9日(土)に行ったグリーンウエーブコンサートで
いただいた百合の花が3輪も咲きました。
大輪の黄色い百合の花です。
部屋が明るくなりました。
ベランダでは、レインリリーが50輪も
花を咲かせています。
このレインリリーは、
古典を読む会《歩む会》の
TAさんに球根を頂き、
ベランダの植木鉢に植えましたら、
毎年、綺麗な花を咲かせています。
この花は、ゼフィランサス(サフランモドキ)
という正式な名前を持っています。
ヒガンバナ科の植物で、全草に毒性があるそう。
TAさんが、お亡くなりになってから
10年程も経つでしょうか?
TAさんを偲んで、
この花を眺めています。
中国の唐代の詩人「劉希夷」の詩、
《代悲白頭翁》 (白頭の翁に代わりて悲しむ)の
一部分をいつも思い出します。
「年年歳歳花相似 (年年 歳歳 花相似たり)
歳歳年年人不同 (歳歳 年年 人同じからず)」
この年になりますと、
この詩が身に迫って感じられて悲しいです。
劉希夷のこの詩は、あまりにも素晴らしかったので、
叔父の宋之問が、譲ってくれといいましたが、
劉希夷は断りました。
すると怒った叔父は、下僕を遣わして劉希夷を
殺させたという説があります。
またまた、漢詩を書いてしまいました。
別に衒学的な文を書くつもりではありません。
ごめんください。