：
佐藤寛太：入江直樹
美沙玲奈：相原琴子
山口乃々華：石川理美
大倉士門：池沢金之助
灯敦生：小森じんこ
石塚英彦：入江重樹
石田ひかり：入江紀子
陣内孝則：相原重雄



＜ストーリー＞
おバカ女子高生の相原琴子は、入学以来ずっと想いを寄せていたIQ200の天才・入江直樹に告白するもあえなく撃沈。さらに引越し先の新居が欠陥住宅だったことから住む家もなくなり…。

決して手の届かないあなたに、恋をした。

―感想―

石田ひかりが林家パー子みたいになっとるがや。
こんなにも演技がバカみたいに弾けた石田ひかりを観るのは初めてかも。

琴子は直樹の何処に惚れたんだ？
その辺が曖昧というか有耶無耶になっているというか、納得行かないものはある。
全く正反対の性格なのに、しかも態度悪いわ天才だからと図に乗っているわで、惹かれる要素が私には分からない。
そこはある程度のそういう所が好きなのね、と思わせてくれる描写が欲しいわな。

相手にもしてくれなかった憧れの男子とまさかの同居。
親同士が幼馴染というこの突然の御都合主義と、その子供が直樹だという強引さ。
如何にも少女漫画らしい展開だ。
これらが偶然（いや不自然か）重ならなかったら、一生琴子は直樹の眼中にも入らなかっただろうな。

「もう入江君の事なんて嫌い！忘れてやる！！」
「ふ～ん、あっそ」

なんやねんこいつ。
「これで俺の事忘れなくなるだろ」みたいなキザさ、ムカつく！
という私の心情とは裏腹に琴子はキュンキュンしております。
琴子の脳は単純かっｗｗ

晴れて高校を卒業し、大学も同じになった２人。
この２人の関係に、姪っ子やセンター試験で鉛筆を貸してくれた女子が絡んできて邪魔をする、そういう展開が２作目、３作目で見せられる事になるのだろうか。

まあのんびりと観れる作品ではあったが、琴子を演じた美沙玲奈がそんなに可愛くないのがねぇ、ちょっとマイナス。
突然の夕立で全身びしょ濡れになった時は少し「おっ！」て思ったけれど、全体的に見ると魅力薄い。
喋り方も少しあざといし、俺的には好みな女子ではないんだけれど、続編では「随分化けたなぁ」と驚かされるキャラの変化を期待したい。

ゲオのプレゼント企画でこの映画のクリアファイルが当たったのもあって、折角だし観てみるかと借りてはみたが、まあまあ普通なロマンスコメディて感じでした。

しかし、最近、俺てこういう青春ものばかり観ているな。
愛に飢えてるんでしょうかねぇ（笑）。

評価：★★★
１８／０１／１８ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2017-03-14
メーカー：ギャガ

オフィシャル・サイト

関連作：
『イタズラなKiss THE MOVIE　～ハイスクール編～(2016)』
『イタズラなKiss THE MOVIE 2　～キャンパス編～(2017)』
『イタズラなKiss THE MOVIE 3　～プロポーズ編～(2017)』

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