THE BROKEN/08年/英・仏/88分/劇場公開
監督:ショーン・エリス
出演:レナ・ヘディ、リチャード・ジェンキンス、ミシェル・ダンカン、メルヴィル・プポー、アシエル・ニューマン
<ストーリー>
父の誕生日パーティーの最中、突然会場のいわくつきの鏡が割れX線技師の女性に災難が降り掛かる。
<感想>
世界的なフォトグラファーとしても活躍するショーン・エリスが、監督としてもその名を世に知らしめた秀作『フローズン・タイム』に続く、劇場用長編第2作目。
流石名を馳せる若手の中でも一際才能を開花させている写真家だけあって、所々のアート的な描写には目が引き寄せられます。
繰り返し色んな角度やスローモーションで見せる車での正面衝突事故シーン。
何故、そんなにこのシーンに拘るのか、何か深い意味があるのか?
あるんですね~。
ラストでこのシーンがいかに重要だったのかが分かった時の衝撃は言葉では言い表せないほど。
この物語はどんな顛末を迎えるのか、ヒロインはどんな運命に左右されているのか、
「早くラストを見せて!」
という逸る気持ちを抑えながらも濃密に計算し尽くされた展開にグイグイ引き込まれていく。
そして、遂に明かされるショッキングなラスト。
「え?ちょっ待って!え?え?ぁあああ!そういうことかぁ」
頭の中で整理整頓するまでにかなりの時間を要したが、理解出来た時の驚きの高さは半端じゃなかったですよ。
謎に満ちた物語の中に幾つもの恐怖があり、それが徐々に進むにつれ膨れ上がる。
グングン押し寄せてくる恐怖の波に勝てず、本当に怖かった。
流石芸術家の監督だけはあります。
鏡をモチーフにした奇抜な発想ながらも、同じ画を何度も流し見せることにより、我々に不安感を生み付け、そして最後で一気に安心感に変えるも、新たなる恐ろしさへとその姿は変える。
別人になった家族を見て逃げ出すヒロインの弟の姿を見届けた時、迷信が現実に成り得る残酷というものを肌で感じました。
因みにこの弟の恋人が入浴中、口内にマッハパンチを食らう場面がかなり強烈。
唐突に‘それ’が起きたので度肝抜かれました!
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★☆
09/05/22DVD鑑賞
ショーン・エリス サスペンス・スリラー PG-12 レナ・ヘディ DVD新作
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監督:ショーン・エリス
出演:レナ・ヘディ、リチャード・ジェンキンス、ミシェル・ダンカン、メルヴィル・プポー、アシエル・ニューマン
<ストーリー>
父の誕生日パーティーの最中、突然会場のいわくつきの鏡が割れX線技師の女性に災難が降り掛かる。
<感想>
世界的なフォトグラファーとしても活躍するショーン・エリスが、監督としてもその名を世に知らしめた秀作『フローズン・タイム』に続く、劇場用長編第2作目。
流石名を馳せる若手の中でも一際才能を開花させている写真家だけあって、所々のアート的な描写には目が引き寄せられます。
繰り返し色んな角度やスローモーションで見せる車での正面衝突事故シーン。
何故、そんなにこのシーンに拘るのか、何か深い意味があるのか?
あるんですね~。
ラストでこのシーンがいかに重要だったのかが分かった時の衝撃は言葉では言い表せないほど。
この物語はどんな顛末を迎えるのか、ヒロインはどんな運命に左右されているのか、
「早くラストを見せて!」
という逸る気持ちを抑えながらも濃密に計算し尽くされた展開にグイグイ引き込まれていく。
そして、遂に明かされるショッキングなラスト。
「え?ちょっ待って!え?え?ぁあああ!そういうことかぁ」
頭の中で整理整頓するまでにかなりの時間を要したが、理解出来た時の驚きの高さは半端じゃなかったですよ。
謎に満ちた物語の中に幾つもの恐怖があり、それが徐々に進むにつれ膨れ上がる。
グングン押し寄せてくる恐怖の波に勝てず、本当に怖かった。
流石芸術家の監督だけはあります。
鏡をモチーフにした奇抜な発想ながらも、同じ画を何度も流し見せることにより、我々に不安感を生み付け、そして最後で一気に安心感に変えるも、新たなる恐ろしさへとその姿は変える。
別人になった家族を見て逃げ出すヒロインの弟の姿を見届けた時、迷信が現実に成り得る残酷というものを肌で感じました。
因みにこの弟の恋人が入浴中、口内にマッハパンチを食らう場面がかなり強烈。
唐突に‘それ’が起きたので度肝抜かれました!
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★☆
09/05/22DVD鑑賞
ショーン・エリス サスペンス・スリラー PG-12 レナ・ヘディ DVD新作
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ショーン・エリス監督、前作はファンタジー・コメディ、本作はサスペンス・スリラーと、
どのジャンルも見事ですよね、、すっかりファンになりましたよぉ
例の入浴シーン。
全体がスタイリッシュなタッチなだけに、
唐突にあれは「ヒイイイイ!」と効きますよねー!
痛いってものじゃないレベル・・・・・
そうそう、赤い色が不吉なキーワードでしたねん
フォトグラファーらしい、アート的な描写も素晴らしかったですね
あの入浴シーンは、それまでの展開に合わない強烈な描写だったんでビックリしました。
女優さん、口に腕突っ込まれてウゴウゴ言ってるし、浴槽には血だまりが~~~
でも、なんかこういうの好きだったりして
割れた鏡と、赤い車。
何度も何度も流し、不吉な予兆を表現していましたね~。
いやー、改めてヒィィィーですわ。
お風呂に入った時点で何かあるだろうとは思っていたけど・・・
まさかこんなキョーレツなものが来るとはね、、
てっきりオカルト風味のサスペンスで終わって行くと思っていたよん。
これはわしらにとっては嬉しいプレゼント?だわね~~~うふふ
こういうアイデアも芸術家監督だからこそ思いつくのでしょうか。
この写真のシーン、一瞬なんでパチリするのに苦労しましたが、お気に召して下さったようで嬉しいデス
観ましたよ~これ。
今回も楽しめました!。今回はここまでサスペンスホラー色が強くでるとは思わなかった!。
徐々に徐々に引き込まれていく感じでね。
あのお口にパンチはびっくり!そこでそんな殺し方すんの!って感じでした(笑)
あと、放置してた映画のブログ再開しました。
またよろしくです。
観ましたか~。
前作がファンタジー風でしたからねぇ。
がらりとジャンルが変わっていましたね。
中々のストーリー構成で、面白かったです。
カマラマン監督さんだけに、ちょっと映像表現も独特でしたし。
お!映画ブログ復活ですか!!
ではでは、また後ほど伺わせて頂きますぅ。
これ、どこで”変わってたのか”よくわからなかったので、DVD鑑賞だったし、それらしいところを見直しちゃいました(^_^;)
やっぱり事故のシーン?!
何度も何度も映るあのシーン。
あれ?違う、前の事故のシーンと・・と
ぞわぞわ感が増しました~。
怖かった・・。
やっぱり鏡を割るのはダメですねぇ。
でも、あの大鏡は何で割れちゃったんでしょうね~。
何もしないであんなことになったら、大騒ぎしちゃいます、私(^^ゞ
結構彼らは冷静?でしたよね~。
あり得ん!って思っちゃった(笑)
やっぱり迷信にはちゃんとそれなりの理由がありそう・・。
中々怖い作品でしたよねぇ。
事故のシーンが印象的でしたが、あそこに最大のヒントが隠されていました。
ちょっと見、良く分からない内容ですが、ジックリ観ると成程感が味わえますね。
鏡を割るってのは不吉とよく言われますよね。
私も、鏡が割れるとかなりブルーになります。
映像特典で、監督が鏡を使っての芸術フォト撮影をしてましたけれど、ああいう使い方なら安心できちゃいますよね。