明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

李白と杜甫

2010年05月08日 | Weblog

新緑の季節になりました。

今日から、テンプレートを変更します。

宜しくお願いします。

 

今日は、昨日と打って変わって良い天気になりました。

月に1度の漢詩を読む会の日です。

今日は、杜甫の詩を数編読みました。

     

これは、中国から1983年に発行された

李白と杜甫の切手です。

(切手は、クリックで拡大します。)

 

李白と杜甫といえば、

芥川賞作家・清岡卓行の『李杜の国で』を

思い出します。

      

安野光雅さんの挿絵のこの本は

大連生まれの作者の豊饒な中国の旅を描いています。

 

李白と杜甫の詩は、日本人の心の中に

知らず知らずのうちにに定着しています。

 

杜甫の詩の中にある『人生七十古来希なり』は、

日本語の『古希』の語源です。

 

芭蕉の《奥の細道》には、李白と杜甫の詩を引用した箇所が

多くあります。

《奥の細道》冒頭の、『月日は百代の過客にして、

行きかふ年も又旅人也。』は李白の詩の引用ですし、

平泉で書き記した『国破れて山河あり。城春にして草青みたり。』は

杜甫の詩の引用です。

 

     

昭和62年に発行された芭蕉切手のFDCです。

(切手図はクリックで拡大します。)

 

唐代の漢詩を読むと、日本文学に与えた影響の深さに

驚きます。

 

学生時代に読んだ漢詩を、また読む機会に恵まれて

懐かしく幸せに思いました。


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